lovepomponchan
以下、短いメモなど
すごいよ👍
お野菜食べてるやつ、偉すぎ。私もじきにそっち行きます。
もしも
もしもアタイが上司だったとして、「お言葉ですが」って部下が言ってきたらどうしよう。だってさ。本来それは、諌めることに対し角を立たなくするための「断り」じゃない。そう機能するはずの「お言葉ですが」は、もはやその目的を成すことはせず、むしろ怒りを表明して、さらには敵意を表明するための言葉になっているじゃない。
元々あるはずだった機能は、全く駆動しなくて、きっとずっと昔はそう作用してたのかもしれないけれど、もう意味を成さない飾りになってる。その事実も、頭で理解することよりも先に、怒りのパワーになっちゃってさ。羽のない虫みたいな、なんていうか、飼育されて軌道修正されて、機能が消えたみたいな、なんていうか蚕みたいな。蚕みたいなその言葉に、上司になったアタイは身構えてしまい、部下から何か強い言葉で進言される恐怖やプライドや怒りについて、その一瞬に思いを巡らしてしまうだろうよ。アタイは、ネズミだから関係ないけどさ。アタイが上司だったら、の話だけどさ。
今夜はすき焼きだい!
そう言って私は、犬に今夜はすき焼きということを伝えました。ふざけて見せたり、お腹を過剰に撫でてみせたりして、すき焼きを食べました。犬はなんのこっちゃわかっていなかったけれど、わたしは犬に向かってふざけていました。犬も、楽しくなったようで、尻尾を振ってくれました。やるぞ!と思ったのか欠伸をする姿勢で、わたしを見つめて尻尾を振りました。だから、今夜はすき焼きだい!と言いました。
普段はほとんど吠えないけれど、吠えてくれました。
楽しかったです。
この大地に吹くの、かぁぜかぁぜ
今日、そう知ったよ。
目に見えないけれど、あるやつ。マ、オイラは目が見えないけどな!ガハハ これがベースメントジョークってやつだよ。
んでさ、風ってんだな、これ。すげえな!なんでも名前ついてるじゃんよお。教えてくれよ、オイラにも。風は目に見えるのか?手に取れるのか?なんでこんな気持ちいんだ?オイラはよ、ずっと穴掘っては草食って生きてきたからよ、こんなに綺麗なもんがあるなんて知らなかったよ。
そんで誰が名前つけてるのか、教えてくれよ。カンボウ…官房長官が、か?オイラのところにはいねぇからよ、そういうのわかんねえけど。官房長官が名前をつけてるのだとしたらよ、オイラも、地の底を目指して掘ってる時に枝分かれする根っこに当たった時の、あの複雑な気持ちにも名前をつけてみてぇな。今度、会わせてくれよ、その官房長官ってやつに。
…お、なんだ??
こっちのシマとおんなじように生きるのは難しいからマネすんなよ。
F、Xだっけ、FXくらい難しいぜ。インサイダー取引くらい、スリリングなんだぜ。こんな難しい言葉しってるのは、ニンゲンのミカワが教えてくれたからだよ。
ミカワ、いい奴でさ。雨降ってきた時、オイラに雨がかからないようにしてくれたんだよ。オイラはさ、雨ってやつが好きだから、そんなの真っ平有難迷惑だったけどよ、その優しさが嬉しくてよ、雨が苦手なふりしてミカワの毛むくじゃらの脛にすり寄ったんだよ。
そしたらミカワ、なんかオイラのことかわいいだなんの言って、オイラはそのミカワのことをもっとかわいいと思ったけどよ、こっちは無骨だからさ、そんなの言えるはずもなく、静かに土の方へ帰ったってわけさ。
オイラ、こんな感じだけどよお、夢があるんだよ。そうだよ、もうわかってるかも知んないけど、風が何色で、どんな形か、確かめることだよ。
オイラはさ、風を知りたいんだよな。
でもよ、ミカワが連れてきた、爪が長くて甲高い声を出すニンゲンが教えてくれたよ、
この大地に吹くのが風だってこと。吹くらしい。吹くんだよ。風が吹くんだよ。
オイラ嬉しくってよお、吹くんだなあ、吹くんだなあって思ったら嬉しくて、今日の夜ご飯、味噌汁に根菜入れちまったよ。
嬉しいよなあ。嬉しいよ。オイラはさ、風があることが嬉しいよ。
このあと私が言いそうなセリフを台本にします。
シチュエーション:自宅制作日
登場人物:私、犬
私:お姉ちゃんね、今ね、なぁーんにも課題やらずにね、やるべきことやらずに、飲み食いだけしてね、コント見てラヴィットみてましたー!終わりだねぇ…
(私、犬に顔をうずめる。
犬、何もせずほぼ無関心で寝転がったままを維持する。
私、お構いなしに続ける。)
私:いいにおいだねぇ、さーたんは、すごいねえー!こんなにいい香りで、香ばしくて、ポップコーンとフランスパンから生まれたってんだい?ちがいますねぇ〜すごいねえ、さーたんすごいねえ、こんなに茶色くて可愛くて小さくて3.8キロでわんわんなうえに、面白いねえ〜。すごいねえ〜。
犬:(伸びをしながら微かな声で)クゥーー
私:すごいねえ!寝転がりながら伸びできんだね!すごいねえ。ほだちゃんはね、今ね、なーーーーーーーーーーーーんの生産性もない時間を過ごし、お笑いのことだけを考えて過ごしましたーー!終わりでーす!終わりだねぇ、サーたんは偉いねえたくさん寝てるんだもんねえ。
(犬、起きあがりこちらをじっと見つめる。
そして間も無いうちに寝る体制に戻る。その間に寝起きのペロペロをして、鼻を湿らす。)
私:サーたんすごいねえ!鼻湿らすことできるんだ!ノーベル賞だねえ!ボブディランより先に辞退しちゃおっか!伝説だね〜さーたんすごいねえ!
(私、突然奇声を上げる。現実に気づき、受け入れられないからである。
犬、奇声に若干驚くが、寝たままである。)
私:どうしよー、あーー。。。やばいな…。あーやりたくない……いややりたくいわけじゃないんだけど、あーーーー。。
(私、おもむろに犬を見つめる。現実という水を突然かけられたように。)
私:んでもサーたんは偉いねえ、かわいいねえ、すごいねえ!サーたんすごいねえ!
(私、おもむろにスマホを見る。現実逃避にノートを書き始める。)
あれま!ループしてたんですね。抜け出せないね〜!ガハハのハでやんの!
21:30、髪乾かして、犬の散歩行きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?