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政治部4期 Cチームの活動録




こんにちは!政治部Cチームです。
私たちは1年間、政治部4期生として、「政治の役割」「野党の役割」「こども政策」のテーマで活動をしながら、政策提言に向けてチームで議論を進めていました。
今回は1年間の活動を振り返っていきたいと思います。

1年を通して
政治部4期が始まった6月は、政策提言の方向性を決めるとても重要な期間でした。
チームで方向性が分かれてしまった時も、熱の入った話し合いをたびたび行いながら、メンバー全員が納得して政策提言を進められるよう、それぞれの思う「理想の社会」
「高校生が政策提言を行う意味」などを話し合いました。
この期間で、私たちは「障害者福祉」を主題として扱うことに決定しました。
社会福祉について関心があるメンバーが多かった中で、現実性を考えての結論でした。
また、この期間は「政治の役割」というテーマでミニ成果発表会に向けて、
チームでこのテーマの結論を議論していました。
「政治の役割」が終了し、次のテーマ「野党の役割」に移った9月から11月は、私たちCチームにとって苦難の時期でもありました。
6人だったチームメンバーが、個々の活動の忙しさなどで3人にまで減り、2つの議論を並行させることが難しかった期間です。
人数がいない中で、「野党の役割」についてミニ成果発表会を無事終えることができ、とても安心していました。
政策提言案については、議論をしていくなかで、介護福祉士の賃金問題に関心が向き、障害者福祉から「介護福祉士の賃金」へと変化していきました。
12月から2月にかけてのテーマは「こども政策」でした。
私たちは「健診費や健診時の交通費負担」という政策で発表をしました。この3ヶ月は、活動する中で人数が減ってしまったこと、体調不良などで参加できないメンバーが頻繁に出ていた期間でした。
政治部のOBの方や他チームのメンバーにミーティングに参加してもらうなどをして、話し合いの場がただ意見を主張をするだけ、同調し合うだけにならないようにしていました。
そして、成果発表会の最終段階においては、政策の内容に関係する人を増やす目的があり「福利厚生」に変更しました。変更について、メンバーで大きく意見が別れてしまいましたが、最終的には発表を無事終えることができ、安心しています。



個人の感想
川名ひかり
この記事をお読みいただきありがとうございます。政治部4期生のひかりです。
私は政治部を昨年度から継続しているということで、3期生の経験を活かし、チームを引っ張っていくことができたらいいなと考えていました。ただ、その気持ちと、実際できることの差に私自身が戸惑っていた時期がありました。
少なくなるチームメンバー、近づく締め切り…うまくいかないことだらけでした。資料作成が間に合わず、発表直前に完成し、ぶっつけ本番で迎えた発表もあります。全て投げ出したくなったこともありました。それでもここまで来れたのは、チームメンバーが真摯に政治部に、政治課題に、世間に向き合っていた姿勢を直近で見ることができたからです。話し合いをする度に「もう少し頑張ろう」といった気持ちに切り替えることが多々ありました。また、政治部の活動を知ってくれている方が多く、その方々からの応援などもたくさん受け、ここまで辿り着けたと考えています。
昨年度は見るもの全てが新しく、1年間活動することだけで精一杯でした。しかし、今年度は、見ることから発展して、「なぜ、どうして、そうなったのか」「私自身はどう思うか」と自問することが増えたように感じます。私がこの1年で得た政治部の学びは、「物事の見えない部分を考える」力だったと感じます。
改めて、この一年支えてくださった事務局の方、チームメンバー、周りの方に感謝を伝えたいです。ありがとうございました。

門河愛華
政治部で活動してきて一番成長できたなと感じた点は自分の役割を確立し、実行できるようになった点です。私はチーム内で主に2人の意見を第三者の視点で受け止め、フィードバックを行う役割を担いました。
政治部で活動し始めた頃は自分の意見が通らなかったり、思うようにミーティングが進まなかったりと正直活動を最後まで続ける自信があまりありませんでした。
Cチーム全体として、政策に関する話をする時にどうしても熱が入ってしまい、お互いが自分のことしか見えていないような状況が続いていたなと感じています。
そこで第三者の視点でこのミーティングを聞いてみよう、政策を見直してみようと思いつきました。
お手本は政治部の事務局のお二人です。
事務局ミーティングを行うたび、事務局のお二人からフィードバックを得ていましたが長い時間をかけてみんなで意見を擦り合わせたものがたった一言で不必要な情報だと全員納得してしまうことが多々ありました。
政治部は配信講義の登壇ゲストの皆さんがメインだと思われがちですが、事務局のお二人が一番私たちの近くにいてくれて一番私たちのことを見てくれている政治部の父と母です。
身近にいる分、沢山観察して良いところ、参考にしたいところがあればすぐに真似をして自分のものにしていくように目標を立て、実際に実践してみると今までの苦労が嘘だったように事が上手く進むようになりました。達成感に満ち溢れて人生で初めて、「あっ、なんか成長したな」と実感しました。
この一年は様々なことに挑戦して自分が得意なことを見つけ、自分らしく政策に関わっていくことができたなと感じています。政治部に入部して本当に良かったです。

篠原一騎
政治部4期で活動させていただいた中で、自分が成長させてもらったと感じることは、
自分と異なる意見でもまず受け入れることができるようになったということです。
私はチーム内での議論に積極的に参加し、意見を出すことが多くありました。
チームメンバーとの議論を思い返すと、メンバーが自分と違う考えを示した際に理解を示すことができずにいたことが多々ありました。
それは、政治について考え、議論する場においてとても危険な状態だったと考えます。
ですが、政策アドバイザーである大門実紀史さんの特別授業で「政治の役割とは対立意見の統一である」という言葉に触れ、考えを改め活動できるようになりました。
チーム内の議論でどうしても納得できない場合には、お互いの希望や提案を物々交換のようにして合意を図るということを実行できました。
そして、成果発表会の準備に向けて大きな助けとなったのが事務局の方々とのミーティングです。
私はミーティングの場だと、メンバーに遠慮して言葉を選び、
言いたいことが伝えられず悩んでいました。
事務局の方はそれに気づいており、思ったことはどんどん言おう!と背中を押していただいたことが大きな力になりました。
それからは今までよりもさらに議論に参加できるようになったと思います。
私たちは他チームに比べ人数が少なく、活発な議論が少なく、他チームとの進度の違いを気にしていました。ですがチーム内外で関わった先輩方が多くの助言をくださったことで、
最後まで活動を続けられました。
この1年は多くの経験をし、多くの方々に成長させていただいた年だと思います。
これからも様々な方に感謝しながら、成長していけたらと思います。とても充実した1年間でした。
もし来年度も入部させていただくことができた場合は、今年度の失敗を学びにしつつ、自分のスタイルを崩すことなく活動できればと思います。



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