3月のライオンから学ぶ幸せな食卓
この記事はアルの「アドベントカレンダー」11日目の記事です。マンガのコマを使ってブログを書きます。(なお、記事内のすべてのコマは出版社様・著作者様からの許可をいただいた上、webサービス「アル」内で投稿されたものになります。詳しくはこちら)
3月のライオンーーこの作品は、心に沁みる作品です。
ときには一緒に笑ったり、ときには胸が痛いぐらい苦しくなったり、ときには目頭が熱くなったり……。
主人公は、プロ棋士・桐山零。幼い頃に両親を交通事故で失い、父の友人である棋士に引き取られ、15歳でプロ棋士になった男の子・桐山零の孤独と葛藤と希望の物語です。
彼は幼い頃に両親を亡くしました。故に、孤独を抱えています。孤独といってしまえばそうですが、15歳で自分の人生を背負って生きている主人公は、言葉にできないほどの複雑な感情を抱えて生きています。
主人公・桐山零の孤独の人生に温かい光として描かれているのが、偶然知り合った川本家の三姉妹たち。彼女たちも両親がいません。零と同じように孤独を抱えていますが……川本家には家庭の温かさがあります。
それを象徴するのが……美味しそうな川本家のご飯たちでアル!!
川本家の三姉妹は本当に美味しそうに美味しそうに食べるのでアル!!!
やっぱり食卓を囲むのってあったかいし、幸せな気持ちになるな〜としみじみ感じました。
ということで、食卓を囲むことの大切さを教えてくれた3月のライオンに出てくる料理をご紹介します。
川本家手巻き四天王(11巻)
好きな具を好きなだけ、巻き巻きして食べます!
みんなで巻き巻きしながら食べるのが楽しそうです。たくさんの具があって、にぎやかなのがまたいいですね。
猫たちとモモちゃんの顔がもう美味しそうです。
ひなちゃんの大好物だらけの食卓(9巻)
ひなちゃんが高校に合格したときのご飯です。
食卓には、ひなちゃんの大好物ばかりならんでいます。
ひなちゃんのこの表情から喜びと驚きが伝わってきますね。
唐揚げの山、とっても美味しそうです。
川本家伝説の「甘やかしうどん」(9巻)
おあげと天ぷらを一緒にのせた伝説のおうどんです。「おいしいもの」のとなりに「おいしいもの」が!というひなちゃんのセリフが可愛いですね。
これはあかりさんが受験の時にお母さんに作ってもらった思い出のうどんでもあります。だから”川本家伝説”なんですね。
アツアツつけ汁そーめん(12巻)
豚肉と油のしみたナスのアツアツのつけ汁に、ヒヤヒヤのそうめんをつけて食べます。
アツアツとヒヤヒヤの無限ループ!
この料理を自分でも作ってみたら、とても簡単で本当に美味しいので紹介したいと思いました。ぜひ作ってみてください。
以上、川本家の食卓をご紹介しましたが、この作品は本当に良いです!
桐山零の心の成長、川本家の三姉妹・ひなの葛藤、川本家の家庭の問題、そして勝負の世界で生きる棋士たちの真剣勝負。
この作品は、あなたの胸を熱くすること間違いなし!
本当に本当に面白い作品です。ただ面白いだけではなく、心の痛さ、人生の世知辛さなど、心をエグるほどリアルに描かれています。
青春の痛みと輝きがそのままに閉じ込めらているのです。青春を味わいたくなったら、ぜひ読んでみてください!
本当に美味しそうに食べる川島家の三姉妹と、幸せな食卓もあなたを待っています。
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