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サンリオが認めた「感情」

何度も言ってるけどマシマヒメコが超かわいい

なんどもいってるけど、隣の研究生、マシマヒメコがカワイイ。中の人は「夏吉 ゆうこ」(5月生まれ)さん、のはず。

サンリオが手掛けるVtuverであるマシマシメコは、マネージャーのマグロ〈?)と一緒にSHOWROOMでの生配信を中心に活動している。オンガクゲームアプリ兼メディアミックス「SHOW BY ROCK!!」の人気バンドであるましゅまいれっしゅ!のVo+Gtでもあり、いまも元気いっぱいにTVアニメが放映中である。

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マシマヒメコのよさみは「歌がうまい」に尽きる。配信ではよくカラオケ(DAM)を歌ってくれていて、いわゆるボカロP楽曲を中心にいろいろな曲を歌っている。なぜかVの界隈というか、2020年代では「カバー」ではなくカラオケという表現が使われていて、これはこれで「カラオケ」についていろいろ考えさせられるものがあるのだけど今はおいておく。

 ともあれ、マシマヒメコの「カラオケPV」というのがよい。アイドルが一生懸命下手くそに歌ってる必死さとも、突出した音感や音程があるわけでも、個性的な声音を持っているわけでもないけれど、普通に歌がうまい。

ただ、こうした生配信の時になにか猛烈な「違和感」を感じてしまうのは僕だけではないだろう。それはTVアニメ版のマシマヒメコが過去に友人関係で何か大きなトラブルを起こしたらしく、心を閉ざしているヒメコの、孤独な閉じた心を演じている感じがしないというのもあるだろう。

それなら単に「入りがアニメだっただけ」なのだけれど、Vのヒメコのほうはまた別の問題を抱えている。

表情が乏しいのだ。

Vの表情と感情を認める企業

マシマヒメコの表情は目を細めるか、にこっと笑った表情の2つしかない。ほかにもあるのだけれど、ほとんどはこの「笑顔」になってしまう。

これはVtuverにどのような感情を付与させるべきなのか、どのような感情を実装させるべきか、という話になる。その結果が笑顔だった、というだけの話である。目のモーションに比べて口元のモーションが「歯をのぞかせる」「八重歯」「ひきむすぶ」など多彩なので表情豊かな印象はある。

でも、マシマヒメコのカラオケは、むしろ悲劇性、悲哀や、苦しみや、暖かさを包み込むような絶唱が似合う。上の恋愛サーキュレーションが全然ド下手くそに聞こえるのは、恋愛サーキュレーションという曲が彼女のもつ魅力にマッチしてないからだ。何が可愛さ爆発だ。マネージャーが爆発せよ。

 これはもっといえば、サンリオが認めている感情が笑顔しかない、みたいなひどい話なのかもしれない。でもそうではないかもしれない。

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