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【ポケモンSV】S17 最終837位 最終レート1905

こんにちは。
シーズン17お疲れ様でした。
伝説環境前の最後のシーズン。ひとつ思い切って最後までやりきりたいと意気込んで臨んだシーズンでしたが、結果としては色々不完全燃焼のまま終わってしまったシーズンでした…。

今回はシーズンの反省点や次シーズンに向けてということを少し書き残しておきたいと思います。

構築について

基本的にはシーズン16で使用していたパーティをそのまま使っていました。
【ポケモンSV】S16 最終853位 最終レート1953|アルフレッド (note.com)

最後までシーズン16のパーティを使用するつもりはなく、以下の点についての見直しを行いたいと考えていました。
1.技構成や選出が透けやすく、太い勝ち筋もしくは裏の勝ち筋の組み込み
  ・晴れ選出はコータスに依存していて、初手の出し勝ちがほとんどない
  ・相手のステルスロック等の展開を基本的に止める手段がなく、立ち回りが制限されやすいetc
2.シーズン17環境に対しての構築の最適化
  例)純正受けループ・ママンボウ×オーロンゲetc
  →シーズンの状況を追いながら対策の比重を見直して、全体的な技や持ち物の見直し
どちらも具体的な改善と呼べるだけのものを改めて用意しきれなかったのが悔しいです。

今回の投稿では主にプレイングの部分や全体の感想についてをメインに触れていきたいと思います。

ポケモンについて

ソウブレイズ@きあいのタスキ
性格:いじっぱり
テラスタイプ:フェアリー
151(4)-194(252+)-100-72-120-137(252)
むねんのつるぎ/かげうち/テラバースト/つるぎのまい

相棒枠。
今シーズンも選出率も1位で単体で選出することも多かったです。
また、シーズン18ではコライドンに対してのメタなどを期待されて使用率が伸びていくと思いますし、結果を出される方も出てくると思います。
しかし、一般ポケモンしかいなかったシーズン17まででさえ、ヘイラッシャやドヒドイデなどには技欄や努力値を振り切らないと簡単に止められてしまいますし、コライドンへのメタとして採用されても、テラスタル権を使用する必要性などを考慮すると、上記のポケモンが増えていったときに採用率などは大きく変化するタイミングがあると考えています。
(そもそもコライドン自体がソウブレイズにカウンターを持てないわけではないですし)
ただ、タイプ一致の「かげうち」が黒馬バドレックスがいる環境に対しては偉いのでパーティ6体のうち1体には色々入れやすそうな要素ももっていますね。
シーズン18は中盤頃以降での参加になるかと思いますが、このあたりの動向は引き続き注視していきたいと思います。

ウガツホムラ@こだわりハチマキ
性格:ようき
テラスタイプ:ほのお
191(86)-156(164)-142(4)-72-114(4)-157(252+)
だいふんげき/フレアドライブ/げきりん/じならし

相棒枠2。
シーズンの17までずっとパーティ単位でのカイリューへの回答が薄いとずっと考えていました。
味方を変えて、抜き態勢まで整えられなかったとしても、ウガツホムラが対面状態からだと基本的には負けることはないと考えられるようになってからは、テラスタルと技選択には少し余裕が生まれたような気がします。

コータス@だっしゅつパック
性格:なまいき
テラスタイプ:くさ
177(252)-105-161-105(4)-134(252+)-23
オーバーヒート-ジャイロボール-あくび-ステルスロック

色違いでもないし、個体値が特別良かったわけでもないですが、過去作からずっと連れている思い入れのあるポケモンです。
今後ポケモンを続けていったとしても、ここまで単体に思い入れを持てる一匹は出てこないんじゃないかなと思います。
もしこの「ジュンイチ」がいなかったら晴れの起点作りも違うポケモンになっていた可能性まであります。
ただシーズン18はコライドンになっているかもしれません…すいません。

