マガジンのカバー画像

いつかフリースクールをつくるための糧

6
スウェーデン社会で学んで働いてきた自分だからできるフリースクールをいつか日本につくりたい。それをできるだけ具体的な目標にしていくために、福祉や教育について綴ります。
運営しているクリエイター

#学校

フリースクール支援と本来の学校の存在意義

滋賀県東近江市長の問題発言でスポットライトが当たったフリースクール支援。「不登校の大半は親の責任だ」という発言が一番問題視されているようだ。切り取られた発言を見るだけでは意図を正しくは測りかねるし、子どもの不登校に親の影響があることは、全てではないにしろ事実ではある。正論だとしても思いやりのない発言のし方は不和や誤解を招き、リーダーとしての素質を疑われる行為なので、市長は叱られるべくして叱られているのでそれはそれとして。 その後の弁解では、「文部科学省がもう少し運営の基準や

インスピレーション:笑いと学びの現場

日々、漠然と日本でフリースクールを元にしたコミュニティを作りたい、と思っていても、なかなか具体的に形にするアイデアは浮かばず、考え過ぎて焦っているようにも感じたので、まだ行動に移すタイミングではないのかな、いずれ自然にその流れがやって来るのかもしれない、と、のほほんと過ごしています。 先日、休暇で日本に帰省し、現地のニュースや雰囲気に直に触れ、貧困家庭やハンディキャップのある子どもたちのための場所づくりに対する補助や支援が増えていることを知り、一から何かを立ち上げようとしな