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テレビ日記

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日々、視聴しているテレビ番組(ドラマ以外)の感想を集めています。
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#2023年冬ドラマ

ドラマ日記『罠の戦争』(第9話)&『ボクらの時代』

愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津亨(草彅剛さん)が、知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快エンターテイメント『罠の戦争』の第9話。 鴨井ゆう子(片平なぎささん)が、鷲津泰生(白鳥晴都さん)を転落させたのは息子の文哉(味方良介さん)だと公表し、議員を辞職。名前こそ出さなかったものの、鶴巻憲一(岸部一徳さん)が警察に圧力をかけたことをにおわせたため、永田町には激震が走り、対応に追われる鶴巻派は大混乱。 疑惑を払拭させるため、鶴巻は隠蔽に加担し

ドラマ日記『100万回 言えばよかった』&『しょうもない僕らの恋愛論』

突然の死によって、運命が引き裂かれてしまった悠依(井上真央さん)と直木(佐藤健さん)。そして2人を繋ぐ唯一の存在である譲(松山ケンイチさん)。非情な運命に必死で抗い、奇跡を起こそうとする3人を描く“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー『100万回 言えばよかった』の第9話。 悠依は尋常じゃない英介(荒川良々さん)の様子に慄然としながらも、平静を装い会話を続けていた。そのとき、直木が近くにいることに気づいた悠依は、緊張状態は変わらないながらも心強く思う。 本作の脚本家

ドラマ日記『どうする家康』&『ブラッシュアップライフ』(第9話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第9話「守るべきもの」。 一向宗側の軍師は、本多正信(松山ケンイチさん)だった!身近な家臣さえ信じられなくなり、引きこもる家康を、鳥居忠吉(イッセー尾形さん)が訪ねてくる。たとえ裏切られても信じきるか、疑いがある者を切り捨てるか、二つに一つ。そう問われた家康は、ある

ドラマ日記『南海トラフ巨大地震』&『しょうもない僕らの恋愛論』(第7話)

3月4日に『NHKスペシャル』内で放送されたドラマ「南海トラフ巨大地震」。ある家族を中心に、マグニチュード8.9の巨大地震による被害やその後がリアルに描かれ、「半割れ」リスクについても触れられていました。 東大阪で工場を経営する貴彦(松尾諭さん)。ある日、妻・晴美(高野志穂さん)は食事会、息子・巧海(中須翔真さん)は塾とバラバラに過ごすことになったその夜、西日本でM8.9の大地震が発生。高知に移住した父・誠一郎(中原丈雄さん)らを巨大な津波が襲い、気象庁職員の妹・あかり(仁

ドラマ日記『大病院占拠』(第7話)

日本が誇る大病院を、鬼の面を被った武装集団が占拠。医師や職員が人質になるな中、休職中の捜査官・武蔵三郎(櫻井翔さん)が事件に立ち向かっていくノンストップ籠城サスペンス『大病院占拠』の第7話。 武蔵は爆弾が仕掛けられた取調室で、界星堂病院の院長・播磨(津田寛治さん)を取り調べる。ホテルオシマで死亡していた3人の死因を、播磨はなぜ隠蔽したのか…!?鬼たちは総力を挙げてSISの排除に動き出す!一方、シェルター内の裕子(比嘉愛未さん)は、モニターに「ある表記」を見つける。 爆弾処

ドラマ日記『リバーサルオーケストラ』(第6話)

元天才ヴァイオリニストで、今は超地味な市役所職員の谷岡初音(門脇麦さん)が、強引過ぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭さん)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラを一流オケに大改造する、一発逆転の音楽エンターテイメント『リバーサルオーケストラ』の第6話。 バレンタインガラを前に、チェロの玲緒(瀧内公美さん)は練習に現れず、団員たちは朝陽にフラれたからだとウワサする。初音たちは玲緒のマンションを訪ねるが…。 「片想い」と「才能の差」が描かれた今回。『ハチミツとクローバー』

ドラマ日記『しょうもない僕らの恋愛論』&『あなたは私におとされたい』

デザイナーの筒見拓郎(眞島秀和さん)と、拓朗が20年前に愛した谷村安奈の娘・くるみ(中田青渚さん)と、拓朗を想い続ける同級生・森田絵里(矢田亜希子さん)が絡んだヒューマンドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』の第4話。 父・平尾研二(橋本じゅんさん)のことを相談したくるみは、拓郎への関心がますます高まる。一方、絵里は、部下の堀江(古舘佑太郎さん)から突然の告白を受けたことで、拓郎への想いを再認識するのだった。 幼馴染の悠(木全翔也さん)から、拓朗が好きなのかと問われたくるみは