こうたのコータスの一匹「ジュンイチ」は元気にやってます。

ラティアス@こだわりメガネ
性格:ひかえめ
テラスタイプ:はがね
159(28)-90-111(4)-178(252+)-151(4)-158(220)
りゅうせいぐん/ミストボール/みらいよち/テラバースト

晴れパを選出しないときは、負荷をかけていく目的で初手だしが多かったです。
プレイング上の反省点の一つとして、相手のパーティにガチグマなど初手選出がありえる且つそれらを起点にできそうな場合を除けば、メガネやスカーフ運用以外のラティアスが初手にでてくることはあまり考えにくく、上位帯に近づくほど型読みされるケースが目立ちました。
こだわりメガネを持ったラティアスがシーズン16よりも多かった点も向かい風だったかなと思います。

ハバタクカミ@ブーストエナジー
性格:おくびょう
テラスタイプ:でんき
【現実】305(244)-109-175(204)-278(4)-303(52)-312(4+)
【理想】312(244)-109-197(204)-307(4)-319(52)-337(4+)
ムーンフォース、にほんばれ、ちょうはつ、おきみやげ

十徳ナイフのようにやりたいことを詰め込んだ結果、やりたいことをほとんど実現できなくなってしまった悲劇のポケモン。
選出段階でも選びにくくなり、パーティの中で入れ替え筆頭ポケモンでした。
最終日までこの枠を見直せなかったのが一番の反省点です。
サーフゴーを中心に置き換える構想はあったが、型なども含めると自分自身で納得できる形にすることができませんでした。

というのが今回の記事を見直すまでの私の所感でした。

記事に実数値を掲載する準備を進めていたところある事実が判明します。

個体値そのままでした…。
反省するべきは私でした…通りでなんか弱いなと…。
ハバタクカミが弱いわけなかったんです、なぜこれに気付かなかった…。

ウーラオス@しんぴのしずく
性格:いじっぱり
テラスタイプ:水
191(124)-200(252+)-135(116)-74-82(12)-118(4)
すいりゅうれんだ/アクアジェット/ドレインパンチ/つるぎのまい

どんなシチュエーションでも腐ることがほとんどなく、一度使い始めると抜け出せない魔性の魅力を持ったポケモン。
もはや語ることは何もありません。


S17の選出について

S16で構築記事を書いたことで勝ち筋までの展開の作りやすさや、選出や動きを読まれることも増えたりすることも少しは気にしてはいましたが……

正直そんなことはありませんでした!
自意識過剰です、記事も800位台の話ですし!


それよりも、体感ではありますが、
・きあいのタスキを持ったイーユイ、ランドロス、ガチグマの増加
 →ランドロスはとつげきチョッキ、オボンのみ持ちの減少
・ASのスケイルショット型の減少
上記のほうが環境的な立ち回りづらさに繋がっていたように思います。

レギュレーションFも長い環境だったのでシーズン17でいきなり大きな環境変化という部分はありませんでしたが、レギュレーション通してポケモンにちゃんと向き合えてよかったです。

前回の記事にも書きましたが、改めて基本選出です。

・コータス×ウガツホムラ×ソウブレイズ

 →ヘイラッシャ、ドヒドイデがいない構築にはほとんどこの選出でした。
  相手のテラスタルの択をほとんど発生させないのが強みだと思います。

以下は、プレイ中に感じたことや立ち回りについての補足です。

 ・オオニューラもしくはコノヨザルが先手に出てきたときは、ソウブレイズに素引きして様子を見るようにしていました。相手が「ステルスロック」や「どくびし」から入ってきた場合は「きあいのタスキ+晴れ下」という状態で立ち回れるようになるため、相手の打点が基本的に物理しかないという点も含めてその後の展開を有利に進められることが多かったです。

