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テレビ日記

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日々、視聴しているテレビ番組(ドラマ以外)の感想を集めています。
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2022年2月の記事一覧

見ると飲みたくなる!?「酒飲みトーク」番組

今日は休肝日にしようと思っても、ドラマが邪魔をするということがあります。今期でいえば、『#居酒屋新幹線』や『ワカコ酒6』など。 秋保クラフトシードル片手に、定義の三角油げ(炊き合せ)を食す眞島秀和さん。竹輪の磯部揚げを冷酒「嬉長 辛口本醸造中納言」で流し込む武田梨奈さん。 ドラマではありませんが、同じようなことが「酒飲みトーク」番組にもあります。有名なところでは、『人志松本の酒のツマミになる話』。『ダウンタウンなう』内の「本音でハシゴ酒」の流れを組んでいますが、出演者が酔っ

ゴールデンタイムに映画枠があった時代

本を読む人にも様々なスタイルがあって、精読と速読、あるいは小説など一つのジャンルをメインに読む人から、一人の作家を集中的に追う人、様々なジャンルの本を気が向くままに手に取っていく乱読派まで。一長一短はあるでしょうが、自分は乱読派でした。 最近は配信&サブスクの発達で、映画・ドラマ・本・漫画・音楽といったものが、手軽かつすぐに鑑賞することができますが、無限ともいえる作品群の中から選ぶとなると、どうしてもそれまでの嗜好に合ったものを選びがち。かつての歌番組で、嫌々ながらでも演歌

昭和の「お見合い番組」を思い出した件

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の第69回の舞台は1976年。山口百恵さんや『8時だョ!全員集合』、『ガラスの仮面』に「ノストラダムスの大予言」など、「昭和ネタ」が散りばめられ、中高年層には懐かしい限りでした。 そこでふっと思い出したのが昭和の「お見合い番組」。平成に始まった『あいのり』(1999年~2009年)や、『テラスハウス』(2012年~2019年)とはまた一味違った番組がいくつもありましたので、備忘録風に書いておきたいと思います。 まずは、桂三枝(現・桂文枝)さん

『ブラタモリ』アナが躍進!新年度のNHKキャスターたち

毎年2月に解禁されるNHKの新年度番組のキャスター発表。併せて新番組も明らかになりました。今回の特徴を一言で言えば、『ブラタモリ』でタモリさんのアシスタントを経験した女性アナウンサーたちの躍進です。 ではまず、NHKの看板ニュース番組から。『おはよう日本』(平日)ですが、「朝ドラ送り」で親しまれた高瀬耕造アナは『ゆう5時』に移動。新キャスターは『ブラタモリ』経験者の首藤奈知子アナと、表情だけの「昼ドラ受け」で知られる三條雅幸アナ。 『ニュース7』はというと、瀧川剛史アナは

テレビ日記『100分deパンデミック論』&ドラマ日記『#居酒屋新幹線』

古今東西の「名著」の魅力を、25分番組×4回の1ヶ月100分で、楽しく深く解説するNHKの教養番組『100分de名著』。そのスペシャル版として、1月3日に放送された「100分deパンデミック論」が、現在「NHKプラス」で配信中です(2月12日まで)。 MCはレギュラー放送と同じく、伊集院光さんと安部みちこアナ。ゲストは、作家の高橋源一郎さん・経済思想家の斎藤幸平さん・政治学者の栗原康さん・英文学者の小川公代さん。斉藤さんは、昨年のレギュラー放送で、マルクス「資本論」の講師を

テレビ日記『ボクらの時代』(松重豊・小日向文世・角野卓造編)

日曜日の朝7時という時間に、すでに起きている人はどれぐらいいるのでしょう?学生ならまだ寝ていたいでしょうし、社会人であっても休みならば寝貯めしたい誘惑にかられるでしょう。 そんな朝7時に放送されているのが、フジテレビ『ボクらの時代』。2007年からスタートしたトーク番組で、司会不在でゲスト3人がフランクに語り合うスタイルが、他の番組にはない空気感。気がつけば、Tverで配信されるようになり、早起きしなくても見られるようになりました。 番宣や映画宣伝絡みが多い気がしますが、

テレビ日記『日本人のおなまえっ~「鎌倉殿の13人」SP』

今では信じられないことですが、1970年代から1980年代には、プロレス中継がゴールデンタイムで放送されていました。アントニオ猪木さん率いる新日本プロレスが人気を博し、それを実況で支えていたのが、当時テレビ朝日のアナウンサーだった古舘伊知郎さん。 1984年にフリーに転身してからは、バラエティー番組など各局で引っ張りだこ。国民的人気アナとなり、『紅白歌合戦』の司会も務めましたが、2004年に『報道ステーション』のキャスターになってからは、イメージが変わり、週刊文春「嫌いなキ