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自分の「役割」を再確認すること

こんにちは!吉田直樹です。

タイトル通り、自分の「役割」について認識する、再確認した出来事がありましたので自戒の念もこめて、残しておきたいと思います。

「ビジョントレーニング」を提供するスタジオでのインストラクターという活動から、公民連携事業であるFrom Earth Kidsの業務に携わるようになってから、いろいろな方と関わることのできる機会がとても多くなりました。仕事以外でも「倫理法人会」という団体に加盟もしたりと、そこでの出会いも含め日々いろいろな方から、多くの学びを頂いております。

いろいろな方とお会いする中で、From Earth Kidsでの取組みやビジョントレーニングについて話をさせてもらうことがやはり多いのですが、先日、特にビジョントレーニングについてとても共感してくださった方がいて、帰り際に「今度ぜひこちらに来て頂いて、吉田さんに講演してもらいたいです!」といった嬉しいお言葉を頂きました。
僕の思いや考えが少しでも届いたのかなと思い、単純にそういった言葉を頂けたのは嬉しかったのですが、「講演」という言葉が自分の中でずっと引っかかっていました。

もちろん喜んでお話はさせて頂くのですが、「講演」という言葉に何となく自分の中で浮ついた感じがしたんです。
トレーナーを始めたころに、「先生」と呼ばれることになかなか慣れなかった事と何となく似ている感じがしました。

【立場】や【呼称】によって、目の前の子どもや方々との関係性も変わってくると思います。
「講演」も「先生」も、それを発した側の方はとくに大きな意味合いもなかったのかもしれませんが、僕自身の役割はそれじゃないと感じました。
ビジョントレーニングは本来、オプトメトリーと呼ばれるれっきとしたお医者さんが行うトレーニングです。ただ、日本にはそういった資格も制度もないため、僕のようなトレーナーとしての勉強や経験を重ねた人間も、ビジョントレーニングについての話をさせてもらうことができています。
ただ、やっぱり僕自身はオプトメトリーではないんです。
先生でもないし、講演を行う立場でもないです。
ただ、ビジョントレーニングはしっかりとお伝えしたいし、広めていきたい。ほんとうに上手くは言えなくて、単に僕の自意識が過剰なだけかもしれないですが、上も下もなく、同じ高さ、同じ目線でビジョントレーニングに子どもたちと一緒に取り組む。それが僕自身の役割だと思います。

子どもや親御さんから「先生」と呼ばれ続けること、「講演」という役割と場を与え続けられることで、ひょっとしたら自分の中で気持ちの変化が起こってしまうかもしれない。そんな人たちを正直、これまで目にしてきたことがあったので、そんな風にはなりたくないと改めて思いました。

昨日(この文章を作っている日から)は、何名かでビジョントレーニングについていろんな話をする時間がありました。
日々のトレーニングのこと、子どもたちのトレーニングによる変化、これからどんな風に取組み方を変化(進化)させていくか。前向きな話ばかりでほんとにとても楽しく素晴らしい時間でした。
はじめに「自戒の念」を含めと書きましたが、自分自身の役割ややるべきことなど、自分自身を見つめ直すこと、そしてしっかりと今の自分がどうかということをまっすぐ伝えてくれる仲間や親しい方々がいるという事も、感じた時間となりました。

「Voicy」をよく聴くのですが(いきなり話がかわる・・)、パーソナリティの今田圭太さん(コーチングアーキテクト)が、毎週月曜日に「先週の振り返りとゴール設定」ということをテーマに挙げられていて、これがめちゃくちゃ大切やし、いいなぁと思って僕も実践できるようにしています。
今回のことは、一週間という短いスパンでのくくりではなかったですが、僕のこれまでのこと、そしてこれまでの事という長いスパンの中での、「振り返りでありゴール設定」であったかと思います。
日々、いろいろな経験、体験をさせてもらっていることに感謝です。

脈絡もないほぼ独り言のような内容。
最後まで読んでくださってありがとうございました!


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