 ・相手としては初手に「メテオビーム」を撃ってくるブリジュラスが辛く、ぐちゃぐちゃにされるケースも多かったですが、1ターン目にコータスが落ちた後の後発のソウブレイズでテラスタルを絡めてHP管理を行うと捲れるケースも存在しました。

 ・今シーズンからコータスのサブウェポンを「ジャイロボール」に変更して、初手「ちょうはつ」を置きにくるハバタクカミに対してのイージーウィンを狙いましたが、耐久振りor気合いのタスキしかおらず一度も狙い通りの結果を得ることはできませんでした。前期のプレイでやっていた「オーバーヒート」を押してソウブレイズを出すほう(「かげうち」で縛る)が結果的にその後の展開が作りやすかったように感じました。

 ・2シーズン続けて晴れパを使うことになりましたが、シーズン17に関しては「でんじは」がより増えた印象で、ソウブレイズを使っていなければウガツホムラは「ラム+りゅうのまい」を持たせた型のほうが強そうだなと感じていました。最後までウガツホムラにこだりハチマキを持たせていたのは、現状の並びだと初手ガチグマに対して遂行速度が遅くなり、処理ルートが確率できなくなる可能性が見えていたためでした。

・ラティアス×ウーラオス×ソウブレイズorウガツホムラorハバタクカミ

 →ヘイラッシャもしくはドヒドイデやキラフロルが相手のパーティにいる場合は、基本的にこちらの選出を行っていました。

 ・こっちのギミックはシーズン17では要見直し案件だったのですが、選出した試合では一定の結果を残してくれていました。以前の構築記事でも書いた通り、ラティアスの「みらいよち」からウーラオスのふかしのこぶしの攻撃によりヘイラッシャ、ドヒドイデ、チオンジェン、カイリューなどにテラスタルを発生させずに突破することをコンセプトにしていました。

 ・一番問題となったのはハバタクカミで「ムーンフォース/にほんばれ/ちょうはつ/おきみやげ」という闇鍋のような構成となってしまい、ポケモンにも悪いことをしたなと思うほどでした。
  →ラティアスが「りゅうせいぐん」を撃った後にでてくるカイリューに対しての起点回避
  →「にほんばれ」によるコータス以外の晴れ展開のルート作成
  →ブリジュラスやディンルーの「ステルスロック」から展開阻止
  などを詰め込もうとした結果、役割が中途半端になり、ブリジュラスやディンルー対面においてはヘビーボンバーやこだわりメガネ「ラスターカノン」で無償突破されたり散々でした。
 ※個体値が野生のままでした、使用率1位のポケモンが「なんか弱い」なんてことはないのに、最後までそのままにしてしまって非常に申し訳ない…

S18に向けて

最初はコータスをコライドンに置き換えた形で、プレイする機会が多いかなと思ってます。
ただ、シーズン17でも反省点はたくさんあったので構築は100%変える必要がでてくるはずです。
この記事を書いているタイミングでもシーズン18におけるポケモンバトルデータベース様のポケモンランキングの顔ぶれも変わってきており、色んな刺激のでてきそうなシーズンだなと期待しています。

最後に

シーズン17はメインロムとサブロムを2つ用意していて、最終日にどちらかのレートが溶けたら切り替えて走り切ろうと考えていました。
最終日に4~5時間ほどロムの勝ち負けの数が横ばいのまま深夜となってしまったため、上振れも下振れもなく着地となんとも言えない気持ちになってしまいました。
やり切れずの決着って本当に空しいですね…。

ただ満足の結果ではないものの振り返りをしてよかったです、ハバタクカミの個体値野生のまま使っていたなんて…どこでどんな発見があるか分かりませんね…。
シーズン17はプレイングの不完全燃焼があり、構築や準備にも反省点がありました。シーズン18になるかはわかりませんが、次挑戦するシーズンではしっかりとそのあたり改善して臨みたいと思います。

最後になりますが、シーズン17で対戦していただいた皆さんありがとうございました。


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