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マイダンジョンカード的恋愛論/必殺技『編集室』

・マイダンジョンカードとは

黒羽さえり先生が開発したヒューマンデザインを元にした統計学の一種。

自分の生年月日からその人の生まれ持った才能を導き出します。

黒羽さえり先生のサイト

https://www.youtube.com/@godseal55/videos


・必殺技『編集室』

この必殺技を持っている人は、意識のクラウド上にチャネリングソースを持っていて、過去のログに非常にアクティブにアクセスできる能力があります。

マヤ文明、インダス文明、メソポタミア文明などから過去の情報を引っ張って来れます。

過去と現在、点と点を繋いでストーリーにする能力があります。


・エピソード

岡田美鈴(必殺技『編集室』持ち)
北村美恵(岡田美鈴の親友)
吉村太郎(岡田美鈴の幼馴染)
加藤義男(吉村太郎の学生時代の友人)

とある洋風居酒屋で

岡田美鈴「美恵、今日はごめんね。無理やり付き合わせて」

北村美恵「いいよ、いいよ。私も今、特定の彼氏とかいないし」

岡田美鈴「そう言ってもらえるとありがたいわ」

北村美恵「吉村くんだっけ? 美鈴の幼馴染」

岡田美鈴「そうそう。この前、地元の同窓会で久しぶりに会って、私が今年の秋に結婚するって言ったら、『お前だけ、ズルいぞ。女の子、紹介しろ』って言われて…」

北村美恵「は、は、は…」


吉村太郎「こんばんは。はじめまして吉村です」

岡田美鈴「時間ぴったりね」

北村美恵「こんばんは」

吉村太郎「あっ、こっちが学生時代の友達で加藤義男」

加藤義男「加藤です。はじめまして」

岡田美鈴「はじめまして、岡田です。こっちが友人の北村美恵さん」

北村美恵「北村です」

岡田美鈴「加藤さんは、今は何関係のお仕事されてるんですか?」

加藤義男「僕ですか? 今はシステム関係の仕事です」


雑談で1時間ほど盛り上がる。


岡田美鈴「ちょっと、お手洗いに行ってきます」

北村美恵「あっ、私も」

女子トイレにて。


北村美恵「ねえ、ねえ、ねえ。美鈴。どうどう? いつものあれ。何かビジョン降りてきた?」

岡田美鈴「あー。いくつかは…」

北村美恵「教えて、教えて」

岡田美鈴「その前に、美恵はどっちがいいのよ?」

北村美恵「うーん。美鈴の幼馴染の吉村くん。良くも悪くも一緒にいても緊張しなさそうで、楽な感じかな?」

岡田美鈴「うん、うん」

北村美恵「逆に加藤さんだと、ちょっと背筋が伸びるというか、ちゃんとしなきゃ的な感じになるかな?」

岡田美鈴「やっぱり…」


北村美恵「それで、それで、ビジョンは?」

岡田美鈴「あんたの直感、なかなか当たってるわよ。吉村くんとあなたはどこかの前世で、町民同士で結婚して居酒屋を一緒に切り盛りしてるようなビジョンが見えてわよ。ついでに子沢山」

北村美恵「へー」

岡田美鈴「加藤さんとは、加藤さんが王子様であなたは側室。まあまあ愛されてるけど、あなたは正室に目の敵にされて、いつも緊張しっぱなしの人生って感じだった」

北村美恵「うわー。どっちもどっちねー」

岡田美鈴「実は、加藤さん、別の前世では私とラブラブで王子様と王女様だってビジョンも見えたんだけどねーーー♪」

北村美恵「ちょっと、ちょっと、前に自分のビジョン見てその通り動いたら、とんでもなく痛い目に遭ったって言ってなかったっけ?」

岡田美鈴「あっ、そうだったわ。忘れてた…」

北村美恵「ほんと、もうすぐあなた結婚するんだから、気をつけてね」

岡田美鈴「はーい」


・自分の為に動くと手痛い失敗をする

この必殺技はあくまでも他人に対して効果を発揮する必殺技です。

他人に対して運命の一瞬を授けることができます。

人から相談されたり依頼されたりしていない時は、この必殺技のスイッチを意識的に切っておくといいです。

そうしないと、常にいろいろなデータで頭がいっぱいになって、混乱してきます。


※記事の内容はあくまでも私の個人的解釈になります。

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