マガジンのカバー画像

イタリア旅行記(北部)

344
ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

使って育てる愛すべき工芸品☆コーニュの木彫り & 和の器・輪島塗

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,22> コーニェ(Cogne)の工芸品のひとつ、木彫り。 村を歩いていると、あちらこちらで、木彫りのオブジェや、お土産屋さんで扱われている木彫り品を、目にしました。 きこりが肩にかけている猟銃から、水が出ている、ちょっと面白いデザイン。 ここにも、噴水がある!と、近づいて、よくよく見てみると、 きこりの顔が、不思議な位置にあって、ちょっと、びっくり! 背筋が、ゾクゾク。 最初

コーニェでの食事 ② 絶品パスタを頂きました

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,21> コーニェ(Cogne)2日目の昼食。 前日、伺ったレストランに、やはり、足が向きます。 美味しくて、素敵なお店を見つけると、通い続けてしまう私です。 もちろん、素敵な女性オーナーさんが、再び、笑顔で迎えて下さいました。 まずは、ワインから…。 お昼ということで、お料理もやや軽め。 ワインも、お料理に合わせて、ピノ・グリ(Pinot Gris)種の地元白ワインを頂きま

コーニェで「水」のお話

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,20> イタリアの北西に位置するヴァッレ・アオスタ州(Valle d'Aosta)の村、 コーニェ(Cogne)に沿って流れているグランド・エイヴィア川(La Grand Eyvia)。 コーニェ滞在中に、この川沿いを歩く機会が何度もあったのですが、 場所によって、川の表情が違い、これがまた、魅力的なのです。 川辺近くになると、この清流の音が、心地良く聞こえてきます。 水量も

アルプスの名峰・モンブラン!…かな?

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,19> フランス国境近くのヴァッレ・アオスタ州(Valle d'Aosta)。 コーニェ(Cogne)の村からも、名峰モンブラン(Monte bianco)が見えると、お土産屋の女店主さんに、教えて頂きました。 山の谷間の奥。 この小さな村からも望めるアルプス三大名峰のひとつ・モンブラン。 さすが、名峰!素晴らしい!と思ったのですが、う〜ん、ちょっと距離的に近すぎないかなっと

丘から臨む、コーニェ村 ☆ 絶景です

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,18> コーニェ(Cogne)の村を取り囲む、山々。 この日は、村を一望しようと、一番近い丘に登ってみました! コーニェの村に沿って流れるグランド・エイヴィア川。 上流近くの隣村・リラッズ(Lillaz)には、大滝もあり、そこから、ここ、 コーニェを通り、州都アオスタ(Aosta)まで流れています。 コーニェの山々から雪解け水も、流れ入ってきいて、勢いもあり、 その為か、川沿

コーニェの夕景、そして翌日の朝食

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,17> 美味しい夕食をとった後、ホテルまで歩いて帰る途中、コーニェ(Cogne)の夕景に浸ります。 この時、夜の10時前。 まだ明るいですが、この後、すとん!っと陽が落ちて、真っ暗になりました。 陽が長いと、毎日、数時間ずつ得した気分になりますよね。 一日、同じ24時間でも、+ α の満喫、大満足です! ****************** そして、コーニェの滞在・2日目

自家製・甘口ワイン☆ジャロウジエ

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,16> アオスタ州 コーニェ(Cogne)のレストランで、美味しい料理とデザートを頂いた後、「これ、飲んでみない?」と、オーナーさんから勧められた食後酒が、こちら! 口の中で広がる芳醇な香りと甘さ。 わぁ~、美味しい。 サルデーニャ島の食後酒・ミルト(Mirto)同様、がっつり、はまってしまいました。 オーナーさんの心遣い、そして、美味しい料理と食後酒で、心を鷲掴みにされて

【レストラン情報】コーニェでの食事 ① あるプル名物チーズ・フォンドゥを頂きました

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,15> ヴァッレ・ダオスタ州の村・コーニェ(Cogne)での初めての食事…。 どこで食べようかと、数軒、お店を、ワクワクしながら、チェック。 ここで!っと思っていたレストランに行ったら、なんと、予約一杯で断られてしまい、ちょっと、ビックリ。 ひとりなので、フェスタ、催し物、等の盛況時以外は、ほぼ入店できるので、想定外。 うんっ? もしかして、グラン・パラディーゾ国立公園滞在

有料
100

コーニェを散策 ☆ 緑の山々、青い空、澄んだ空気に包まれて

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,14> イタリア最小の州・ヴァッレ・ダオスタ州の小さな村コーニェ(Cogne)を散策します。 村の中心(Centro)は、30分もあれば、ぐるりとひと回りできる程の大きさでした。 すこん!と、頭上に広がる美しい青空と、陽の光が眩しい! 緑溢れる山々に囲まれて、静かで、穏やかで、すっと身体に入ってくる空気も美味しくて。 このなんとも言えない感覚、堪りません。 是非、コーニェの大

【ホテル情報】コーニェの山小屋のようなホテル

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,13> ヴァッレ・ダオスタ州の小さな村・コーニェ(Cogne)。 ここでの滞在は、中心地にある、可愛らしい3ツ星ホテルを予約。 早速、向かいます。 木造りの内装で、部屋の窓からも、山が、ちょこっと見えます。 ゆっくり、ほっこり、できそうです。 部屋も可愛らしく、嬉しかったのですが、もうひとつ。 とても気に入ってしまったのが、このシャワーヘッドです。 フライパンのような形のシ

有料
100

大自然溢れる、コーニェへ!!

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,12> ミラノ(Milano)から、ヴァッレ・ダオスタ州(Valle d'Aosta)へ。 この日は、バスの時間まで、もう一度、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐(Cenacolo / Ultima cena)」を見に行き、その後、ホテルに戻り、 スーツケースをピックアップ。 バス停に、向かいました。 ミラノ等の大都市からは、多くの街へ、直行バスが出ています。 でも、注意すべきは、そ

【レストラン情報】ミラノで、魚料理を堪能!

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,11> ミラノ滞在、最後の昼食は、魚市場近くにあるサルデーニャ料理店へ。 ミラノに居ながら、イタリア各州のお料理が食べられるのも、この街の魅力でもあります。 店内に入ると、お魚の美味しそうな匂いが漂ってきて、 海の絵や、漁師さんの道具等も飾られて、サルデーニャ島の雰囲気に包まれます。 まずは、サービスの小さなピッツァ(Pizzina)から頂きます。 トマトの小さなピッツァ

有料
100

ミラノ最古の聖堂・サンタンブロージョ

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,10> レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」を鑑賞した後、少し歩いて、ミラノ最古の聖堂へ向かいました。 ミラノの守護聖人であるアンブロージョ大司教を祀る、サンタンブロージョ聖堂(Basilica di Sant'Ambrogio)です。 堂内には、キリストと聖アンブロージョの伝説を物語っている祭壇天蓋(Altare Maggiore)があり、それを見たかったのですが、

ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,9> ミラノ(Milano)と言えば、やはり、忘れてはならないのが、 レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonaldo da Vinci)の「最後の晩餐」(Cenacolo / Ultima cena)。 実は、これまで、ミラノに滞在する度に、鑑賞したくて、何度も足を運んだのですが、予約が取れずで、鑑賞できていなかったんです。 今回は、日本から、インターネットでオンライン予約をし、