見出し画像

★9月5日pm4時まで、無料キャンペーンDistance to The Horizon~地平線までの距離~2006 地撮り写真!GRデジタル。

RICOH GRデジタルが発売されて、最初あまり興味がなかった。小さなセンサーが装着されていたからだ。何を撮ってもパンフォーカスになってしまう。

その頃写真集「あの日の彼 あの日のかのじょ1967-1975」を出版するべく昔の写真のネガをスキャンしていた。当時のカメラは、ペンタックスとKowaSW、後半はさまざまなカメラを使ったが、フィルムはトライXが多かった。ワイド系のレンズが多かったせいもあるが、どの写真もパンフォーカスが多かった。仕事上は人物撮影が多かったから、パンフォーカスというよりピントを浅く使うほう多かった。

ただスナップ写真はパンフォーカスでOK.だと思ったら、突然GRデジタル(初期)が欲しくなった。そして使いだす。しかし昼間は問題ないとしても、ちょっと暗くなるとブレる。

初期型は感度性能も高くなく、夜のバーなどでは、コップを三脚変わりに使ったりした。その時、もっと強力な三脚があることに気が付いた。地面だ。地面に置けば、ぶれない。夜でも撮れる。と思って、撮り始めたのがこの、DtoHだ。

地球は丸い。地面に置いたGRは、理論上水平線は、たしか500m先だ。そういう理屈から、地面に置くとさまざまな地平線はどこか?という意味でこのタイトルがついた。
その後、いたるところにカメラを置いて撮った。駅のホームで撮っていると変質者と怪しまれた。

 ~地平線までの距離~

山が多く国土の狭い日本では、地平線を見ることはめったにない。
しかし水平線だったら渚に立てば容易に見ることができる。
例えば目の高さ160センチのアングルから海を眺めると、
水平線は約4.5キロ先にある。 
地球が丸いためであり、案外近くに存在している。
もちろん数学的な話である。
地平線ならばその距離はほんの1時間歩けばたどり着いてしまうだろう。
もっともそこに立てば、再び地平線は4.5キロ先になってしまう。
コンパクトカメラを地面に直接置いてシャッターを切る。
このカメラのレンズの光軸は地上から2.5センチの高さだ。
計算上地平線は約500m先になる。
高さから考えると案外遠くに地平線があるんだなというのが印象だ。
これは決して昆虫や小動物の視覚というわけではない。
地球という生命体から眺めた
人間社会のささやかなエピソードなのだ。

是非ごらんください。9月5日4時まで¥0です。


もしよろしければ  応援サポートお願いします。