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単調な作業に心の潤いを。 〜仕事にゲーミングデバイスを導入した感想〜

こんにちは。記事作成時点ではレポート作成業務に追われているiCAREのデータアナリスト、わかまつです。

note 書いてる暇があるんか、と社内から突っ込まれそうだな……という考えがよぎりましたが、みんな優しいので「よく時間をつくって書いたね」と褒めてくれると信じておきます。

今回は、何系の記事なんですかね……しいて言えば「ガジェット系」でしょうか……。


Excelの入力速度を極めた末……

Excelは得意です。キーボードショートカットも体得済みです。このところGoogleスプレッドシートのほうをよく使っていたので多少のブランクはありますが、Excel作業が早すぎて「何をやっているかわからない」「何が起こったかわからない」と、脇から画面を覗き込んだ人をポルナレフ状態にたたきこむ程度には、得意です。

しかし、キーボードショートカットを体得し、思考と同じ速度でExcel作業ができるようになると、身体の反応速度が思考に追いつきません。脳内では次の処理をイメージしているにもかかわらず、指先や端末の反応速度が追いついてこないのです。パソコン本体を赤く塗りたい気分になります。
また、作業時に身体にかかる負荷が大きく、長時間作業をしていると、指の付け根の関節や手首に痛みが走ります。(CtrlキーやShiftキーを押す操作が異常に多いため)

ロボットアニメで出てくるような「機体の反応速度がパイロットの能力についてこない」、あるいは、マンガでよく出てくる「リミッターを外したら身体が耐えられなくてズタボロになる」みたいな状態、といえば伝わるでしょうか。伝わらないですね、はい。

とかくも、身体への負担を減らしつつ入力速度を上げる(または維持する)ために、ゲーミングデバイスを導入しました。いわゆる「左手デバイス」というやつです。

どんなデバイスか

導入したのは「Razer Tartarus V2」です。

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実は公式にはmacOSに対応しておらず、Karabiner というサード・パーティ製ソフトを利用してキー割り当てを行います。

私の場合、Excelやスプレッドシートでの操作を効率化するために、以下のようなキーを割り当てました。

  • 方向キー(←↑↓↑)。Tartarus V2 に印字されているキーにそのまま割り当て。

  • カット・コピー・ペーストのキーボードショートカット。方向キーの周りに配置。

  • Shiftキー・Ctrlキー・Commandキー。方向キーとの組み合わせで、カーソルを大きく移動させたり、複数行や複数列を選択する操作を片手で行えるように割り当て。

  • Option(alt) + 方向キーを親指で操作するスティックに割り当て。シートを切り替える操作を親指の操作で実行する。

  • そのほか空いているキーに、全選択(Cmd +A)、 取り消し(Cmd+Z)、やり直し(Cmd+Y)、Escape、Enter など比較的使用頻度の高いものを割り当て。


導入した感想

楽になった

楽になりました。指先への負担が減りました。私の癖として、CtrlキーやShiftキーを左手の小指で押しながら操作をすることが多く、これが左手の負担になっていました。

左手デバイスの導入後は、Cmd+Cや Ctrl + X をボタンひとつで実行できるようになり、片手でキーボードショートカットを使う無理な動きが圧倒的に減りました。さすがに1日中作業していると疲労感はありますが、それでも以前に比べると痛みや疲労感は減りました。

気分が上がる

私はExcelやスプレッドシート作業のときに、ポインティング・デバイスとしてトラックボールを使っています。このトラックボールと、左手デバイスの相性が良いです。──操作面というより、メンタル面で。

左手にゲーミングデバイス、右手にトラックボールなので、完全にこれゲームやってる気分ですね。腕を左右に開いてそれぞれの手で入力デバイスを触っていると、ロボットのコックピットに乗っているような気分で……要するに、気持ちがアガります。

写真左手にあるのが最近導入したTartaros V2. 右手にあるトラックボールは親指でボールを操作するタイプで、1〜2年ほど利用しています。トラックパッドより無理のない姿勢で操作できるので、これも手首への負担を減らすことができます(※個人の感想です)。

単調な作業に心の潤いを。

仕事をする上で、心の潤いは大事です。エナジードリンクで無理やりブーストするだけでなく、こういった心の弾むオフィス環境づくりを心がけてみてください。


ゲーミングデバイスを触ってみたい……もとい、弊社の環境に興味のある方は、ぜひカジュアルに遊びにきてください……じゃない、カジュアル面談からも受け付けております。


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