見出し画像

1月20日 データ自体が商売のタネ

1月20日ですね。


https://wired.jp/2022/01/20/big-data-may-not-know-your-name-but-it-knows-everything-else/

このような記事がwiredに載っていました。


データブローカーと言う職業やビジネスは、今後善悪を抜きにして必要になっていくでしょうね。

私たちは既に日常であまりにも多くの情報を提供しています。
ユーザーアンケートフォームに個人情報を入力し、駅の改札を通る度にiCカードで行動履歴を。SNSに書き込む度に嗜好や趣味を。他にもオンラインゲームや買い物履歴などキリがありません。

提供しているデータや利用しているデータの数は種類だけでも膨大です。項目となるとさらに増えます。そうしたデータをどのように管理するか。
そうしたデータを提供しない生活などもはや不可能です。
厳密にデータの漏洩やプライバシー保護を励行するだけでも生活に支障をきたすでしょう。


そうしたデータが溢れている現状を管理するため、ブローカーではなく、個人のデータ管理を代理でやってくれる職業が生まれると予測されています。すでに生まれているでしょう。

本稿に書かれているデータブローカーもその一つ。もちろん個人情報はマスキング処理などで保護する配慮は成されていますが、それすらも大元の情報を紐付けするやり方や暗号化のやり方によっては、復号も不可能ではありません。

記事の中でもそうしたリスク等に触れています。


システムを扱う会社にとっても、こうした状況は注視する必要があります。

個人情報の保護に関する法律の遵守は当然としても、すでに今の状況はこの法令に定められた想定を大きく逸脱していると思います。

例えばkintoneでも個人情報を扱うことがよくあります。kintone上で管理をお任せするだけでなく、私たち自身もそれを扱う事業者の一角ですから、世の中の趨勢をよく見極めなければならないでしょうね。

数年内に個人情報の扱い方のガイドラインや法令も含めてガラリと変わる気がします。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。