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イタリア旅行記(北部)

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ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
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2019年2月の記事一覧

ミラノ北駅から、マルペンサ・エキスプレスに乗って、帰国の途に就きます

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.59:最終回> リグーリア州チンクエ・テッレ(Cinque Terre)から始まり、ミラノ(Milano)にも、立ち寄ることが出来た、今回の旅も、いよいよ終わり。 ミラノ北駅(Stazione Nord Milano)から、直行便に乗って、 ミラノ・マルペンサ空港(Aeroporto di Malpensa)へ向かいます。 地下鉄1号線のカドルナ(Cadorna)駅と、つながっています。 マルペンサ空港行きの列

ミラノ最後の晩餐は、やはり魚料理が美味しいレストランで

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.58> 前日に引き続き、再訪したミラノのレストラン。 この日も、キビキビ動かれる女性カメリエーラ(ホール担当)さんに、お薦めを聞いて注文しました。 海老と、少し唐辛子が効いたトマトソースで、さっと炒めたもの。 この、ピリッとした味わいが、食欲を湧かせます。 まさに、前菜として、抜群です。 熱々を頂きます。 シンプルですが、細かいパン粉の、カリカリッ!とした食感。 そして、鰯の旨みが、口の中に広がって、うわ~、美味

ミラノ・ガッレリア内の「雄牛のモザイク”」

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.57> ミラノのドゥオーモ広場(Piazza Duomo)。 この横に、通称・ガレッリア(Galleria)と呼ばれるアーケードがあります。 とても高いガラスの天井、そして、床にも素晴らしいモザイクで埋め尽くされています。 ガレッリア内には、色々なお店が入り、ウィンドー・ショッピングも楽しめる場所です。 そのガレッリア内、ちょうど中央の十字路の床部分に、「雄牛のモザイク(Mosaico del toro)」があり

サマータイムに変わる時

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.56> 3月最後の日曜日、と言えば、もうひとつ大事な事があります。 それは、「サマータイム(Ora legale)への切り替え」です。 日本語で言うと「夏時間」。 イタリアでは、3月最終日曜日から10月最終土曜日まで、時刻を1時間繰り下げます。 つまり、昨日の朝7時が、今日の朝6時になるのです。 最近、2020年の東京オリンピックに向けて、日本でも導入検討が話題になりましたが、サマータイムに慣れていない、システム

ナヴォリオ運河の骨董市

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.55> サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂(S.Lorenzo Maggiore)を後にして、さらに南に進んでいくと、大きな門が見えてきます。 ティチネーゼ門(Porta ticinese)です。 この門を超えると、ナヴォリオ運河があり、骨董市が開かれています。 500m以上ある運河の両側には、お店が、ずらりと並んでいました。 ワクワクします。 早速、見て回りましょう! さすが、骨董市だけあり、興味深いものが沢

ミラノのサン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.54> 毎月、最終日曜日に、ナヴォリオ運河(Canale di navorio)に沿って「骨董市」が開かれるミラノ。 ミラノ滞在2日目の、この日が、ちょうど、3月末の日曜日。 早速、ナヴォリオ運河を目指して、小雨の振る中、出発です。 途中、16本の列柱が目に入り、うん?、どこかで見たことがある? 地図で確認すると、サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂(S.Lorenzo Maggiore)。 古代ローマ時代の列柱が

【ホテル情報】ミラノの三ツ星ホテル

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.53> ミラノ(Milano)滞在を決めた時に、悩むのがホテル選び。 6年前、2001年のミラノ滞在時は、年間のイタリア料理修行最終日。 帰国直前だったので、お疲れ様、そして、頑張ったご褒美で、ドゥオーモ近くの4つ星ホテルに泊まりました。 とっても、とっても快適。 でも今回は、値段を考慮し、ドゥオーモから、徒歩圏内の3つ星ホテルにして、2泊滞在しました。 イタリア各地で運営しているビジネスホテルで、快適でしたが

