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女優ノート

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気になる女優さんの出演作についての覚え書きです。
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2021年4月の記事一覧

女優ノート『芳根京子さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『半径5メートル 』に主演,、『コントが始まる』に出演する芳根京子さん。 かつて“オーディション荒らし”と呼ばれたほどの逸材。19歳の時には、朝ドラ『べっぴんさん」(2016年)の主役に、2261人のオーディションで選ばれました。最新作の映画『ファーストラヴ』の演技も高く評価されています。 とはいえ、朝ドラ以降の連ドラでは、ヒロインやメインキャストの一人といった役がほとんど。近い時期の朝ドラ

女優ノート『今田美桜さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『恋はDeepに』&朝ドラ『おかえりモネ』に出演する今田美桜さん。 連ドラ主演はまだないものの、人気はトップクラスの今田さん。インスタグラムのフォロワー数は320万人越え(記事掲載時点)で、女優でいうと、主演作多数の長澤まさみ・本田翼・川口春奈・仲里依紗・吉岡里帆・広瀬すずより上(敬称略)。 そんな今田さんが、注目された始めたのは2017年。『僕たちがやりました』では端役の女子高生役でしたが

女優ノート『草刈民代さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『イチケイのカラス』に出演する草刈民代さん。 日本を代表するバレリーナとして国内外で活躍。1996年、映画初出演にして、周防正行監督の映画『Shall we ダンス?』の主演に大抜擢(役所広司さんとのW主演)。大ヒットした上、その年の映画賞を総なめ。傑作。 真面目でごく普通のサラリーマン杉山正平(役所さん)は、ある晩、ダンス教室の窓べに、物憂げに佇む美しい女性(草刈さん)を通勤電車から見た

女優ノート『鈴木杏さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』に出演する鈴木杏さん。 松本潤さん主演版の『金田一少年の事件簿』(2001年)で、ヒロイン七瀬美雪役を務めるなど、人気若手女優だった鈴木さん。現在は舞台に軸足を置いているようで、今年「読売演劇大賞」の大賞・最優秀女優賞を受賞しました。 そんな鈴木さんの出演作でまず挙げたいのは、映画『花とアリス』(2014年)。対照的な性格ながら親友の女子高生2人(

女優ノート『松たか子さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』に主演する松たか子さん。 大学時代、クラスには東京(関東)出身と地方出身が半々。上京組の泥臭さとか、ガツガツした感じも嫌いではなかったのですが、東京組の身の丈を知った感じ、軽やかさが羨ましくもあり。東京育ちの松たか子さんというと、まずこの「軽やか」という言葉が浮かびます。 父は二代目松本白鸚、兄は十代目松本幸四郎という歌舞伎界の名門に生まれ、19歳で『紅白歌合戦』

女優ノート『松本まりかさん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』に出演する松本まりかさん。 近年、“怪演女優”としての地位を確執した松本さん。キャリアは長く、『六番目の小夜子』(2000年)でデビュー以来、朝ドラ『純情きらり』(2006年)では、主人公(宮崎あおいさん)の親友役を演じるなど、数々の作品に出演するも、ブレイクにはなかなか至らず。 そんな松本さんが再度注目を集めたのが『先に生まれただけの僕』(2017年)の秘書

女優ノート『北川景子さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『リコカツ』に主演する北川景子さん。 一般社会でもそういう傾向がありますが、女優さんの結婚・出産・育児は、人気の陰りやキャリアの中断となってしまうことがよくあります。そんな中、2016年のDAIGOさんとの結婚以降、むしろ女優として飛躍、出産後もいち早く現場復帰、活躍中の北川景子さん。 今ではトップ女優の雰囲気すら漂わせる北川さんですが、女優デビュー作がドラマ『美少女戦士セーラームーン』(2

女優ノート『広末涼子さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『桜の塔』に出演する広末涼子さん。 1990年代、CMをきっかけに「ヒロスエブーム」を巻き起こした広末さん。早稲田大学入学まではよかったのですが、その後は大バッシングに見舞われ。結婚・離婚・再婚・出産と、色々ありましたが、今も女優として第一線で活躍しています。 ちなみに、所属しているフラームは、広末さんの敏腕マネージャーが、独立して広末さんのために設立したような事務所。現在では、山口紗弥加

女優ノート『石原さとみさん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『恋はDeepに』に主演する石原さとみさん。 2002年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞後、翌年には朝ドラ『てるてる家族』の主役に抜擢。『Ns'あおい』(2006年)、『リッチマン、プアウーマン』(2012年)、『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(2016年)、『アンナチュラル』(2018年)辺りが代表作かな。 そんな石原さんでまず取り上げたいのは、あだち充さん原

女優ノート『桜井ユキさん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『イチケイのカラス』に出演、また『リコカツ』のスピンオフドラマ『リコハイ!!』に主演する桜井ユキさん。 女優デビューが24歳ということで、“遅咲き女優”と評されることも多い桜井さん。一躍注目されたのは、初主演した『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』(2017年)で高橋一生さんと、『娼年』(2018年)で松坂桃李さんと大胆なラブシーンを演じた辺りからでした。 その延長

女優ノート『松岡茉優さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』に出演する松岡茉優さん。 子役出身の松岡さん。『おはスタ』のおはガールとして活躍した後(2008年-2010年)、映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で一躍注目を集め、朝ドラ『あまちゃん』(2013年)で全国区の知名度を得て、その年の『紅白歌合戦』にも出場。 その後、ドラマと並行して、『勝手にふるえてろ』(2017年)で映画初主演。カンヌ国際映画祭最高賞

女優ノート『白石聖さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『ガールガンレディ』に主演する白石聖さん。 正統派な美少女系女優として、『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(2018年)、『PRINCE OF LEGEND』(2018年)、『I"s』(2018年)などのヒロインとして頭角を現し、『絶対正義』(2019年)の怪演で注目を集めました。 そんな白石さんの作品でまず挙げたいのは、『だから私は推しました』(2019年)。NHKのよるドラ枠に、『天

女優ノート『黒木華さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『イチケイのカラス』に出演する黒木華さん。 和風な地味顔と評されながらも、2010年、大学在学中に野田秀樹さんの舞台でデビュー。2012年には早くも朝ドラ『純と愛』に出演。2014年には山田洋次監督『小さいおうち』で、ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞と、華麗なる経歴。故・樹木希林さんも絶賛したその演技力。 その後も映画『幕が上がる』(2015年)などが高く評価されますが、全国的な知名度

女優ノート『福原遥さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『ゆるキャン△2』に主演する福原遥さん。 志田未来・杉咲花・吉川愛・桜田ひより(敬称略)など、子役出身女優の宝庫でもある研音所属の福原さん。彼女自身、NHKの『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(2009-2013年)で主人公を演じ、「まいんちゃん」と呼ばれブレイク。 2015年に研音に移籍してきてからは、着実にキャリアを重ねてきた印象。そんな福原さんの作品でまず挙げたいのは、映画『チ