2023年を振り返って

2023年は自分なりに充実した年だった。
具体的な成果を残せたことがその理由だ。
私が経営する会社は過去最高の業績だった。もちろん外部環境に恵まれたことが大きいが、社内での改善や新たな取り組みが奏功したことも大きい。
具体的には、私が抱えていた業務をスタッフに任せることだ。
スタッフに依頼することで2つのメリットが生まれた。
まず1つ目は仕事の良し悪しを客観視することができた。自分で作業をすると、どうしても甘い判定をしてしまう。なんとかして結果を出してしまうのでプロセスがなあなあになりやすい。まあ、結果オーライ的な思考で、物事を進めてしまうのだ。
スタッフに依頼するにあたり「頼んだぞ!」で上手く行くとは思えないので、自分自身が過去どのような方法で結果を出してきたのか言語化して伝える必要があった。もちろんそれが正解とは限らないが、作業標準なるため、路頭に迷うことはないだろう。実際、より上手いやり方で進めてくれるスタッフもいた。

任せることのメリット2つ目は自分の時間に余裕ができたことだ。自分自身が作業に追われていては会社の未来を考えたりできない。これについてはまだまだ作業を抱えすぎだと思っている。
なかなか手放せない仕事として
その1:支払い業務
その2:既存顧客の営業
がある。
その1の支払い業務については、振込手続きまではスタッフに任せているが、オンラインバンクの最終承認は私が行っている。
京セラ創業者の稲盛さんが言うように、不正が起きない、起こさせないシステムとしたいが、小規模な会社故になかなか難しい。どなたか良い方法があれば教えて頂きたいものである。
その2の既存顧客の営業について、社長の私以外の社員が訪問するのを顧客側が良しとしない雰囲気がある。社長の私が出向かなくなることで、「低く見られたもんだな」と言われかねないのだ。相手が高齢の重鎮だとホントに難しい。逆に、こうした訪問をきちんと行っているためにコンスタントなお仕事を頂けているのではあるが。

今年はこういった対応困難と思っていた課題を解決していこうと思う。

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