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赤いバラ・一輪の贈り物

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.52> ミラノ(Milano)のシーフード・レストランで、夕食を頂いた時のお話。 隣のテーブルで、お父さまの誕生日会をしていたイタリア人ファミリー、 総勢 15 名。 東洋人の女性(私)ひとりで食事をしていたのが、気になったようで、 「日本人ですか?」と、声をかけて下さいました。 最初は、隣同士でお話していたのですが、メイン料理を頂いた後は、 「こっちに来て、お話しましょう!」 と言われ、椅子ごと、隣のテーブルへ

【レストラン情報】ミラノの美味しい魚料理店

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.51> ミラノ(Milano)は、美食の街。 イタリア全土から美味しい食材が集まり、美味しいレストランも、数多くあります。 その反面、観光客が多く訪れる大都市では、レストランの数自体が多くなるので、ピンからキリまでになってしまい、美味しくない、残念という、お店があるのも、事実。 この日の夕食を、どうしようかと悩んでいた時に、ひょこっと入ったパン屋さんで、美味しい魚料理店を教えてもらいました。 早速、伺いました。

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リグーリア州の発酵ケーキ☆パンドルチェ・ジェノヴェーゼ

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.50> イタリアには、いくつかの発酵ケーキがあります。 クリスマスに食べるパネットーネ(Panettone)、パンドーロ(Pan d'oro)復活祭・パスクワで食べるコロンバ(Colomba)。 リグーリア州のパンドルチェ・ジェノヴェーゼ(Pandolce Genovese)も、そのひとつです。 干しぶどう、オレンジピール、ナッツ等を入れて、酵母(イースト)を加えて、ゆっくり発酵させてから焼くケーキです。 固め

イタリア復活祭のお菓子☆コロンバ

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.49> 復活祭・パスクワ(Pasqua)で食べるお菓子は、エッグチョコレートと、 もうひとつ、コロンパ(Colomba)と呼ばれる発酵パンがあります。 十字架や、平和の象徴・鳩、を模ったとも言われるこの形。 春になると、お菓子屋さんはもちろん、スーパーでも、メインのブースに置かれています。 生地は、パネットーネ(Panettone)に似ていますが、 干しぶどう、オレンジピール、レモンピール等は入ってなくて、 アー

ミラノ・マルケージのエッグチョコ

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.48> ミラノ(Milano)滞在時は、復活祭(Pasqua:パスクワ)の時期でした。 街中の食材店、お菓子屋さんも、パスクワ仕様になっていて、とても賑やか。 老舗パティスリー「マルケージ(Marchesi)」に、足を運びました。 ミラノ北駅(Stazione Fierrovie Nord Milano)から歩いて5分程。 さすが、1824年から変わらないクラシックな佇まい、素敵です。 お店に入ると、とても上品な

ミラノのスーパー &青空市場

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.47> 久しぶりのミラノ(Milano)の街。 街全体の位置関係を把握するには、地図を持ちながら自分の足で歩き回るのが一番。 ミラノのドゥオーモを中心に、早速、散策開始です。 やはり気になるのが、市場&スーパーマーケット(Supermercato)。 メイン通りにあるスーパーの食品売り場にも足が向きます。 ラ・スペッツィアの市場とは違い、鮮魚が、きれいに並べてあります。 既に、切り身で売られている魚もあり、このあ

ミラノは、ドゥオーモからスタート☆

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.46> 3日間、滞在したモンテロッソ・アル・マーレ(Monterosso al mare)。 今日で、この町とも、お別れです。 駅から見える海。 この海に、毎日、心を癒されました。 しっかり、最後に海の様子も、目に焼き付けて、列車に乗車しました。 ミラノ直行便の列車で、約3時間。 ミラノ(Milano)に到着です! 6年ぶりの、ミラノ。 でも、6年前は、あまり時間もなくバタバタと回った記憶しかなかったので、今回