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復活祭(Pasqua)のお話 ①☆ 春を告げるお祭りです (今年は、4月17日)

復活祭(イースター)。
イタリアでは、パスクア(Pasqua)と呼ばれます。

キリスト教の重要な祭事のひとつで、春を告げる祭とも言われています。
教会の特別礼拝や、催し、恒例行事等がある街もあります。
そして、パスクア料理(仔羊、卵料理、鳩を模ったパン・コロンバ等)を
用意し、家族や友人が集まり、食事をする慣習もあります。

移動祝日なので、毎年、日付が変わります。

春分の日の後の、 最初の満月の、次の日曜日 

今年、2022年は、4月17日になります。

トスカーナ州の州都・フィレンツェ(Firenze)では、 
恒例行事、スコッピオ・デル・カッロ(Lo Scoppio del Carro)が有名です。

中世ルネッサンス時代から伝わり、約600年以上もの歴史があるそうです。

フィレンツェの大聖堂 & ドゥオーモ広場

この行事の舞台は、大聖堂と、その前のドゥオーモ広場。

中世の衣装を身に纏った市民が、街中をパレードしたあと、
大きな山車(Carro)を引いて、ドゥオーモ広場に出てきます。

クライマックスは、この山車を、鳩型のロケット花火・コロンビーナ(Colombina)で焼く場面。

山車が爆発(Scoppio)してしまうのではと思う程の爆音と、煙に包まれるのは、圧巻!
と言っても、実は、私も、動画(You Tube)で見ただけで、現地で見た事は無いのですよね。

気になる方は、是非、「Lo Scoppio del Carro a Firenze」で、検索してみて下さいね。

いつか、現地で、見ることができるのを楽しみに…。


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