Twitterでのチケット・取引詐欺行為に関するあれこれについて

拝啓、インターネットの詐欺られた方々へ

どうもこんにちは。インターネットの片隅にいるオタクです。最近なんだかおすすめ欄でチケットや共同購入の詐欺が多すぎて、さすがにかったるいのでTwitterにおけるもののみとはなりますが、対処法のようなものをしたためておきます。

オタクは去年7年ぶりにチケット詐欺にあいまして、公演自体は入れたし定価譲渡とはいえむかっ腹が立ったのでとりあえずバトルにバトルを重ねて返金はしてもらいました。
それと同時に去年友達の代わりにバトったオタク(返金成功しました)の注意喚起もたくさん流れてきて世の中!!となったので記事を書いていきます。今現在なにがしかの詐欺に合っている人の役に立てたなら幸いです。

※これから書く方法はあくまで一例であり、完全な返金の保証はできませんし、その方法で募集してる人たちを非難する意図があるわけではありません。また、私の主観や知識の誤りが含まれる場合もあるので、あくまでも参考程度にしてください。

詐欺行為が発覚したとき

まず始めに情報を集めましょう。時間が立てば立つほど相手は逃げていきます。
ひとまず、【DMのスクショ(動画とかでも可能)】は絶対です。
また、人によってはアカウントから本人の身分に繋がる証明を拾える場合もあります。

・相手の名前
・相手の住所 
・相手の銀行口座

以上3点はマスト、職場や出身校もわかるなら、押さえておくと何かの役に立つこともあります。
警察はほとんど当てになりません。今までの経験から一番頼りになるのは銀行でした。電話番号があるとなおよしですが、電話番号に関しては変えられる可能性もあるのであまりあっても…という体感です。

名前と住所に関しては、ごくたまにですが他の被害者の情報を流用する人がいます。最近身分証を開示した注意喚起も見ますが、もし相手に民事やら刑事に持ち込まれたときにこっちが罪を問われる可能性があるのでやめましょう。
名前と住所がわかっている場合は、まず始めに相手に向けて返金してほしい旨の内容証明を送りましょう。気が小さい人ならここで解決する場合があります。
内容証明のやり方は下記参照してください。

ただ、内容証明を送ったからといって加害者が被害者を装う場合もあるかもしれませんし、握りつぶされる可能性は大です。家族と同居してるなら宛先をご家族へ、としたことで解決した人もいます。

→内容証明を送っても解決しない…!

そんな時は、次のステップへ行きましょう。

・被害者探し
・銀行への申し立て
・被害者探し

まず、Twitter等で注意喚起をし、被害者たちのグループDMを作りましょう。人が多ければ多いほど手がかりは増えます。例えば住所が虚偽の際や、自分と違う送金方法をした人が一人でもいるかもしれません。
ここでひとつだけ気を付けないといけないのは、注意喚起ツイートを出す時は、相手のアカウントのスクショ、もしくはユーザー名の間に空欄等をいれてください。@をそのままつけると、相手に通知が行くので垢消し逃亡だの鍵逃げだのされます。

次に、なるべく多くの人で警察への相談、被害届はできるだけしましょう。
というのも、悲しいことに警察によって当たり外れはあります。
人によっては真摯に対応してくれますが、あしらわれることもしばしば。
ただ、相談件数や被害額が大きくなると真面目に対応された、という話も聞いたことがあります。
警察での被害相談や被害届に番号が発行されることがあります。それを複数人ぶん集めて再度警察の方に伝えてみるのもいいかもしれません。

最後に銀行への申し立て。ただこれは、絶対に加害者のものだとわからない時はリスクにもなりますので、十分に気をつけてください。
やることとしては相手方の銀行に連絡をして、口座凍結のお願いをすることです。



リンク先にもありますが、もしその口座にお金がそっくり残っているとそこで返金されるというケースもあります。
また、凍結されるのは該当口座のみとは限りません。場合によっては他行口座もすべて凍結されたり、新たな口座開設ができなったりすることがあります。

銀行口座が作れないということは、まともな職にはつけませんし、まともな人生を送ることはほぼ不可能です。もし加害者が学生なら就職は絶望的、内定取り消しや職についているなら解雇もありえます。

また、順番が前後しますが、加害者のDMが生きているなら、定期的に連絡はした方が良いです。脅迫だけはやめましょう。事実を淡々と伝えるなり、期限を設定して返金の意志があるなら返金するように手続きをしてください。


詐欺に合わないようにするために

まず一番大事なのは怪しいアカウントとは取引をするのはやめましょう。
元々のフォロワーだったりFF内で繋がっている人が多いともし被害にあってもどうにかなる場合が多いです。

取引開始前

基本的に以下の特徴を持ってるアカウントは危険信号~ほぼ黒なので気を付けましょう

・アイコン、ユーザーネームが初期設定のまま
・bioに本垢のリンクがない
・フォロー数が0~20
・アカウントの名前が【取引】【Tag】【絵文字だけ】など
・運用開始から日が浅い

Twitterの取引は顔が見えない分、信用が大事です。取引に使っている場合、フォローフォロワー数は経験の数とほぼ同意です。
たまにTwitterで取引終了後はFF解消みたいな人も見かけますが、自分のアカウントの信用度を低下させるだけなのでやんない方がいいです。実際に私も交換や売買の際に極端に怪しいとトラブルになりそうだな~と思うので、取引成立させません。相互のフォロワーとかだと安心度が段違いです。

取引成立後

取引が決定したら、住所・名前の交換は絶対にしましょう。
身分証明書の交換をする場合はIDだけでなく、指定した文字の手書きを写りこませるのもありだと思います。
というのも、画像はいくらでも加工ができますし、画像だって他人の使いまわしなんて楽勝です。手書きも絶対ではありませんが、被害回避の方法としては効果的です。

また、銀行口座を提示されたときは、以下のサイトで確認や名前のカタカナ検索で詐欺の前例がないかを調べた方が安心です。


また、支払いにおいて絶対にPayPayはやめた方がいいです。と、いうのもサイトやアプリを噛ませているとそちらで補償がつく場合がありますが、PayPayは補償が一切ありません。

※お客様が、意図してPayPayの残高を送る・受け取る機能を使っているため、PayPayの補償制度の対象外となります。

https://paypay.ne.jp/help/c0176/より

これは他のサイトでも明記されているかもしれないので、不安な場合は一旦利用規約を読みましょう。
なんなら世の中の制度やアプリのほとんどは顧客に優しくは作られてはいません。時々とんでもないことが書いてあってもユーザーが利用規約を読んだことが確認されたらユーザーには不利になります。


とまあここまでつらつら書きましたが、一番悪いのは加害者ですが、被害にあったら被害者本人が動かなければお金は返ってきません。勉強代だ!と諦めるにしろ、面倒くさいと諦めるにしろ構いませんが、行動しなければあなたのお金は加害者の利益のためにしか使われません。加害者は被害者のお金で良いものを食べたり良い生活をしたり、良い現場体験をしています。
被害にあった人たちが、無事に解決しますようにという祈りを込めて、結びの言葉といたします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?