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ラジオ日記

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日々、聴いているラジオ番組の感想を集めています。
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#TBSラジオ

ピエール瀧&博多大吉トークが感慨深い

TBSラジオのPodcast『大吉ポッドキャストいったん、ここにいます!』という番組があります。NHK『あさイチ』のMCでも知られる、博多華丸・大吉の博多大吉さんが今年4月から始めた番組です。 大吉さんは3月まで、TBSラジオ昼の帯番組『赤江珠緒たまむすび』の水曜レギュラーパートナーを務めていました。もっと娘と向き合いたいという理由で番組終了の道を選んだ赤江さんが、ラジオに戻りたい時の受け皿になるように立ち上げたのが『ここにいます!』。 大吉さんには『たまむすび』に対する

ラジオ日記『こねくと』

愛聴していたTBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』が3月で終了。嘆いていても仕方ないので、同枠の後番組『こねくと』を試聴してみました。朝ドラ『舞いあがれ!』の会社「こんねくと」と紛らわしいという(笑)。 メインパーソナリティーは石山蓮華さん。全く知らない人物でしたので、まずはWikipediaで予習。文筆家、俳優、電線愛好家!?過去の出演作を見ると、アニメ映画『思い出のマーニー』の絵美里役(マーニーの娘&安奈の母)やCM「旭化成サランラップ」など。 画像検索するとなかなか美し

ラジオ日記『安住紳一郎の日曜天国』から三題

関東ローカルのTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』は、radikoで毎週欠かさず聞いている番組ですが、最近の話題を3つほど紹介。 7月24日放送回のゲストは、「地球の歩き方」編集長・宮田崇さんでした。ネットが普及する以前の1980年代から1990年代までは、貴重な海外旅行情報ツールとして、多くのバックパッカーに利用されていました。自分も中国一人旅の時に持参。 その「地球の歩き方」の誕生秘話を初めて知りました。まだ日本が右肩上がりの時代。企業の就職内定者を囲い込むため、それ

あるラジオ番組の終わりに

TBSラジオの朝の帯番組『伊集院光とらじおと』が今春終了することが、今朝エンディングで、本人の口から発表されました。昨年末に「文春」が報じていたとおりとなってしまいました。 TBSでは月曜深夜に『伊集院光 深夜の馬鹿力』も生放送をやり、そのままスタジオで寝袋で寝て、火曜朝の『らじおと』に備えるなど、番組に尽力していた伊集院さん。 「伊集院光とらじおとニュースと」コーナーでは、東京五輪や例の感染症を巡って、各局メディアの中では最も冷静で、バランスの取れたコメントをしていたよ

ラジオ日記『安住紳一郎の日曜天国』

毎回面白いレギュラー番組というのは中々ないもので、自分が好きなドキュメンタリー系でいえば、評価の高い『プロフェッショナル 仕事の流儀』『ドキュメント72時間』『情熱大陸』でさえ、神回もあれば、凡庸な回もあり。 ラジオ番組も同じこと。基本的に面白い番組しか聴きませんが、それでも毎回“波”はあり。知人のディレクターの言葉を借りるなら「前回は二塁打だったけれど、今回は振り逃げセーフ。三振だけはしたくない」。最低限のレベルをキープするのはプロの条件だとしても、やはり出来不出来はある

ラジオ日記『伊集院光とらじおと』

大手新聞社をその論調によって、右派左派などと分ける向きもありますが、テレビ局はそう単純ではなく。一応、新聞社の系列というのはありますが、各番組が統一感を持って、一つの主張をしているというわけでもなく(政財界の子女も、就職という形でたくさん受け入れてますし)。 例えば、TBSラジオの早朝番組『生島ヒロシのおはよう一直線』では、生島アナが小野寺元防衛大臣(高校の後輩)を定期的にゲストに呼んで意見を聞いたり、菅総理(大学の同級生)に期待を示したりと、割と政権にも理解を示します。