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【#4 停滞】いま、覚えておきたい48グループメンバーについて。

「停滞」というお題をいただいた日、SKE48の小畑優奈が卒業した。
今回は48グループの現状と、普段AKB48を追っていなくてもぜひ知っておきたい48グループメンバーをご紹介します。


小畑優奈はシングル『意外にマンゴー』(2017年7月19日)において初選抜で初センターに抜擢された。
また、小畑優奈がニコニコ生放送に出演すると、ファンが彼女のニックネームである「ゆなな」を画面いっぱいに「弾幕」のように打ち込む文化が確立されていた。

この人気メンバーの卒業を惜しむ声は少なくないが、
48グループの現状を考えると止むを得なかったと考えている。

例えば小畑が所属していたSKE48において。
バラエティー番組やWEBニュースの写真でフロントを張るのは松井珠理奈(1期生 2008年8月所属)、高柳明音(2期生 2009年4月)、須田亜香里(3期生 2009年11月)が主。

6期生(2013年1月)以降の後輩は先輩のコメントに対して、
「さすが〇〇先輩です」
とフォローする姿を幾度となく見てきた。

2018年、2019年に卒業を発表したメンバーの平均年齢は、
人気の乃木坂46が22.5歳に対し、停滞中のSKE48は19.2歳。
48グループの方が若い世代が割りを食っている。

小畑優奈の卒業は48グループの停滞感を如実に表している。

では、停滞感を打破するメンバーは誰なのか。
普段48グループを追っていない方でも知っておくとたのしい48グループメンバーをご紹介します。


1人目は、村山彩希。
「 AKBグループは専用劇場で毎日のように公演を行なっている」ということは有名だが、彼女はその「劇場」を担っているメンバーである。

振付師の牧野アンナから絶大な信頼を得ており、「牧野アンナプロデュース公演」ではセンターを務めたことでその評価は確固たるものとなった。

また、劇場活躍を見しており2019年1月末にはTOKYO DOMECITY HALLで単独コンサートを行なった。

2人目は、矢作萌夏。
彼女は一言で表現すると「映えるアイドル」である。

そのアイドルとしてのポテンシャルは指原莉乃や柏木由紀やゆうこすも認めるほどである。

村山と同時期に、研究生ながらTOKYO DOMECITY HALLで単独コンサートを行なった。

停滞感に悩む48グループだが、停滞の影で新しい文化やキャラクターが生まれつつある。

「48グループとはアーキテクチュアだ」と何年か前に耳にした評だが、
アーキテクチュアだからこそ、停滞した今、新たに感じられる面白さもある。

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