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ラジオ日記

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日々、聴いているラジオ番組の感想を集めています。
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#伊集院光とらじおと

あるラジオ番組の終わりに

TBSラジオの朝の帯番組『伊集院光とらじおと』が今春終了することが、今朝エンディングで、本人の口から発表されました。昨年末に「文春」が報じていたとおりとなってしまいました。 TBSでは月曜深夜に『伊集院光 深夜の馬鹿力』も生放送をやり、そのままスタジオで寝袋で寝て、火曜朝の『らじおと』に備えるなど、番組に尽力していた伊集院さん。 「伊集院光とらじおとニュースと」コーナーでは、東京五輪や例の感染症を巡って、各局メディアの中では最も冷静で、バランスの取れたコメントをしていたよ

ラジオ日記『アシタノカレッジ』(武田砂鉄編)

radikoプレミアムを利用するようになってから、TBSラジオの関東ローカルしか放送されていない番組を聴く機会が増えました。 朝から順に、政治的立ち位置は、『生島ヒロシのおはよう一直線』は日和見的、『森本毅郎・スタンバイ!』は床屋政談、『伊集院光とらじおと』はバランサー、『赤江珠緒たまむすび』はテレ朝風、『荻上チキ・Session』は冷静な理論派、という感じでしょうか。 かつては『久米宏 ラジオなんですけど』という長寿番組もあったんですが、昨年謎の終了。久米さんらしい、ユ

ラジオ日記『伊集院光とらじおと』

大手新聞社をその論調によって、右派左派などと分ける向きもありますが、テレビ局はそう単純ではなく。一応、新聞社の系列というのはありますが、各番組が統一感を持って、一つの主張をしているというわけでもなく(政財界の子女も、就職という形でたくさん受け入れてますし)。 例えば、TBSラジオの早朝番組『生島ヒロシのおはよう一直線』では、生島アナが小野寺元防衛大臣(高校の後輩)を定期的にゲストに呼んで意見を聞いたり、菅総理(大学の同級生)に期待を示したりと、割と政権にも理解を示します。

ラジオ日記『東京03の好きにさせるかッ!』(広瀬アリス編)

小学校高学年で深夜ラジオ番組にハマって以来のラジオっ子。その時々で、ラジオとの関わり方に浅深はありましたが、途切れることなく聴いてきました。 普段ラジオを聴かない人は気がつかないかも知れませんが、ここ10年ほどでラジオは大きく変化しました。聞き逃し配信機能を持つ「radiko」(民放ラジオ中心、2010年~)と「らじる★らじる」(NHK、2011年)の登場です。 昔は、学生時代にラジオを聴いていても、社会人になると遠ざかるものでしたが、このアプリを使うことで、好きな時間に