マイダンジョンカード的恋愛論／36『やってみよう』

・マイダンジョンカードとは

黒羽さえり先生が開発したヒューマンデザインを元にした統計学の一種。

自分の生年月日からその人の生まれ持った才能を導き出します。

・36『やってみよう』

このアイテムを持っている人は、やりたいことが出てきたら、感情的にエモーショナルに周りに訴えかけてから、やりましょう。

やってみれば何かの鍵が開きます。

・エピソード

川端みく（『やってみよう』持ちの女子大生）
大石和也（川端みくと最近付き合い始めた彼氏）

平日の夜にLINE通話で…

みく「ねえねえ、和也くん」

和也「なになに？どうしたの、みくちゃん？」

みく「あのね、みく、今度ダーツやってみたいんだぁ」

和也「ダーツ？」

みく「うん。和也くんやったことある？」

和也「いや、本格的なのはないけど、ダーツバーとかネットで調べてみようか？」

みく「うんうん。みくも調べてみるけど、ネット検索とかあんまり得意じゃなくて…」

和也「いいよ、いいよ。調べとくよ」

みく「わーい。ありがとー」

数日後…

みく「和也くん、今日はありがとー。ダーツバーめちゃ面白かったね」

和也「うん。面白かったね」

みく「そんで今度ねー。みくねー。パラグライダーってやつ一度やってみたいの」

和也「パ、パラグライダー？空飛ぶやつ？」

みく「そうそう。和也くん、やったことある？」

和也「い、いやー。やったことないっていうか、ちょっと俺、高い所はぁ…」

みく「えっ？苦手なの？高い所？」

和也「う、うん。まあ、どっちかというと得意ではないかな？」

みく「えっ？絶対無理なの？」

和也「絶対に無理とかではないと思うけど…」

みく「そうなんだぁ。ちょっと残念…」

和也「…」


みく「でも、みくね、一度パラグライダーやってみたいのよね。お空を飛んでみたいのよねー」

和也「お空をかぁ…」

みく「うんうん」

和也「あっ、みくちゃん良かったら、現地まで一緒に同行するよ」

みく「えっ？いいの？和也くん、高いとこ怖いんじゃないの？」

和也「うん。だから、一緒に行って俺は地上から、みくちゃんが飛んでるとこ動画で撮影するよ」

みく「えーー。いいのーー。嬉しいーー」

和也「うん。いいよ。なんか、みくちゃんにやりたいって言われたら、どうしても叶えてあげたくなるんだよ」

みく「ありがとー」

・想いを込めて宣言すればほとんどのことはできる

このアイテムも周りの人に黙って勝手に何かして、後でバレると怒られます。

先に宣言してからやりましょう。

※記事の内容はあくまでも私の個人的解釈になります。

解説動画もあります。

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