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ひとりで美術館 パート4

今年の2月下旬の話。
(タイトルは時系列関係なく、記事をアップした順に「パート◯」としていくことにしました)


東京都美術館へ『印象派展 モネからアメリカへ』に行ってきました!(東京展は終了しています)

展覧会の概要はこちらどうぞ


①予習をして挑んでみた

印象派という言葉も、モネという人の名前も聞いたことがある。
でもそれ以上のことは知らない。

そんな私ですが、以前の記事で紹介したこちらの本で予習してから挑んでみました📕


本は以下のような構成。

CHAPTER1 超有名作品を読み解く
CHAPTER2 いまさら聞けない 西洋絵画の基礎知識
CHAPTER3 ギリシア・ローマ神話・聖書の世界
CHAPTER4 もっと知りたい! 印象派の画家たち
CHAPTER5 知っておきたい名画カタログ

上記サイト(https://www.natsume.co.jp/books/14336)より引用


そう、チャプター4に印象派の画家や歴史、技法などが紹介されているのです。

これをザッと読んでから美術館へ向かいました。
平日の昼なのに人が多かった。
本当に人気なんだな〜!!

そんな中でもなるべく文字の解説を読み、音声ガイドを聞いていたのですが…

「これ本で読んだやつだ!!!」

って思うことが何度かあって、それが気持ちよ
かった。
まるでテスト勉強したところがそのまま出題されたような感覚😂

真っさらな状態からその場で情報を得るのも楽しいけれど、予習したことが出てくるのもとっても嬉しい!



②頭に入れてから体感する

技法に関しても、本で知識を得てから作品を目の前にしたことで「こういうことなのね」と理解することができた。

よーく見ると筆の跡がしっかり残っていたり、もやもや〜っとした色使いに見えたりするのに、引きで見るとすごくしっくりくる。

あとは、寄って見ると実は点で描かれていましたっていう作品もあった。
技術もそうだけど、仕上げる根気がすごいと思った。

上記の本の中では「見る者の目の中で色が溶け合う」って書かれていたけれど(p111より引用)、まさしくそうだった。


③いいなと思った作品

この展示の中で私がいいなと思った作品は以下の4点。

⭐️ウィンスロー・ホーマー
『冬の海岸』
→冬の力強く荒々しい波を感じた。
(東映のオープニングを思い出した🌊)

⭐️ルイ=ウジェーヌ・ブーダン
『工事中のトゥルーヴィルの港』
→これがね、一番うまく言えない。うまく言えないけど「なんかいい」って思った作品。
写真のようなみずみずしさを感じた。

以上2点はこちらのサイトのレポートに写真があります。


⭐️斎藤豊作
『風景』
→寄るとペタペタっとした筆跡にしか見えないのに、引きで見るとあら不思議。木々も落ち葉も差し込む光も見える。「色が溶け合う」を実感した作品だった。

こちらの作品は以下のサイトに写真があります。


⭐️ジョセフ・H・グリーンウッド
『雪どけ』
→雪が積もってるし水も冷たそう。でも明るい陽射しによって「もうすぐ暖かくなるよ・春が来るよ」っていう優しさを感じた。

こちらの作品の写真をレポートで見つけられなかったので、購入したポストカードを載せますね。


グッズはポストカードやクリアファイルを購入しました。ウスターソースが売っていたのは笑っちゃった😂

予習して挑む楽しさを知ることができた日でした😊