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お前が一番 悪党だろ

 参加者  労働組合 書記長・オルグ・組合員・原告
     会社   弁護士・専務
                    作成原告
組合 書記長
  契約書の原本の確認をお願いします。 
  これが原本ですね。 本人に確認してもらっていいですか。 
会社弁護士 
  はい 
原告 
   これ印刷物(プリンター)ですよね? 
   自筆のものでは無いですよね?文字が? 
   これコピーだと思うのですけど? 
 組合仲間同士の会話 
  原告(コピーするとここが解るのです) 
   (ここがね) 
   組合仲間 裏を見て圧がかかっているかな  どちらともいえない。 
  文字をプリンターで印刷すると文字のスタートの所が切れるんですよ    字を書いてコピーし・(説明の途中会社弁護士に話を打ち切られた)
会社弁護士 
  結構です、確認頂けたらこちらにお返しください。 
組合 書記長
  確認ですけど この契約書は 2 通は 8 月 3 日同時に書かれたんですか?
会社弁護士 
  2019 年はその時ですね 2020 年は 8 月頃です。 
組合 書記長
  2019 年 2 月 20 日の一番下のその他の※で但し書きが
 あるではないですか  最初から入っていたと言う事ですか? 
会社弁護士 
  もちろん 
組合 書記長
  当初から雇用契約書を結んだ時から 入っていたと言う事ですね 
 下記が 
  ※契約更新は(雇用期間が到来したときに契約更新終了とする。)
   但しオペレータの引き継ぎは行うものとして延長があります。
会社弁護士 
  そういうことになっていますね。
組合 書記長
  先生の方から金銭解決をしたいと話があったので 
  組合も金銭解決もやぶさかではないと 記載しています。 
  60 万円を出発点としては同意しないとの事で申し入れます。
会社弁護士 
  どこかの段階で数字が出ると そこが出発点になる 
  労働局でのあっせんでの要求が 60 という数字が明記されていた。 
 しかし団体交渉のテーブルに着くことは 60 が出発点でなければ 
 着かないとは申し上げていませんので 着いているという事です。 
組合(オルグ)
 組合は解雇撤回を要求していましたが 
 それに代わるもの 立場は変えてないので 金銭となると 
 出発点は 65 歳までの賃金補償になります 
会社弁護士 
 そういうことであれば 最初から決裂したと言う事です 
組合(オルグ)
 私たちは、60 万円は失業保険が遅れた補填だと認識しています。
 雇用を失ったことにたいする事ではないと思っています 
会社弁護士 
 その 60 万円がですか? 
組合(オルグ)
 そうです。 
組合
 専務から「退職しなければ懲戒解雇にするぞ」と脅されていた 
 両者主張が違うので どうすり合わせていくかと 
 社長室に「退職日に挨拶しに来た」 
 と言われているが 原告挨拶していないと言っているし
 これの主張が違うし 思い出せないと言わないで
  本当に原告が自主退社したのか考える余地はあるのでは
 原告がこのように辞められたのを 中の従業員に見られていると
 思うのです。 高い弁護代を払いながら進めていくのか
 それよりは従業員に還元しながら 会社を 良くすることを
 考えた方がいいのでは 
 社長含めて今後どうするか、従業員も含めてどうだったのか
 ふり返りながら少し 原告の事も考えたら 本当に思い出せないかも
 しれませんが関係者集めて精査し 無理に
 裁判闘争しても特でもないのでは。
会社弁護士 
 組合は社前闘争などありますが それをやれば会社の方から
 雇用関係不存在として 裁判を起こして
 法的に対抗していくしかないですねと 
 そうは言っても別の解決方法で金銭解決しかないのではないですかと
 労働審判も早くていいのではとは思いますが 
組合(オルグ)
 会社は「契約の更新・延長を希望する旨の申し出があった」
 に変更していますね 契約満了とはならないのでは 
 同意したと言う事では無いですよね 
会社弁護士 
 離職票の記載の契約満了が大前提になっていて
 理由が 3 種類あって ハローワークの方から 受給が認められないので
 変更の求められて 変更しただけですから 
組合(オルグ)
 書類で(契約の更新・延長を希望する旨の申し出があった)
 となっていますね 原告の場合は継続雇用ですから
 彼は延長を求めたそういう理解でいいですね その上で解雇撤回を
 引き下げるのだからその条件として
 65 歳までの 賃金を保証してくださいと言っているのです 
 それが根拠であって 無茶苦茶の要求を出しているわけではない。
会社弁護士 
 それは応じられません 
組合(オルグ)
 そこは考えてもらえないと困る 我々の出発点はそこです 
会社弁護士 
 そうであれば今日まとまることはありませんから 
組合(オルグ)
 どんな金額ですか 
会社弁護士 
 せいぜい 1 か月ですね 前弁護士が付いていたが
 15 万円を提示 していたがそれよりは若干上積み
 そのレベルの話です 65 歳までの保証などとんでもない 
組合(オルグ)
 原告が組合との話し合いで 事実関連が沢山出てきたが 
 会社は違うと言っていますが
会社弁護士 
 労働審判から言うと 裁判官から 
 こちらは訴えられるから 
 請求規格の審判をかけましょうかと 
 それとも金銭解決についての審判をかけましょうか 
 その時の数字は 大した金額ではない。 
組合(オルグ)
 労働審判の次は本裁判になるけど何年もかかるわけですよ 
会社弁護士 
 この案件だと地裁は 1 年ぐらいで判決だすとおもいますよ 
組合(オルグ)
 裁判が終わっても 争議と言うのは終わりませよ 
 労使がハンコを押さなければ終わらないですよ 
 ですから団交で話し合いで解決しましょうと言っているのです。
会社弁護士 
 できるレベルとできないレベルがありますから 
組合(オルグ)
 これから 3 年 7 年と裁判やっていきますか 
会社弁護士  
 組合が実力行使に出たら こちらは裁判の舞台に引っ張り込まなければ
 いけない まーお互い相手が会って話ですから 3 年 5 年解りませんが 
 一審の地裁なんかは、今は 1 年ぐらいで終わらせようと審議している
 今は高裁まで争うことはない 
組合(オルグ)
 何年もかかってもやると言う事ですか 
会社弁護士 
 社長とも話し合っていますけどやらざる得ないでしょうねと言ってる
組合(オルグ)
 お互い今回は主張しあったと言う事で 持ち帰りたいと思います
 改めて回答します。 
 


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