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コンセプト考 ―裏設定もりもり―

アキです🍁
コンセプトが決まりそうで決まらないまま自問自答ファッション道を爆走してます!

最後に形にしたコンセプトは、2023年の12月後半報より
秘密基地に住んでる活発おねえさん🎈

年が明けてから、いくつかコンセプトに関係しそうなキーワードと裏設定(?)が見つかったので、これまでの経路の出力も含めてもう一度コンセプトを考えてみます。


姫だったかもしれない

わたし、姫だったかもしれない。

なんでかというと、小さいころ、おじいちゃんたちがめちゃめちゃかわいがってくれたのです。特に父方のおじいちゃんがわたしのことを「姫」と呼んでかわいがってくれた。
自問自答する中で過去を振り返ってるときに思い出しました。
(思い出して、懐かしくなって、本当にたくさんの愛をめちゃめちゃ注いでもらったなとちょっとほろりとしました。おじいちゃんたち、またお線香あげにいくね)

「姫出身である」って考えると
おもろキャラみたいなふるまいをあんまりしなくて済んでるとか
雑用係とかもあんまり回ってこなくて、自分がやらなくていいギリギリまでまわりの人に任せてるとか
というかまわりの人がやってくれることに甘んじて乗っかっているとか
そういう自分のキャラクターに納得がいくんですよね…。
(周囲の人へ、甘んじて乗っかっていてすみません、いつもありがとう)

でも、わたし姫は、自分がいつも世話される側であることをあんまりヨシと思っていなくて、城を出て自分で生活することを望んでいる、とも思います。
そもそもこれからも姫の立場をやっていく気はさらさらなくて、さっさと立場から降りたいと思っている。
家業を継ぐとか領地を治める的な姫としての責任を負う道には興味がなくて、自分で自分の世話をして暮らす生活にあこがれてるし、実際そういう暮らし方をしている。自由な生活がしたいと思っている。

というところから発展したのが次の話。

姫、あるいは箱入り娘

「姫」はお上品さと高貴さがありすぎて大げさだなって思った。
いうてわたし姫の実家には家業もないし、治めるべき領地もないのです。

ので、違う表現として「箱入り娘」が出てきました。
政治的要素と高貴さを取り払ったら「大事に育てられた」が残ったの図。

なお時期的には、1月末に「姫」、2月中旬から「箱入り娘」に変化しています。
2週間くらいもぐもぐすると違う表現が思いついたりするっぽい。

2月頭にはJJF教室に向けて「もしお金の心配がなかったら?」を考えていました。
その中で出てきたのが「絵描きになりたい」。

「箱入り娘」は、大事に育てられたけどそれはそれとして「自由になりたい」「自分で自分の世話をして暮らしたい」と思っていて、なにをやるかと問われたら「絵を描きたい」と思っている。

そうやって実家城を離れた箱入り娘が住んでるのは、もちろん秘密基地です。
今まで何度もコンセプトを入れ替えようとしてきたけど、「秘密基地に住んでる」だけは最初に入ってからずっと残ってます。

子供になりたい

「子供になりたい」ってざっくり言いがちなんだけど、
子供っぽいことをしたい。子供のころやりたかったけどできなかったことをたくさんやりたい。

さいわい、大人になった今ならなんでもできる!
(自分の財力と交友関係の範囲で!)

自分が「好き!かわいい!着てみたい!」と思った服、特に子供のころ着たくて、でも親からOKが出なかったような色柄装飾のものを、誰からも止められずに着るとか
朝から晩まで1日中ゲームするとか
友達と1日中遊ぶとか友達の家に泊まって夜通しおしゃべりするとか
でっかいアスレチックで1日中ぼうけんごっこをするとか
そういうのをやりたいのです。気が済むまで。
箱入り娘は友達の家に遊びに行くのも本当にときどきで、行っても門限が厳しいから早めに帰ったりしていて、それがずっと物足りなかったのよ…!

友達となにかするシリーズは大学に入ってひとり暮らしを始めてからだいぶ叶いました。
あと、好きな時間にゲームする、夜中から絵を描き始めて朝方に寝る、とかも学生時代にクリアした。
今は「子供っぽい色柄の服を着たい!」をやってます。

気が済んだら「もう子供は満足した、大人をやろう」となるかもしれないし、「やっぱり子供っぽいの楽しー!ずっとこのままでいる!」って今後10年続けるかもしれないです。
気が変わるかどうかは未来の自分にまかせておいて、今の自分は「やりたかったけどやれなかったこと、今ならできること」はどんどんやっていきたいです。

マジメを捨てられない

子供になりたい!子供っぽいことをしたい!と思ってる一方で「マジメである」もあるのだ…。

たぶんわたしには「マジメである」が初期スキル(上書き消去できない)にあって、
「箱入り娘」もマジメにやろうとしてしまって、子供っぽいことができなかったという悔いが残った、という結果になったんじゃないかと思ってます。
そう考えるとしっくりくる。

