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ラジオ日記

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日々、聴いているラジオ番組の感想を集めています。
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#中澤有美子

餅投げ(餅まき)の思い出

最近はあまりないのかも知れませんが、家を新築する際の上棟式などで、施主が集まった近所の人たちに、屋根などから餅をまく行事を「餅投げ(餅まき)」といい、拾う側からすると「餅拾い」ということになります。 現在放送中のドラマ『ばらかもん』第2話でも「餅拾い」のシーンがあり、こちらは家ではなく、新しい船のお祝いの行事のようでした。 不慣れでなかなか餅を拾えない主人公・半田清舟(杉野遥亮さん)に、“ヤスば”こと野村ヤス(鷲尾真知子さん)が「上ばっかり見ていたら餅は取れない、チャンス

ラジオ日記『安住紳一郎の日曜天国』から三題

関東ローカルのTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』は、radikoで毎週欠かさず聞いている番組ですが、最近の話題を3つほど紹介。 7月24日放送回のゲストは、「地球の歩き方」編集長・宮田崇さんでした。ネットが普及する以前の1980年代から1990年代までは、貴重な海外旅行情報ツールとして、多くのバックパッカーに利用されていました。自分も中国一人旅の時に持参。 その「地球の歩き方」の誕生秘話を初めて知りました。まだ日本が右肩上がりの時代。企業の就職内定者を囲い込むため、それ

オーバーブッキングと「魔性の館内放送」

オリラジの中田敦彦さんが、自身のYouTubeチャンネルでTBSの安住紳一郎アナの凄さを語っていました。「テレビでも完璧なプレーが出来るんですけど、力の20%も出してない。逆にラジオの『安住紳一郎の日曜天国』という、自分の表現というフィールドでは“暴君”」と。上手いこといいますね。 『日曜天国』は2005年スタートした関東ローカルの2時間トークバラエティ番組。今年の1月には番組Youtubeも開設されたので、radiko有料会員以外の非関東の方も楽しめるようになりました。

ラジオ日記『安住紳一郎の日曜天国』

毎回面白いレギュラー番組というのは中々ないもので、自分が好きなドキュメンタリー系でいえば、評価の高い『プロフェッショナル 仕事の流儀』『ドキュメント72時間』『情熱大陸』でさえ、神回もあれば、凡庸な回もあり。 ラジオ番組も同じこと。基本的に面白い番組しか聴きませんが、それでも毎回“波”はあり。知人のディレクターの言葉を借りるなら「前回は二塁打だったけれど、今回は振り逃げセーフ。三振だけはしたくない」。最低限のレベルをキープするのはプロの条件だとしても、やはり出来不出来はある