白雨 芥の有休消化日記 2/5~6

・先週の金曜に、会社を辞めた。正確には最終出社日のため、実際の退職日はまだ先なわけだが。在籍期間は2年に満たないらしい。体感だと4〜5年はいた気がするけどな。
・辞めた理由は細々色々とあるのだけれど、最大の理由は休日関係だ。そもそも年休110日+計画有給5日とかいう舐めたカレンダーの上、月に2回くらいは待機手当がつかない自宅待機があった。
・まあ、待機と言っても近場への外出であれば問題ないし、実際に対応したことは2回しかない。しかし、万が一を考えると遠出はできないし、「金も出ないのに休日の行動を会社に縛られる」ということそれ自体が、めちゃくちゃストレスだった。
・とは言いつつ、この辺であれば「マジでクソだよこの会社」という悪態をつきながら耐えられる程度のものだった。
・退職決意するきっかけともなった、最大の理由の一つは、あの会社にいる限り、強制参加の社内行事によって毎年の七夕の夜と12/30丸一日が潰されることが確定していることだった。
・私の生きがいである趣味。その中でも太い柱である創作とTaNaBaTaの2つを確定で潰されるのは、流石に許容できなかった。
・私の人生に対するスタンスは、基本的に「死ぬまでの暇つぶし」だ。どうせ生きるなら楽しい方が良くて、そのために趣味の優先順位を高く置いているし、それを阻害されるのか最も耐え難い。しかし、10年単位の期間がなければ会社が変わることはないだろうというのが見えるところにいたので、見切りをつけた。
・もう一つの理由は、来年度から担当する予定になっていた業務だ。土日関係なく365日早朝から夜まで、確率は低いが場合によっては深夜でも、常に電話がかかってきて対応しなくてはならない可能性があるもの。もちろん、待機手当も実際に対応した時の給与も出ない、完全無給のサービス労働だ。
・私は自分のことを、現代人のステレオタイプにかなり近い人間だと認識している。しかし、自分で言うのもなんだが、同世代の中では割とそういっだ会社のカスな側面にも耐えられるタイプだとも思う。毎日の朝サービス残業や
社内のいろんな部署から押し付けられる面倒な雑用も、愚痴を言いつつなんだかんだやってきた。これはおそらく、思考停止のオートパイロットで生きているところとかが関わってくるんだろうけど、長くなるので今は割愛。ともかく流石に私も、土日を常に仕事に晒すようなストレスは許容しきれないと判断したわけだ。
・もっとも、現職にも良いところはあって、インフラに関わる会社ということもあり、少なくとも私が生きてる間は潰れることはないだろうし、長く居れば勝手に給料は上がるし、ボーナスは毎回ちゃんと出るし、会社全体の雰囲気が緩いし、人間関係も悪くなかった。それでも
休みに休めないというストレスの嫌さの方が勝った。残念ながらね。

・なんか退職周りの話が思いの外長くなってしまった。そろそろ本題。次の職場は2/15からなので、そこまでは有休消化で休みになる。1週間ちょっとの休みだが、私のことなのでダラダラしていたら無意に消化するのは目に見えている。そこで、日記をつけることにした。
・日記をつけることで、物事に手をつけやすくなるって、恐山も言ってた気がするし。