家のゲーム制限が厳しくても、門限が厳しくても、放課後に友達と遊びに行くのに親と祖父母に許可をとるのが難しくても、制限をかいくぐるとか、説得していちいち許可をとらなくてもいいようにするとか、回避方法はたぶんあったはず、と今は思っていて。
回避しようとせずに「それがルールなら従います(不満はあるけど)」と箱に収まってしまったのが自分なんだなあと思うのです。
言われたことにマジメにしたがおうとしてしまう。箱に収まろうとしてしまう。そういうところがある。

「マジメである」のことは、なりたい姿としてコンセプトに掲げるのは違うな、わたしはマジメパーソンになりたいんじゃないな、とは思っているんですが。
いうて自分のマジメ要素を消そうとしてまったく違う姿を目指すのも違うなあって気がする。それは自己否定のコンセプトのような気がする。
わたしは「マジメである」を初期スキルとして持ってはいるけど、そのうえで「遊び心がある」「自由な」人になりたいと思っているんです、ということを心の中に秘めておきたい気持ちです。

「自由になりたい」は「無秩序」じゃない

「自由な」が何回か出てきたのでこちらも深掘り。
箱入り娘は箱から出たいという気持ちで「自由になりたい」と思ってるんですが、その「自由」はなんでもありのカオス空間ではなくて、秩序はほしいです。

なにもかもルールのない混沌とした世界(=無秩序)に放り出されるのは好んでなくて、それはちょっとやりすぎて、
自分が今までいたルールガチガチの箱の中より、もう少しゆるめた外の世界にいきたい。外の世界にもルールと秩序はある。という感じ。

たとえると
学校なんて行かないぜ俺は俺の道で成長するぜイエーイ!が無秩序で、
ガチガチにルールの厳しい進学校で規則正しく学ぶことが自由の少ない秩序で、
学校に通ってルールを守ったりうまく回避したりしながら学ぶことが自由のある秩序、的な、そんなニュアンスです
(微妙なニュアンス違いの表現を使いたがるわりに説明が苦手なのでこういうの書くたびに苦手だなあと思ってる)(突然の弱音)

たぶんこれも初期スキル「マジメである」が効いてるんだろうな…。
マジメと秩序って相性よさそうですよね…。
でもガチガチの秩序最優先パーソンにもなりたくないので、自分が安心して活動できる程度の「秩序」と「自由」の塩梅は見つけたいところです。

「上品」を求める、でも「お上品すぎる」はやだ

バッグの試着旅で、「きれいめ」「お上品」なバッグに惹かれては「お上品すぎるからわたしには違う」と言ってたことがありました。
これももしかしたら初期スキル(消せない)かもしれないなと思っています。

わたしに本当に最初から備わっていた初期スキルなのか、箱入り娘をやる中で「お上品にしていなければならない」として身に着けたものなのかは見極めがついてません。
でも、今からめっちゃ下品になっていいよ!って言われても「さすがにちょっと…」と言って断るだろうから、後天的に身に着けたものだとしても自分になじんではいる気がする…。

「下品」にはなりたくないと思っていて、でも「ハイパーお上品」になりたいかと言われるとそうでもないので、「消せない初期スキルがあってなんかちょっとやや上品寄りにいる」くらいの位置にいるんじゃないかな。という認識です。

上品/下品にもいろんな種類があると思うんだけど、言葉遣いとふるまいは上品寄りでいたいなと思っていて、でも「エレガント」になりたいかと言われるとそうでもない…。
テイストスケールの22テイストで言うところの「ノーブル」「クラシック」「フォーマル」みたいな雰囲気になりたいかと考えてもそこまででもない…(わたしの中のお上品そうなテイストトップ3)(偏見)

書いてて思い出したけど、テイストスケールにハマっていたとき母にも紹介したことがあって、自分でできる簡易診断の結果では、母は「クラシック」に近いんだろうなと思っていて
「箱入り娘」とか「お上品」とか「マジメ」とかって、母の育て方からわたしに伝わったクラシック要素なんじゃないかな…!?
そう考えたら納得がいくな…!!?

ちなみにわたしは「カジュアル」なので、色柄わちゃわちゃ元気で明るい色と上下柄物が得意でランダム要素大得意の民です
「自由になりたい」「子供になりたい」あたりから、クラシック要素が備わっちゃってるなりにカジュアルをやろうとしてる気概を感じる

非日常が好き、でもいつかは現実に帰る

これも小さいころの思い出より
演劇といっても衣装とかはなくて(みんなおそろいのTシャツとかは着てた)(この話がマジで難しいので端折ります)
わたしにとってハマり役だったヒロインたちはみんな「現実から非日常な世界に飛ばされて、また現実に帰ってくる」子たちでした。非日常な世界に染まり切らない人たち。

もしわたしが「ルールのない自由」「ルールからの解放」「完全に無秩序な世界」「カオスな世界」とかを求めていて、そういう世界の住人になりたいんだったら、ネバーランドとかウサギの巣穴に飛び込んだらもう帰ってこないんだと思います。
でもそうじゃなくて、エメラルドの都には行く。不思議な世界があるってわかってる。冒険も満喫する。でも最後には現実の自分のお家に、秩序の世界に帰ってくる。っていうのが、わたしには合ってるんだなあと思いました。
これが「お家に帰る」の要素の話。

