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イタリア旅行記(北部)

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ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
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#ピエモンテ州

イタリア郷土料理のお話・ピエモンテ州②~ お菓子 ~

前回、ピエモンテ州の郷土料理について、お話させて頂きました。 今回は、ピエモンテ州のお菓子に注目します。 まずは、地理的復習から、始めましょう! 1)ピエモンテ州(Piemonte)について 旅行記(北部)からも、豊かなピエモンテ州の様子を見て頂けます。 2)ピエモンテ郷土菓子の特徴ピエモンテ菓子を語るにおいて、必ず出てくるキーワードが「サヴォイア家」。 イタリア統一運動後、1861年成立したイタリア王国(首都:トリノ)の王家として君臨した家系です。 イタリア最後の

イタリア郷土料理のお話・ピエモンテ州(Piemonte)

今回は、イタリア北西部にあるピエモンテ州について、見ていきます。 1)ピエモンテ州(Piemonte)について 2)州都:トリノについてイタリア第4の都市として、博物館美や術館も多く、感性を刺激される街、 また、ミラノに次ぐ第2の工業都市として、フィアット(FIAT)等の 自動車工業の拠点でもあります。 世界遺産として登録されているのは、カステッロ広場にあるトリノ王宮をはじめ、サヴォイヤ家の王宮群。 見応え十分です。 キリストが十字架から降ろされた後に包まれ、身体の形が

アルバを発つ朝に、素敵なプレゼント♪

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,70> アルバ(Alba)を拠点としたピエモンテ州の旅も、そろそろ終わり。 この日は、南へ。 リグーリア州の州都・ジェノヴァ(Genova)へ向かいます。 出発日の朝。 ホテルの庭を散策しました。 ぶどう畑に囲まれた、この風景も見収め。 充実した、大満足の滞在だったな。 チェックアウトする時に、ホテルから、サプライズ・プレゼントを頂いたのです。 滞在初日に、お土産をもらった

貴婦人のキス☆バーチ・ディ・ダーマ

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,69> バーチ・ディ・ダーマ(Baci di Dama)。 「貴婦人のキス」という名の、チョコレートクリームを挟んだクッキー。 ピテモンテ州の、名菓のひとつです。 様々な種類、大きさがありますが、ここ、アルバのお菓子屋さんに並んでいたのは、なんと、手のひらサイズのバーチでした。 「貴婦人」と呼ぶには、なかなか大胆(?)な大きさですが、これも美味しそう。 同じお菓子でも、お店

トリュフの名産地・アルバ ☆ 加工品も沢山あります

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,68> ピエモンテ州・アルバ(Alba)での最後の昼食後、再度、街を散策します。 小さな街ですが、ゆっくり歩いてみると、可愛らしいお店が沢山ありました。 もちろん、美味しそうなお店も、沢山あります。 こちらは、トリュフ&きのこの専門店。 ここアルバは、黒トリュフ(Tartufo)、白トリュフ(Tartufo bianco)の名産地としても有名です。   他にも、トリュフを漬

【レストラン情報】アルバでの昼食 ☆ピエモンテ料理を堪能しました

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,67> ピエモンテ州・アルバ(Alba)滞在最終日。 どうしても訪れたかったレストランへ、向かいました。 このレストランは、数日前に訪れたスローフード教会本部がある町・ブラ(Bra)で昼食をとったレストランの姉妹店。 ブラで食べた、スローフードをテーマにした料理の美味しさが忘れられなくて、迷うことなく食べに行くことにしました。 大きい広場から、ちょこっと横に入った小さな袋小路

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大好きな空を見上げる、アルバの朝

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,66> アルバ(Alba)滞在最終日。 この日も、いつものように、朝早くに目が覚めて、ホテルのテラスに出ました。 まだ朝日が昇り切っていない空。 美しいです。 街の名前でもある「アルバ」。 イタリア語では、「日の出」という意味です。 まさに、この写真の瞬間が、アルバ。 アルバで見る「アルバ(日の出)」です。 小さい頃から、空を見上げるのが大好きでした。 雲ひとつない、両

アスティの大聖堂&街並み

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,65> イタリアのスパークリングワインの名産地・アスティ(Asti)。 日曜日に訪れたので、残念ながら街中お休みで、ひっそり…。 でも、折角、訪れたのですから散策しなくてはと、昼食後、地図を片手に、 街歩きをしました。 まずは、大聖堂へ。 こちらは、中に入れました。 レンガ色の外観とは違い、華やかなフレスコ画で溢れる内部。 とても厳かで、穏やかで光溢れる雰囲気に、きゅ~っと吸

【レストラン情報】 アスティでの昼食

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,64> ピエモンテ州・アスティ(Asti)での昼食は、 劇場横のスタイリッシュなレストランで頂きました。 まずは、やはり、スプマンテの名産地・アスティ。 サラミと一緒に、食前酒として、サービスして頂きました。 この日が日曜日でなかったら、バローロ村のように、あちらこちらで スプマンテを満喫したかったのですが、こればかりは仕方がないですね。 グラス1杯でも、頂けてよかった。

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日曜日のアスティは、静かだった

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,63> アルバ(Alba)から、アスティ(Asti)までは、バスで1時間程。 鉄道駅の横にある、バスターミナルに到着します。 早速、街散策をしましょう。 実は、この日は、日曜日。 イタリアの日曜日は、街中がお休みになってしまう時もあるので、要注意。とは言え、アスティは比較的大きい街ですし、大丈夫だろうっと思っていたのですが、やはり、この予感は的中! 大通りを歩いても、ほとんど

アルバでも、ハム太郎 ♪

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,62> ピエモンテ州・アルバ(Alba)滞在4日目。 早朝の空気は、本当に澄んでいて、美味しくて…。 小川のせせらぎを聞きながら、思い切り、深呼吸をして、身体に内に、 澄んだ空気を入れ込みます。 今日も、良い一日になりそうです。 この日は、スプマンテの産地・アスティ(Asti)へ行こうと思い、 朝から出発の準備をしていたら、テレビで、日本アニメが流れていました。 「とっとこ

イタリアワインの王様・バローロを味わう

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,61> ピエモンテ州のワインの里・バローロ村には、各ワイン醸造所直営のお店、そして、ワインを扱っているお土産屋さんが、ずらりと並んでいます。 店内の様子を見てみようと、あるお店に入ってみました。 「こっちおいで!うちのワイン、味見してごらん」と、小さなテーブルへ案内されて。 え、良いのかなと思いながら、気持ちは、ワクワク、ワクワク…♬。 テイスティングリストを出してもらい、説

バローロでの昼食

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,60> バローロを訪れたら、ここで食べたいなと、事前チェックしていたレストランへ。 早速、テラス席に座って、お料理の注文をしました。 まずは、パスタから。 タヤリンは、卵黄たっぷりのピエモンテ州の手打ちパスタ。 ミートソースと相性抜群です。 うん、美味しい。 そして、ここは、バローロ村。 やはり、バローロを飲まなくてはいけません。 グラスワインで、5€。 さすが、地元・生

ワインの里・バローロのエノテカで、テイスティング

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,59> バローロ城内一階にある、バローロ城・直営のエノテカ(Enoteca)。 もちろん、全部、この村で造られたバローロワインが並んでいます。 歴代のバローロワインのボトルも、ずらっと並び、圧巻! 一本、一本、ラベルを見ていくだけでも、楽しくて、あっという間に時間が経ってしまいます。 このエノテカでの目的、ワインのテイスティングといきましょう! 熟成の違いや、造り手さんの違