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アンコール遺跡群 ⑤ 広大なアンコール・トム内を散策
<旅行記(2011年ベトナム&カンボジア)no.29>
アンコール・トムの中心にあるバイヨン寺院(Bayon)を見学後、寺院の北側に広がる、いくつかの名所も、案内してもらいました。
まずは、バプーオン遺跡。
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アンコール・トム建設の初期、11世紀中頃に造られたピラミッド型寺院で、
地面よりも一段上がった空中参道(写真・右下の石橋)があり、当時は、地上と天界との架け橋としての意味、役割があったと言われています。
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空中参道の高さは、1m程。
ここは、フランスの支援が入り、修復されていました。
苔が付いている当時のものも残っています。
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かなり大きいバプーオン遺跡をぐるりと回り、裏手から、さらに、北へ。
王族のための儀礼場であったと言われる「ピミアナカス」へ、向かいます。
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3層のピラミッド構造となっていて、こちらも、なかなかの大きさ。
周りの観光客の方々と見比べると、その大きさが伝わると思います。
バプーオンよりも、先に、造られたピミアナカス。
確かに、見比べると、バプーオンのほうが、より細かい装飾が施されているのが分かりますね。
そして、こちらが、王宮の正面玄関。
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王だけが通れる門だったそうで、そのテラスからは「勝利の道」と呼ばれる道が伸びています。
ヨーロッパの「凱旋門」のような意味を持つのかもしれませんね。
さあ、テラスを降りましょう。
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「象のテラス」と呼ばれる、高さ約3m、全長約300mもある巨大テラス。
このテラスの上に王族達が並び、戦場へ赴く兵士達を見送り、凱旋した時には出迎えたと言われ、公の接見所だったそうです。
こちらも、多くのレリーフが彫られ、そして、象を模した石像もあり、とても印象的でした。
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3m程の高さのある三体の象、こちらも、とても立派。
それにしても、アンコール・トムの敷地の広さに驚くばかりで、
11世紀頃のクメール王朝の繁栄の凄さを、肌で感じるアンコール・トム散策でした。
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