新ドラマ『王様に捧ぐ薬指』&『往生際の意味を知れ!』&『バツモテ』

安易に使うことは避けたいところですが、現代は“多様性”の時代と言われています。家族の在り方や考え方も一様ではなく。そうした社会を反映してか、偽装結婚&偽装・疑似カップル含めた“疑似家族”を題材にしたドラマも、近年よく放送されます。 偽装結婚ものですと、『婚姻届に判を捺しただけですが』『逃げるは恥だが役に立つ』『偽装の夫婦』。疑似家族ものならば、『Mother』『問題のあるレストラン』『カルテット』『anone』など、脚本家・坂元裕二さんの作品群が目立ちます。 そんな偽装結

ドラマ日記『しょうもない僕らの恋愛論』&『あなたは私におとされたい』

デザイナーの筒見拓郎(眞島秀和さん)と、拓朗が20年前に愛した谷村安奈の娘・くるみ(中田青渚さん)と、拓朗を想い続ける同級生・森田絵里(矢田亜希子さん)が絡んだヒューマンドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』の第3話。 拓郎は、長年手がけてきた作家の新連載のデザインを、若手デザイナーが担当することを知り、自分の感性が古くなっているのではと自信が揺らぐ。そんな中、同級生からバンドのイラストを描いてほしいと頼まれたくるみは、“人生のバイブル”である漫画の装丁を拓郎が担当していること

ドラマ日記『リバーサルオーケストラ』

元天才ヴァイオリニストで、今は超地味な市役所職員の谷岡初音(門脇麦さん)が、強引過ぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭さん)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラを一流オケに大改造する、一発逆転の音楽エンターテイメント『リバーサルオーケストラ』の第4話。 朝陽は次の定期演奏会に向け、初音をヴァイオリン協奏曲のソリストに指名。しかし、それは10年前に弾くはずだった曲で、初音はスランプに…。そんな中、受験生の娘・亜美(凛美さん)を抱えるヴィオラのみどり(濱田マリさん)は、家庭

ドラマ日記『しょうもない僕らの恋愛論』&『あなたは私におとされたい』

デザイナーの筒見拓郎(眞島秀和さん)と、拓朗が20年前に愛した谷村安奈の娘・くるみ(中田青渚さん)と、拓朗を想い続ける同級生・森田絵里(矢田亜希子さん)が絡んだヒューマンドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』の第2話。 一緒に行きたい場所があると拓郎を呼び出したくるみ。行き先はバッティングセンター。笑顔でバットを振るくるみに、思わず安奈を重ねてしまう拓郎だが、くるみから安奈と離れた理由を聞かれると、「君には関係ない」と冷たく突き放してしまうのだった。 毎回、拓朗のおじさん化が

ドラマ日記『リバーサルオーケストラ』&『スタンドUPスタート』

元天才ヴァイオリニストで、今は超地味な市役所職員の谷岡初音(門脇麦さん)が、強引過ぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭さん)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラを一流オケに大改造する、一発逆転の音楽エンターテイメント『リバーサルオーケストラ』の第3話。 初音は蒼(坂東龍汰さん)を下宿人として家に招き、妹・奏奈(恒松祐里さん)と3人での同居生活が始まった。奏奈は蒼を意識して家事を張り切るが、初音は誰がいようとジャージ姿でお構いなし。 朝陽の父で市長の常葉修介(生瀬勝久さ

ドラマ日記『どうする家康』『ブラッシュアップライフ』『アカイリンゴ』

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第3話。 故郷の岡崎へ戻った松平元康は、打倒・信長(岡田准一さん)を決意するが、弱小の松平軍はまったく歯が立たない。一方、今川氏真(溝端淳平さん)は援軍をよこさず、本多忠勝(山田裕貴さん)らは、織田に寝返るべきと言い始める。 そんな中、伯父の水野信元(寺島進さん)

ドラマ日記『100万回 言えばよかった』&『リエゾン-こどものこころ診療所-』

突然の死によって、運命が引き裂かれてしまった悠衣(井上真央さん)と直木(佐藤健さん)。そして2人を繋ぐ唯一の存在である譲(松山ケンイチさん)。非情な運命に必死で抗い、奇跡を起こそうとする3人を描く“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー『100万回 言えばよかった』の第2話。 悠依は、直木に何があったのか調べるため、譲と共に直木の部屋に行くが、あることに気付く…。そして明かされる空白の時間の事実。そこには、直木が誰にも話していない秘密が隠されていた。 殺された高原涼香