本物のわたしを証明できない夢の話

ある朝、起きてリビングに行くと母に弟の名前で呼ばれた。

最初は呼び間違いかな？と思った。

けど何度も呼ばれるので呼び間違いではなさそうだ。それにおばあちゃんまで弟の名前で呼んでくる。

「わたし、ゆきみだよ」

えっ、と言われた瞬間に弟が起きてきた。
弟にギョッとされる。

「え、なに？わたし弟なの？弟の姿してるの？？？」

頷かれ、恐る恐る鏡の前に立つと、そこに映っていたのはいつもの自分だった。

「映ってるのわたしなんだけど………？」

それでも姿が弟だ、と言われるので、母に私の写真を撮ってもらった。

そこに写っていたのは、部屋のベッドで寝ている私の姿だった。

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二度寝したときにみた夢です。
なんだか最近、ホラーみのある夢をみるなあ(苦手)