あるびこっけ

コロナ禍のイタリア留学での思い出を、写真とともに綴ります。 語学の奮闘、お絵かき、仲間…

あるびこっけ

コロナ禍のイタリア留学での思い出を、写真とともに綴ります。 語学の奮闘、お絵かき、仲間との出会い、トスカーナの鮮やかな風景 etc… 職業はアロマセラピスト。当時36歳、コロナ始まりかけでサロンを手放して1年間行ってきました。 おそらくHSS型HSPと自覚しております。

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《旅エッセイ》コロナ禍のイタリア留学:ごあいさつ

はじめまして、あるびこっけです。 albicocche(アルビコッケ)=イタリア語であんず(アプリコット)の意味。 日本ではあまり馴染みがありませんが、あっちでは生食用のあんずが夏にたくさん流通します。 ちょっと固くてみずみずしく、皮ごと食べられて栄養も豊富で、とってもおいしいです。 これが大好きで、日本に帰ったら食べられなくなると思うと余計に切なく、夏の間は毎日パクパク食べていました。 私は、2020年11月からちょうど1年間、 イタリア留学に行っていました。 ご存じの

    • 《旅エッセイ》コロナ禍のイタリア留学 4:語学学校スタート

      イタリアに来て第1日目の朝。 時差ボケしてる余裕もなく、語学学校のレッスンは9時から始まる。 コロナのためzoomのオンラインレッスンになっていた。 今では当たり前となったオンラインも、この頃は世の中がやっと徐々に慣れ始めたぐらいの頃である。 荷解きもできていない中、ちゃんとWi-fiに接続できるか不安だったし、教科書もダウンロードしなくてはならず、とにかく朝からバタバタしてたことだけは覚えてる。 私の選んだ語学学校は信頼している留学エージェントにおすすめいただいて

      • 《旅エッセイ》コロナ禍のイタリア留学 3:ついにフィレンツェ到着!

        スキポール空港から小型の飛行機に乗り込み、イタリア人だらけの機内で過ごすこと1時間半… いよいよフィレンツェの空港に到着!! いそいそとバゲージクレームへ。 はるばる日本から一緒に旅してきた私の超重いスーツケースが回ってきた。 がんばれば自分で持ち上げられるけど、覚えたてのイタリア語をさっそく使ってみたかったこともあり、隣にいたシニョーレ(おじさん)に「持っていただけますか?」とお願いしてみた。 もちろん快く取ってくれて、感謝と、初めて本国でイタリア語の会話ができた

        • 《旅エッセイ》コロナ禍のイタリア留学 2:いざ、フィレンツェへ

          搭乗ゲートを抜けていよいよ機内に入ると、思った通り席はガラガラ! 周りを見渡しても、目に入る乗客は私を入れて4人ほど… 人生でこんな経験ができるなんて…まるで夢のようだ。 ある意味、ファーストクラス(乗ったことないけど)より貴重ではないか! 超レアな状況に、不謹慎ながらもワクワクが止まらない。 もちろん席にゴロンと横たわることもできるし、 テレビ画面の調子が悪かったのでCAさんに伝えると、 あっさり「好きな席に移動していいですよ~」と言われた。 ちなみに航空会

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        《旅エッセイ》コロナ禍のイタリア留学:ごあいさつ

          《旅エッセイ》コロナ禍のイタリア留学 1:出発の日

          朝から母に付き添ってもらい、東京駅からリムジンバスで成田へ向かった。 2020年11月初旬。 あっちの冬は寒いだろうからと、まだ初秋なのに私はムートンブーツを履いていた。 約1年間のイタリア留学に持っていく荷物はやはり相当な量で、特大スーツケース1つと中ぐらいのを1つ、 そしてバスタオルでグルグル巻きにした大きくて重い(そして古い)ノートPCをリュックに詰めて、 コロナのせいで海外へ行く人なんてほぼいないターミナルを2人でいそいそと歩いた。 空港内は、想像はしてい

          《旅エッセイ》コロナ禍のイタリア留学 1:出発の日