ひとりで美術館 パート4
今年の2月下旬の話。
(タイトルは時系列関係なく、記事をアップした順に「パート◯」としていくことにしました)
東京都美術館へ『印象派展 モネからアメリカへ』に行ってきました!(東京展は終了しています)
展覧会の概要はこちらどうぞ
①予習をして挑んでみた
印象派という言葉も、モネという人の名前も聞いたことがある。
でもそれ以上のことは知らない。
そんな私ですが、以前の記事で紹介したこちらの本で予習してから挑んでみました📕
本は以下のような構成。
そう、チャプター4に印象派の画家や歴史、技法などが紹介されているのです。
これをザッと読んでから美術館へ向かいました。
平日の昼なのに人が多かった。
本当に人気なんだな〜!!
そんな中でもなるべく文字の解説を読み、音声ガイドを聞いていたのですが…
「これ本で読んだやつだ!!!」
って思うことが何度かあって、それが気持ちよ
かった。
まるでテスト勉強したところがそのまま出題されたような感覚😂
真っさらな状態からその場で情報を得るのも楽しいけれど、予習したことが出てくるのもとっても嬉しい!
②頭に入れてから体感する
技法に関しても、本で知識を得てから作品を目の前にしたことで「こういうことなのね」と理解することができた。
よーく見ると筆の跡がしっかり残っていたり、もやもや〜っとした色使いに見えたりするのに、引きで見るとすごくしっくりくる。
あとは、寄って見ると実は点で描かれていましたっていう作品もあった。
技術もそうだけど、仕上げる根気がすごいと思った。
上記の本の中では「見る者の目の中で色が溶け合う」って書かれていたけれど(p111より引用)、まさしくそうだった。
③いいなと思った作品
この展示の中で私がいいなと思った作品は以下の4点。
⭐️ウィンスロー・ホーマー
『冬の海岸』
→冬の力強く荒々しい波を感じた。
(東映のオープニングを思い出した🌊)
⭐️ルイ=ウジェーヌ・ブーダン
『工事中のトゥルーヴィルの港』
→これがね、一番うまく言えない。うまく言えないけど「なんかいい」って思った作品。
写真のようなみずみずしさを感じた。
以上2点はこちらのサイトのレポートに写真があります。
⭐️斎藤豊作
『風景』
→寄るとペタペタっとした筆跡にしか見えないのに、引きで見るとあら不思議。木々も落ち葉も差し込む光も見える。「色が溶け合う」を実感した作品だった。
こちらの作品は以下のサイトに写真があります。
⭐️ジョセフ・H・グリーンウッド
『雪どけ』
→雪が積もってるし水も冷たそう。でも明るい陽射しによって「もうすぐ暖かくなるよ・春が来るよ」っていう優しさを感じた。
こちらの作品の写真をレポートで見つけられなかったので、購入したポストカードを載せますね。
グッズはポストカードやクリアファイルを購入しました。ウスターソースが売っていたのは笑っちゃった😂
予習して挑む楽しさを知ることができた日でした😊