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オフィスハックは一冊の本としても素晴らしい

 やあ、来てくれたね。僕の名はアクズメ。僕は人に見せるためテキスト書いてるけど、誰にでも受けている訳ではなくてね。いつもスキとコメントしてくれる方々には本当に感謝だよ。ありがとうね(彼はカメラに向かって手を振った)!

 ところで、きみはnoteアカウントを持っているってことは、小説を読んでいるよね?きみは物理書籍派?、電子書籍派?それとも両方買ってる?僕は……物理書籍かな?おかげで本棚はパンパンだよ。言っておくけどぼじゅは決して電子書籍に興味がないわけではない、恥ずかしながら、ただダブレットを持っていなくて、スマホの小さい画面で小説や漫画を読みたくないだけが理由。今度日本に行くことがあったらkindle買うかと思っている。

 本題に入ろう、日本の小説はほぼ90%帯が付いている。「この小説がすごい!」「何らかの賞一位!」「あの有名な先生も絶賛!」とか書いてるやつ。正直帯に何が書いてあるか気にしていないが、愛書家として、当然帯もほんの一部として大事にしていたい。それできみは読書する際に、こんな経験をしたことないか?

 こんな風にね、本を開くと帯が剥がれて本体と密着してなくちょっと見苦しい。帯を外したら解決なんだけど、外していた帯がしばらく経つとどこに収まった忘れたり、家族にゴミと思われて処分されたりしたことない?僕はある。それに帯が付いたまま本をかばんに入れ、通勤や休憩時間に取り出して読み、またかばんに戻す。この行為を繰り返すと、帯が折り目から裂けて切れてしまう場合がある。そんで帯のことに悩んでいた僕は、オフィスハックで最高な読書経験を得た。

 オフィスハックはnoteで大活躍の杉ライカと本兌有両先生が書いたオフィス能力バトルアクション小説である。検索すれば紹介のnoteがたくさん出るのでここでは自分からの紹介を省けておこう。

 まずは本体を見てみよう。

 これが表紙になります。イラスト担当はオノ・ナツメ先生。かっこいいよね。ここで注目してほしいのはこの帯、測ってみるとなんと10.5cmもある。

「えっ?帯があるの?言われるまで全然気づかなかったわ」

 そう、この帯両主人公の下半身が描かれてるうえで、背景が黒色で、白色の表紙と完璧に調和している。つまり陰陽である。

 これだけではない、この帯はなんと、ティルゲーターでもあるのだ。

 ティルゲート、それは他人の後ろにピッタリつくことで自分の気配を完全に消せるオフィスハック能力。ステルスしてセキュリティドアを突破するほか、連続発動することでができ乱戦の際に無類の強さを発揮する。その能力者はティルゲーターとも呼ばれる。

「なに言ってんだこいつ、ゲームしすぎてフィクションと現実の区別がつけなくなったか?」

 待って!そんな目で見ないで!僕がそう言ったのは、確実な証拠があるからだ!これを見よう!

 剥がれていない!帯がしっかりと表紙を掴んでで、読んでいる際はその存在が感じないほどだ!これはティルゲーターでなければ説明がつかない!それに帯が表紙と同じっPP加工が施されているため、その強度は一般文庫本の貧弱な帯と天と地の差ほどある。かばんに入ってイッシュウぐらい持ち運んでも傷がほぼ見られなかった。一般の帯は週に二回ジムを通うお父さんだとすると、オフィスハックの帯はザ・ロックごとドウェイン・ダグラス・ジョンソンだ、しかもティルゲートを習得している、つまりヤバイ。きみもオフィスハック物理書籍を購入し、最高の読書経験を体感しよう!

 もしきみはamazonの会員であれば上のリンクをクリックして買えるはずだ。ページに「kindleの方が実際安い!お得!」というメッセージがある。もしきみがそれでいいのならkindleで買ってもいい。でも僕はね、きみ達にそのザ・ロックみたいな強い帯に触れてほしいと心より思っている。

 最後に、オフィスハック第四話の連載は今日から始まった。幻冬舎plusで読める。よかったら是非読もう!今日はここまで、また会おうね!


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*補足*帯が剥がれたり、裂けたりする問題は、本を買う際に店員さんに「ペーパーカバー付けていただけますか?」とお願いしたら簡単に解決できます。

当アカウントは軽率送金をお勧めします。