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食文化コラム

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イタリア郷土料理、日本郷土料理の研究・分析、食文化についてもお届けします。
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2019年7月の記事一覧

高知の食材⑤あおさ海苔

< 2017年・高知・四万十の食材探しの旅⑦ > 三重の伊勢志摩でも食べられる「あおさ海苔」。 ここ、四万十でも、川の恵みとして食されます。 あおさ海苔の佃煮、乾燥あおさ海苔も、土佐土産として有名です。 滞在中、「あおさ海苔の天ぷら」を頂き、ちょっとハマってしまいました。 ( 味劇場ちか さん ) ( 四万十の宿・山川海さん) サクサクっとした食感と、塩味が美味しく…。 これも、お酒が進んでしまう一品です。 乾燥あおさ海苔は、天ぷらはもちろん、お吸い物にも入れても

高知の食材④くじら(鯨)

< 2017年・高知・四万十の食材探しの旅⑥ > 日本の独特の食文化のひとつ、「くじら ( 鯨 )」 。 私は、小学校の給食で、鯨の竜田揚げが出ていた世代ですが、 今では、食べる機会が減ってきました。 折角の、高知来訪。 鯨料理も、頂きました。 おのころ 鯨の皮脂肪を鯨油で揚げたもので、コリコリした食感と、柚子味噌が美味しい、定番の一品。 くじらの尾の身(お刺身) これが、めちゃめちゃ美味しかった~!!💕 付け根の霜降り肉で、半分凍って出てくるのですが、 口の中の

高知の食材①かつお(鰹)

< 2017年・高知・四万十の食材探しの旅③ > 高知の美味しい食を、ご紹介します。 まずは、やっぱり「かつお」。 本場で、「かつおのタタキ」は、必食です。 高知市内、そして、四万十市内のお店で食べましたが、かつお自体が美味しいのはもちろん、タレや香味野菜もそれぞれ違い、色々楽しめました。 (菊寿しさん) (味劇場ちか さん) 最近は、醤油ではなく、塩ベースの「かつおの塩タタキ」も人気のよう。 どのお店も、ひと切れが分厚いのは共通で、お店のかた曰く、 「土佐の刺身