わたしが最初からずっと掲げてる「秘密基地」にも、もしかしたら「お家に帰る」要素があるかもしれないです。
自分の家とは別のところにつくるから秘密基地なんだろうな、と思ってるところがあって。
放課後に秘密基地に行って、暗くなったら「お家に帰る」から、自分の家とは別のところに秘密基地があるから秘密基地が楽しいんだ。みたいな。

あとは「箱入り娘」とももしかしたらつながるかもしれなくて。
箱から出たくて、実際に箱から出て自由な暮らしを満喫してる箱入り娘は、もしかしたら最後にはちゃんと「お家に帰る」で箱に帰るのかもしれないです。
ってことはわたし、気が済んだら実家に帰るのかな。と思ったり。
いやいうてクラシック娘を卒業してカジュアル娘になるから帰らないよと思ったり。
未来のことを決めるのは苦手パーソンなので、まあなるようになるだろうし、そのときの自分が行きたい方向に進んでほしい、というのが今のわたしからの気持ちです。

要素いっぱい・裏設定いっぱい

ここまでの話からキーワードを拾ってみました。

  • 秘密基地に住んでる

  • 姫もしくは箱入り娘だった

  • 自由になりたい

  • 自分で自分の世話をして暮らしたい

  • 絵描きになりたい

  • 子供になりたい、子供のころやりたかったことをやりたい

  • そこそこマジメである(捨てられない)

  • そこそこ上品である(捨てられない)

  • そこそこ秩序の中にいたい

  • 非日常が好き、でもいつかはお家に帰る

めっちゃある。
そして絶妙にまとまりそうでまとまらなさそうなキーワードたち…!
(これで「少年になりたい」が入ってないので、実際もっと多い予定だった。「子供になりたい」に含めるでいいかな)(めんどくさくなってきている)

キーワードと裏設定をたくさんあげて、自分の中での解像度は上がってきたものの、自問自答ファッションのコンセプトの定型(○○で○○な△△)におさまりきらない。という感じで、まとめるのを放り投げております。(めんどくさくなってきている)(2回目)
というのが3月頭現時点のアキです。

まとまらないなりにまとめてみる

自分の中で運用するには、このコンセプト未満の形でもいいかなと思っていて。
そこそこマジメ要素を感じられるバッグを選んだり
遊び心にあふれたパッチワークとロゴのアイテムを選んだり
コーデ全体で見ると子供っぽくカラフルでわちゃわちゃになるように仕上げたりはできています。
あと「やさしげ」「穏やか」「ほっこり」に流れそうになったときは、いかんいかん!と思い直すとかも。
できちゃってるからまとめなくてもよくなっちゃってるんだよな…。

こんなにたくさん裏設定を生み出したの、なんかもう本当に、わたし、裏設定が好きなんだなあと思いました。
たぶんSF「原点思考」がめっちゃ楽しく考えたんだろうなって思います。過去から続いた道の上に現在のわたしがあると思ってるから。
「マジメであるを初期スキルとして持つ」っていうコンテキストを抜かしてわたしを語ることはできないと思ってるのも、たぶん原点思考ゆえ。

あと、目標の形にならない、遠い未来の話はなにも見えてなくてぼんやりしている、でも今やりたいことは一応ある(子供のころできなかったことをやりたい)っていうところに、SF「適応性」みを感じています。
「目標思考」と「未来志向」が中位の中でも下のほうなのも感じています。目標立てるの苦手だね。
って考えると、わたしはコンセプトが一言で言い切れる形になってなくても、今くらいの内容がわかっていれば今がんばれるからいいのかもな。って思ってるところもあり。

ただ、人と話す、人と分かち合うには、コンセプトが一言で言い切れる形にまとまってるほうがきっとやりやすいだろうな…!

じゃあとりあえず、「自由で子供っぽくてカラフルでわちゃわちゃな、秘密基地に住んでる絵描きのおねーさん🎈」かな…!

裏設定を抜いて雑にぜんぶ入れてみたら、雑なりにそれっぽい形になってちょっとテンション上がりました。
しばらくこのコンセプトをかかげてやってみます。

(雑にまとめたせいで、12月版「おねえさん」と3月版「おねーさん」が表記ゆれしている…!これは特に意味はなく、同じニュアンスです😜)

たのしみJJF教室

今年は自問自答ファッション教室に受かりまして、わくわくその日を待ってるところです。
教室でもきっとコンセプトを作るはず!
なので、教室で作ったコンセプトとそれまでの自分のコンセプトを比べられるように、今回の記事を書きました📝
(この記事はコンセプト考察の中間地点、セーブポイント的なイメージ)

あと、数ヶ月分溜めこむと書くのが大変になるから、小出しにしていけるといいですね(できるとは言ってない)

教室受講前後の自分の変化を楽しみにしつつ、今のコンセプトと一緒に春ファッションを楽しみます🥰

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