懐かしい雰囲気の老舗居酒屋「一月家」@伊勢市
伊勢で一泊した時の夕食は、懐かしい雰囲気が流れる居酒屋さんへ伺いました。
1914(大正3)年の創業の老舗居酒屋「一月家」さん。
以前から、チェックしていたお店です。
ワクワクしながら、入店しました。
お店の壁に、お品書きがあり、注文するお料理を座席にある「メモ」に書いて渡すと、オーダーが入るシステム。
気持ちの良い大将、そして、スタッフのお母さん達も、とても良い味を出していて、居心地の良い空間です。
早速、お料理を注文。
一気に、ご紹介します。
「世界一美味しいよ~」っと持ってきて下さいました。
確かに、美味しい。
シンプルな味わいで、私好みのポテトサラダ。
お箸がすすみます。
美味、美味。
これも、美味しかった…。
アワビと同じ、ミミガイ科の巻貝で、食感も、味わいも、ほぼアワビ。
この一品は、お店の看板商品でもあり、出血大サービスの一皿だそうです。
伊勢志摩の限られた地域で食べることができる貴重な干物「さめのたれ(鮫たれ)」。
鮫の肉を干したもので、昔から日常的に食べられていたものだそうです。
塩干しと、味醂干しがありますが、こちらでは、塩干しを頂きました。
初めて食べる「さめのたれ」、次回は、是非、味醂干しも食べてみたいです。
サクサク、プリップリッ!
ジューシーで、香ばしい手羽先も、美味しく頂きました。
食べたお料理の皿、飲み終わったグラスは、そのままテーブルに置いておき、会計をお願いすると、大将が、年季の入った大きなソロバンを弾いて、支払金額を出してくれます。
コロナの影響もあり、今、非接触ディスプレイ等が普及し、あまりお店の方と話す機会がなかったりします。
こういうやり取りが、懐かしく、そして新鮮に感じ、とても心地好い時間でした。
店内は、喫煙可。
私達は、タバコを吸わないので少し迷ったのですが、ここは、目配り、心配りの大将の手腕でしょうか。
「ちょっと煙が苦手で…」とお伝えしたら、相席になる方も、同じようなご夫婦で、ホッとしました。
相席したご夫婦は、東京からの来られたそうで、このお店は、伊勢市駅の駅員さんにお勧めされたそうです。
伊勢のお話、東京、神戸の話等で盛り上がりました。
お互いに「良い旅を!」とお別れしたのですが、一期一会の相席、ほっこりするひと時でした。
また再訪したい、伊勢の居酒屋さんです。
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☆お店情報
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