見出し画像

【剣闘日記】汝、もっとパブリッシャーに信頼を置け

(へー、やっとこの国にもアイカツフレンズのアニメが放送されるのか)

オーディションイベント(二人の剣闘士がどっちが死ぬまで戦い、最後の生き残りがアリーナの神になるトーナメントのことだ)で剣闘界が盛り上がってる昨今、またピュアパレットのPRカードを揃えていないおれは間違いなくアリーナに踏み入れた途端にひき肉にされるので参加を見送り、やることもなく公式ホームページを眺めていた。そしたらアイカツフレンズのアニメ放送情報が見に入った。台湾の木綿花という海外アニメパブリッシャーのyoutubeチャンネルであるMuse kidsでオンライン配信するらしい。

木綿花(Muse)は1992年創立、台湾の全方位動画代理会社である。カートゥーンやアニメの代理のほか、グッズの開発、マーケティングなどに成果を残した。我々のチームは世界アニメと台湾市場のかけ橋だと自負し、心かけている。
〈ホームページより一部を抜粋〉

ほうほう、日本語音声版もあるのか、これなら毎週108円払ってGoogleでレンタルする手間が省けた。

「Googleでレンタル?バンダイチャンネルやdアニメに入会して観ればいいじゃん?」と君は疑問を持っている君は日本人だ。それらの配信サービスは日本以外使えない、つまりおまくにであることを知ってない。詳細はここで詳しく説明しよう。

もっとも、今は再放送に合わせてアイカツ!シーズン1の23話までしか観ていない。フレンズに辿り着くまでざっと……あと五年かかる。その時また地球があるかどうかも分からない。これはいい機会だ。パブリッシャー仕事してんな。

そこでおれはさらなる情報をチェックすべく、Museのyoutubeチャンネルをクリックした、そして見、気づいた。

アイカツシーズン1~4は全話無料、中国語音声版と日本語音声中国語字幕版配信している事を。

「Good newsだぜ灰汁Bag君!これで毎週108が省けてもう一回剣闘できるだァYEAH!」

 ジョニー先生のAvatarにinしたマーキュリーがシュートされたベイブレードみたいに高速回転しながらおれに話しかけた。神なので頭にかぶっている羽根つき帽子以外に一糸も纏っておらず、よく鍛えた身体を遠慮なく晒している。股間の謎の発光によって青少年のなんかが守られた。

「じょ……マーキュリーさん、私は勘違いしていました。自分が日本語理解できるから翻訳版をクソだと判断し、自国のパブリッシャーに一瞥もしなかった。そしてこのざまあですよ。無駄な出費をしてしまいました」

 自責、後悔に陥っているおれに、じょ……マーキュリーは優しく肩に手を添えた。

「Oh、ボーイ。そう思うのは無理もない、デーダカードダスの翻訳は本当にbullshitたからな(ゲームの運営は別の会社だぜYEAH!)。でも老舗のMuseならConfidence、つまり信頼が置ける。この間VODで観た大スター宮いちご祭で確認済だろ?」

「ミューズ、それは芸術を司る神々……」

 ふと、先週の剣闘アニメの内容がよぎり、呟いた。

「YES!そしてアイカツシリーズで多用されたwordの一つで、別宇宙の剣闘士団体に名前でもある!つまり全てはROMEに繋がっている!(ミューズは古代Greeceの神だけど細けぇことはDon't care!YEAH!)つまりこのDiscoveryは偶然ではなく、運命、つまりFGO!フェイト・グラディエーター・ODYSSEY!(もはや意味不明だぞYEAH!)」

「すべてはミューズが紡いでくれた……私はG・G(グラディエーター・グラビティ)に導かれ、長い旅路を経て身近のローマに辿り着いた」

『そうだ』じょ……マーキュリーは笑顔を収め、神に相応しい威容になった。声までエコーがかかり、頭の後ろにヘイローは出現した。『若き剣闘士よ、これからも誠実であれ、我々は神の国で貴様の剣闘を見守っている。では、さらばだYEAH』

 話が終わるや否や、じょ……マーキュリーは両腕を広げ、また高速回転し始めた。回転運動から上昇力が生じ、マーキュリーの体がヘリコプターみたいに空高く上がっていく……やがて雲の高度に……空が……

こうして、毎週木曜日夜の #Gladitorthursday  実況行為は今週で最後だ。マスターとう腐曰く『大空あかりがチャンピオンになるまで観ておけ』といったのでこれからはMuseの力を借りてベースをあげていく予定だ。余力があれば実況したりする。ではまたtwitterで会おう!アディオス!


画面に、足を組み、椅子に座っている金髪赤眼の剣闘士は凄みのある視線でカメラ目線で睨んでいる。そして5秒、10秒が過ぎ、彼女は何も言わず、ただ睨んでいるだけ。なんか言ってくれ、こわいよぉ!
「ふぅーー」長い溜息のあと、やっと彼女が立ち上がり、椅子のそばに置いてある手斧を手にし、ゆっくり歩み寄る。
「……私たちの血みどろなグラディエーター活動、略してグラカツ」
手斧を高く持ち上げる。
「絶対に目を逸らすな」
振り下ろされる手斧!映像はここで途切れた。
(つーわけで、以降のアイカツ実況行為は#グラカツで行います。よろしくお願いいたします)


当アカウントは軽率送金をお勧めします。