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イタリア旅行記(北部)

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ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ…
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#ドロミテ

イタリア大好き!③ 圧巻!ドロミテ山塊&南チロル料理

イタリア北東・東アルプス山脈の一部で、世界遺産(自然遺産)でもあり、大自然を有するドロミテ山塊(Dolomiti)。 西の拠点は、ボルツァーノ(Bolzano)、東は、コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)で、少し足を伸ばさないといけなく、時間もかかるのですが、それだけの価値はあり! 圧巻の大自然が待っています。 オーストリア文化が残る南チロル地方で、ドイツ語、イタリア語が飛び交い、現地では、オーストリア料理の流れを汲む、南チロル料理を味わうこと

いざ!トリエステへ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.66> ドロミテ(Dolomiti)滞在も終えて、目指す次の街は、 イタリア最東・フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア(Friuli=Venezia Giulia)州の都・トリエステ(Trieste)です。 コルティーナ・ダンペッツォのバスターミナル (Capolinea autobus di Cortina d'ampezzo) このバス停も、滞在中、何度も、お世話になった場所。 名残惜しいですが、ま

コルティーナの朝市&パン屋さん

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.65> コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)を、発つ朝。 早起きをして、最後のコルティーナを楽しみます。 朝5時の様子。 この日は、ちょっと雲が多めのよう。 この山の景色も、見納めです。 コルティーナでは、毎週火曜日と金曜日に、バスターミナル横の広場に、 青空市・メルカート(Mercato)が立ちます。 この日が、ちょうど火曜日。 もちろん、見に行きました。 色々な街の

感動の、ドロミテ料理 ⑤

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.64> コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)での最後の夕食も、 もちろん、滞在中、ずっと通っているレストランへ伺いました。 いつも、対応して下さるスタッフとも「最後の夕食です」とお伝えすると、名残り惜しいですねと、お話をしながら、まだ食べていない、お勧め郷土料理を頂きました。 野菜と大麦を、コトコト、コトコト、とにかく、じっくり煮込んだスープ。 野菜は、ほとんど溶けてしまっ

ドッビアーコ産のチーズ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.63> コルティーナ・ダンペッツォのホテルに戻ってきました。 せっかく、ドッビアーコの乳製品工場・直売店を訪れたのに、定休日で入れず、「残念だった、食べたかったな」と、その話をしたら、スタッフさんが、ドッビアーコ産のチーズの盛り合わせを持ってきて下さいました。 テラスで食べなさいっと、さくっとテーブルセッティングもして下さったので、ご厚意に甘えて、早速、頂くことにしました。 ハード系のチーズが2種類。

ドッビアーコの町並み

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.62> コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)から、バスでさらに北へ30分程。 オーストリアとの国境まであと10kmの町・ドッビアーコ(Dobbiaco)を 訪れました。 街の中心にある教会も、オーストリア風。 イタリアの教会とは、少し雰囲気が違います。 音楽家・グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)の像 ここドッビアーコに別荘を持ち、滞在して、作曲活動をしていた

コルティーナ・ダンペッツォを眺めて…

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.61> ドロミテ(Dolomiti)滞在も、最終日。 まずは、味をしめた(?)ロープウェイに乗り、コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)を、山頂から眺めることにしました。 この写真、かなり、望遠カメラで、ズームして撮っています。 中央に、バス道があり、左横には、青いとんがり屋根の教会の塔が見えます。 もう少し、引いてみると… こんな感じ。 本当に、「山間の小さな町」ということ

感動の、ドロミテ料理 ④

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.60> ドロミテ(Dolomiti)での夕食も、3日目。 この日も、ホテル併設のレストランで食事をしました。 まだ、食べていない郷土料理を!とリクエストをして、お料理2品を注文。 サラダから、スタートしました。 スペックとは、この南チロル地方(ドロミテ)の特産の「スモークハム」。 これを、カリカリに焼いてグリーンサラダと合わせたもの。 シンプルですが、カリカリ食感のスペックの香ばしさと塩味が、 野菜達

美しい山々を見ながら、フルーツランチ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.59> ラガッツオーイ(Lagazuoi)で「欧州大戦博物館」を見学後、 コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)に、戻ってきました。 この日の昼食は、特産のフルーツを購入。 ホテルで食べることに。 ベランダから見える、この素晴らしい景色を眺めながら、ゆっくりとフルーツを食べたいと思ったのです。 本当に、ずっと見続けることが出来る、山の景色。 もちろん、昼食は、ベランダで頂きま

「欧州大戦博物館」

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.58> 「欧州大戦(第一次世界大戦)博物館」。 早速、見学しました。 第一次世界大戦中に起こった、この地・ファルツァーレゴ峠(passo di Falzàrego)での戦争「チンクエ・トッリ大戦」(1915-1917)。 その時、オーストリア=ハンガリー軍が築いた要塞「トレ・サッシ(Tre Sassi)」と呼ばれた岩の「砦」がありました。 破壊されたものもありますが、現存しているこの砦を「博物館」とし

「欧州大戦博物館」までの道のり

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.57> 怖いロープウェイに、再び乗り、山頂から下りてきました。 改めて、見上げてみると。 わぁぁぁ…、やっぱり凄い、高い…。 あの、「ボックス」に乗っていたのね…。💦 さあ、気を取り直して。 ここから歩いていける「欧州大戦(第一次世界大戦)博物館(Museo della Grande Guerra)」へ、向かいましょう。 案内所(インフォメーション)で確認すると、博物館への道は、運動靴でも大丈夫と言

ラガッツオーイの山頂にて

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.56> 冷や汗をかきながら、ロープウェイ二乗り、登っていくこと10分程。 ラガッツオーイ(Lagazuoi)の山頂に到着です。 壁には、この地域のシンボル 「エーデルワイス(Edelweiss)」 の花が、 装飾されています。 イタリアの国旗も、風になびいています。 これは、「ロープウェイ(funivia)」の標識。 6月末でしたが、山間には、雪がまだまだ残っていました。 除雪車も、まだ稼働してい

ラガッツオーイのロープウェイ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.55> ドロミテ峡谷の山間の小さな町・コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)での、滞在3日目。 この日は、バスに乗り30分程のラガッツオーイ(Lagazuoi)に向かいました。 第一次世界大戦(欧州大戦)時の防空壕などが残っていると知り、 見ておかなくては、と思ったのです。 バス停・横にある、このロープウェイで、山頂まで上がります。 そこからトレッキングコースがあり、防空壕や

トレントの王子「テロルデゴ」

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.54> ドロミテ地域で造られて、「トレントの王子」と呼ばれているワインがあります。 「テロルデゴ・ロタリアーノ(Teroldego Rotaliano)」 この「王子」ではないのですが、同じぶどう品種:テロルデゴで造られたワインを頂きました! レストランのソムリエさんのお勧めで、「アルプス牛を食べるなら、これがいい!」と出して下さいました。 香り豊かで、ふくよかな味わい、美味しいです。 食べながら、