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イタリア旅行記(北部)

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ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
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2020年10月の記事一覧

赤煉瓦造りの門・パラティーナ

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,41> トリノ(Torino)の街を歩いていると、千年以上も前の建築物が、 ふっと眼に入ることが、何度もありました。 ドゥオーモから少し歩いたところにある、赤煉瓦造りのパラティーナ門。 紀元1世紀に造られたものです。 門の両脇には、当時の2大英雄の像もあります。 ご存知、歴史的名将でもあり、帝国ローマの布石を打った政治家です。 ローマ帝国の初代皇帝です。 カエサルの銅像

トリノの大聖堂 & 聖骸布

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,40> トリノ(Torino)の大聖堂(Duomo)にも、足を運びました。 フィレンツェや、シエナの大聖堂と比べると、外観は、とてもシンプル。 内部も、白を基調とした落ち着いた空間が広がっています。 でも、ここに、大切なものが収められているんです。 「聖骸布(Sindone)」。 キリスト様が十字架から降ろされた後に包まれ、身体の形が滲み残っていると言われる「布」のこと。

トリノ王宮 ☆ サヴォイア家の繁栄を感じることができます

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,39> トリノの中心・カステッロ広場(Piazza Castello)にあるトリノ王宮(Palazzo Reale di Torino)。 15世紀に改装されたこの王宮の一部には、古代ローマ時代の遺跡も組み込まれていて、また、サヴォイア家が統治していたイタリア王国時代の首都でもあった、このトリノの長い歴史を見てきた建物でもあります。 もちろん、内部を見学できます。 でも、写

バーチ・ディ・ダマ ~「貴婦人のキス」という名の焼き菓子です~(トリノにて)

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,38> トリノ(Torino)は、カフェ文化が根付いていて、老舗カフェが多くあることでも有名です。 サン・カルロ広場(Piazza San Carlo)にも、老舗カッフェが並んでます。 私も、ホテルで朝食をとったのですが、これは、もちろん、別腹。 老舗店のひとつ「カッフェ・トリノ(Caffe` Torino)」に立ち寄りました。 店内には、シャンデリアなどもあり、重厚感、趣

トリノ散策、サン・カルロ広場へ

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,37> この日は、朝5時に起床。 明日は、もう次の街に移動するので、トリノ(Torino)を観光できるのは、この一日だけ。 時間を十分に、活用しなくてはいけません。 朝食をとり、支度をして、早速、街に飛び出します。 時計は、AM7:30。 トリノ中央駅からスタートです。 駅から真っすぐ北へ延びているローマ通り(Via Roma)を、歩きます。 トリノのメイン通りのひとつ。

【ホテル情報】トリノのホテル

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,36> ピエモンテ州のトリノ(Torino)のホテルは、三ッ星ながら、 とても広い部屋で、ドアを開けてビックリ! 天井が高いのは大好きなので、ゆったりとした気分になります。 奥の大きな窓の外には、小さいながらも、バルコニーがあって、 そこからは、トリノ中央駅が見えました。 緑の多い公園と、トリノ中央駅、うん、良いですね。 部屋の隣には、バスルーム。 なんと、バスタブが付い

有料
100

無事、トリノに到着!

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,35> ヴァッレ・ダオスタ州の山の地域・コーニェ(Conge)滞在を終えて、 アオスタ経由で、バスを乗り継ぎ、やっと、ピエモンテ州の州都・トリノ(Torino)に、到着です! でも、トリノ到着早々、予想外のことが。 トリノ滞在のホテルは、トリノ中央駅近くで予約。 それは、バスで、駅前に到着した後、大きいスーツケースを持っての移動をなるべく短い距離に、したかったからで。 アオ

ワイン☆ナポレオン(NAPOLEON)

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,34> ヴァッレ・ダオスタ州のコーニェ(Cogne)で、調達した食材もあります。 まずは、こちら。 アオスタ(Aosta)周辺の山々は、かの有名な、ナポレオンのアルプス越えをした地域でもあります。 そのなかでも、特に、ナポレオンを悩ましたと言われる「要塞バール(Bard)ードンネス(Donnas)地域」。 その地名から名付けられた赤ワインです。 ぶどう品種は、ネッビオーロ。

コーニェでの、最後の夕食 ☆ 3度目の訪問です

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,33> コーニェ(Cogne)での最後の夕食。 まだ、胃痛の名残があったのですが、コーニェ滞在最後の日。 この一食も、逃すわけにはいきません。 強い決意が、ムクムク、ムクムクと、湧いてきます。 滞在一日目から通っているレストランへ、向かいます。 この日も、女性オーナーさんが、笑顔で迎えて下さり、席を用意してくれました。 胃腸が弱っている旨をお伝えしたら、コーニェの郷土料理の

復活! そして青空市場へ

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,32> 強烈な腹痛と下痢に襲われて、ホテルのベットで、唸り続けつこと、一日。 ほぼ、何も口にすることなく、ふと気付くと、翌日の夕方になっていました。 日本から、時間をかけて、こんな遠くまで来たのに、ベットの上で時間を過ごす事になるなんて。 なんて、もったいない事をしているのだろう。 と、思い始めたら、私の心のスイッチが、一気に、ONに! いかん! こんなことしてては、いけない

コーニェで、非常事態発生!!

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,31> 朝から、かなり積極的に動いた一日。 リラッツの大滝を見に行き、そのまま歩いて、昼食を取りに、コーニェ郊外へ。 珍しい食材「カモシカ肉」を食べて、さらに歩いてから、コーニェに戻り、 食後のデザート、ジェラートも食べて、夕方、ホテルに戻りました。 ホテルに戻ってから、1時間程経った後、身体に異変が…。 きゅるきゅる~っとお腹が鳴りだし、その後は、トイレに籠りっ放しになっ

隣村までのウィーキング 、そして、 とどめのジェラート!その後、悲劇が…

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,30> 昼食で、「カモシカ肉」を頂き、食後の運動と思い、コーニェ(Cogne)の 西の隣村・クレタッツ(Cretaz)まで、歩くことにしました。 「歩道」表示はあったのですが、、こんなに細い山道。  本当に、この道で大丈夫?と思いながら、進みます。 道の下は、車道。 方角はあっているようです。 でも、人影もなく、ちょっぴり不安。 それでも、青々とした美しい山の景色を見ながらの

アルプスの花・エーデルワイス

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,29> 北イタリアには、アルプス山脈が伸びていて、それらの地域を訪れると、よく目にするのが、こちらです。 イタリア語で、「アルプス( alpina )の星( stella )」と呼ばれる この白い花は、まさに、アルプスのシンボルです。 これは、レストランのテーブルの上に置いてあった、手作りエーデルワイス。 どこまでも白い、純白のエーデルワイスが、素敵ですよね。 他にも、エー

【レストラン情報】コーニェ郊外での、昼食 ☆ カモシカ肉・初体験

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,28> この日の昼食は、コーニェ村から少し離れた、郊外のホテル内のレストランで頂きます。 山小屋をイメージする可愛らしいホテル。 こちらのお料理が美味しいと聞き、コーニェから歩いて20分程、食べ行きました。 まずは、前菜から。 7種類のサラミにハム。 大皿にたっぷり!運ばれてきました。 普段、一度に、こんな多くの種類のサラミ&ハムを食べることがないので、 ゆっくり、ゆっく