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夜遊び人たちのキオスク ジャン・ミシェル・オトニエル作の駅

これまでのパリ滞在で訪れた観光スポットと必ず起きるハプニングをご紹介します。

1964年、東京オリンピック開催に合わせて新幹線が開通したようにパリの地下鉄は、パリ万博が開催された1900年につくられました。

現在、14路線、361駅

国際的なイベントに合わせ、国の威信をかけてインフラを整備する。
鉄道事業は、創造と破壊の20世紀を象徴していますね。

1900年当時のメトロの駅は建築家エクトール・ギマールが担当し、アール・ヌーヴォーな入り口でした。

時代と共に立て替えられていったメトロの出入口。

2000年、メトロ開通100年記念

メトロ1号線、パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅(Palais Royal - Musée du Louvre)は、文字通り「ルーヴル美術館」の最寄駅です。

2000年のメトロ開通100年を記念して、ギマール時代の様に鉄とガラスで作られた出入口は、フランス人現代アーティスト「ジャン・ミシェル・オトニエル」によって造られた作品。

Le Kiosque des Noctambules

日本語訳「夜遊び人たちのキオスク」

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始めて「夜遊び人たちのキオスク」を見た時は、オスマン様式の建物の中で少し異質に感じましたが、良いモノは良いと広く受け入れる(深く考えず?)パリらしいと感じました。


今はインターネット予約が必須のルーヴル美術館は、パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅以外からでも入館できますが、「夜遊び人たちのキオスク」もご一緒にご覧になっては如何でしょうか?



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