・と言うわけで、初回から2日分まとめての更新になるわけだけども、まああんまり気にせずやっていこう。

・昨日はずっと気になっていたゲ謎を見に行った。私の好きそうな雰囲気を感じて見に行ったのだけど、結論から言うと、思った数倍重たいパンチを食らった。
・まあ前日譚ということもあるのでしょうがないんだけど、救いなさすぎ〜〜〜〜!
・ゲゲ郎は当初の目的自体は果たせたし、水木もこれから鬼太郎とゲゲ郎(目玉のおやじ)と一緒に暮らしていくのだとすれば、戦争によるトラウマの克服や生きる理由の獲得ができるだろうと思う。そうやってよそ者2人は救われるけど、あの村に生まれたもの達は全員滅びて終わりという構図がエグすぎる。
・「忌まわしき風習に囚われた者達に救いはなく、受け入れてその中に加わるか、全てを終わらせるしかない」という結末だと考えれば納得できるところではあるんだけど、あまりにも救いがないよ……
・作中で1番心に引っかかって取れないのは間違いなく沙代だろう。
・私の創作に対する主義やスタンス、性癖の最たるものとして、「環境によってすり減らされた子供は、良い環境を得て物質的にも精神的にも報われるべきである」というものがあるんだけど、彼女の結末はそこに対するアンチテーゼとして機能してしまう。
・加えて、水木との関係性も私の好みすぎた。「ただ自分が最初だっただけで、別に他の誰かでもよかった」⇔「だけど、事実として希望を与えてくれたのは貴方だった」って感情の向けあい、ド性癖なので。だけど、突きつけられた結末は死別だったので、ぐぎぎぎぎぎぎぎぎってなった。
・シンプルに面白い上に、私の心の深いところに刺さってしまった……。因習村の最悪さ云々は、「カス過ぎ~~~~さっさと滅んだ方がいいわ」程度の感覚で、頭抱える程でもなかったですね。


・作文を完成させた。良かったらみんな読んでね。
・ブルアカふぇす現地で見たドレスヒナとイベント概要を見た瞬間に駆け巡った初期衝動を膨らませて叩きつけたものだ。そこに別のものを入れないように、イベシナリオに関する文章を、ドレスヒナのテキストまで含めて全く見ないようにしていた。
・完成してからイベシナリオを読んで見たら、空崎ヒナという人間に関して、割かしあってるところもあったし、違うところもあったので、自分で読み返す分には面白いものになったと思う。
・しかし、そのせいでカーテンコールが当日分しか読めないことを昨日初めて知ることになり、イベントのテキストを読み切れなかった。ピアノ熟練度みたいなやつも、忘れ物もコンプで来てません!!!!!!!!!
・毎日少しずつ解放されていくのは良いけど、その日しか読めないってのはライブ感持たせるにしても悪手じゃないかね。私に関しては自業自得なのでしょうがないけど、普通に仕事とかで忙しくて毎日は見れない人もいると思うんだけども。
・まあ、今後はその日しか読めないって形式は辞めてね、って感じで。
・アドベンチャーゲームみたいなシステム、アビドス編で過去を追体験させるみたいな使い方されたらぶっ倒れるかも。それでぶっ倒れたいな。
・最も愛おしい観察対象であり、最も愛して包み込んであげたいのは小鳥遊ホシノなんだけど、シンパシーを最も強く感じるのは空崎ヒナだなぁと思った。書いた文章の中では、そのシンパシーに任せ過ぎた部分が公式とズレたところかも。

・てかさ!!!!!!!!!!!!! やっぱりヒナの部屋、入り口入ってすぐのところにハンガー掛けあるよな!!!!!!!!!!!!!!!!! 去年書いて2周年アートの佳作頂いたやつで!!!!!!!!!!!!! 既に言及してたよな私!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・流石にビビりまくったし、その後アホほど興奮しちゃったよね……
・佳作貰ったの、公式の人が「こいつの書いた空崎ヒナ、めっちゃ解釈一致なんだが!w」ってなったから説あるかも。多分ないようぬぼれるなボケ。


・今日は久方ぶりにカラオケに行った。楽しかったけど、歌に集中しきれなかった上、「時間がもったいない」という感覚がずっとやんわりと付きまとっていたのは何故なのか。
・おそらくは、長いようでボーっとしているとすぐに終わる休みを、もっと有意義に使うべき、という考えのせいかも。
・文章を読んでいる時と書いている時が、もっとも有意義だなと感じる。休み中に、もうちょっと作文やっと来たいな。即売会ラッシュも控えてるし。

・気づいたら日付変わってるので、そろそろ終わりにしようかな。明日は早く起きて部屋の掃除と片付けしたいね。
・てか明日アビドス編vol.3のプロローグ公開じゃん……。ぶっ倒れる用意をしておくべきかも。

・以下に休み中にやりたいことリストを書いておく。

・映画館に行く
・最低1本は作文する

・積読最低5冊崩す
・平日開催の地方競馬を見に行く
・部屋の掃除・片づけをする
・京都あたりにふらっと行く
・ブルアカの読んでないイベスト読む

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