私たちは意外と世界を見渡さなくてもいいのかもしれない

自分で言うのもなんですが、あるって結構気がきくんですよ。
なので、集団の中に入ると必ず全体を見渡しちゃうんですね。しかももともと調整役とか管理役っぽい資質を持っているため、

・全体で不満が起こらないようするためにはにどうしたらよいか
・あの辺の人、何か言いたそうだから後で聞いておこう
・利益を底上げするために、私は早めに帰った方がいいな

みたいなことがすぐに見えてきちゃうんですね。
そしてハラハラする。
「あー…なんでわざわざそんな言い方をするの…」
「あれじゃあの子がやる気なくしちゃうよ…」
「あの子、不安そうなのになんでフォロー入れないんだろう…?」
「え!?その人、そのシフトで入れるの!?」
みたいなことがいくらでも見えてきちゃう。

ただ、最近気がついたんです。
これってあるが気にすることじゃないや。

言ってしまえば、こんな甘っちょろい状態で、こんな不安定な状態で、こんなおおざっぱなやり方でも、結構な会社ってまわってるんです。それなりに。

じゃあ、そのことであるがハラハラ、そわそわ、イライラしたりする必要ってないなって。


でも、一緒に働く仲間のことは心配だから、何かあったときはすぐに相談に乗ってるし、ある自身から声をかけることもよくあります。
でもそれはあるにとっても不満や負担のない範囲でのこと。
そして、ある自身がしたいと思ってしているということを忘れてしまわないようにすること。それは意識しています。


「誰かのため」と言いながら、私たちがしていることは全て【自分がしたくてしていること】です。
これは本当、はき違えちゃいけない。

「あなたのため」は相手に受け取ることを強制するものじゃないんです。
せいぜいできても「私はあなたにこれをしてあげたいんだけど、必要?」って聞くぐらい。
そもそも、自分が相手をよくする、相手の力になる、相手を導くなんて言うのは8割くらいが幻想だと思っても間違いじゃない。
人間関係の効果はそのくらいって捉えておいた方が、いいんです。大抵のことは。


さて、話を戻します。
マジメで
がんばり屋で
一生懸命で
仕事熱心で
気配り屋さんで
人の輪を大事にして
気遣いのできる繊細なあなた。

周りを見回さなくていいです。
世界を見渡して、全体を調整しなくてもいいです。
大丈夫。何ができて何ができないか、何がよくて何が嫌か、どこまで頑張れるか、どこまで頑張りたいかみたいな判断は、みんなが勝手に自分でできます。

だから、あなたがそれで困ったり焦ったりして一人でストレスを抱える必要はないんです。
大丈夫。みんな、できることはできるから。きっと。

それで例えば誰かが困ったり不便に思ったりしたとして、それはそれでその人に必要な事だったんです。
そういうものに直面して初めて、学ぶことだってあるんです。
だからあなたが、他人の貴重な経験の機会を先回りして奪わないように。

そしてあなたが一人で疲れ果てて「誰もわかっていない…」なんて孤独を感じませんように。



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