スーパーで売っている塩辛は多い
夫が1週間弱、出張で家を空けている。そんな時は、ここぞとばかりにダイエットメニューにして、ひたすら鶏肉を消費するのだが、バランスを取るようにお酒の量が増えてしまう。
夫が家にいる時は、話しながら録画したテレビを見ながら、ゆるやかに過ぎていく夕食も、一人の時には咳をしても一人なわけで張り合いがない。
ダイエットメニューは、意識の高さというよりも一度に鶏肉を処理して、あとは消費していくだけで良い、お手軽メニューとして捉えている。
そうすると、食の愉しみがない。
結果として増えるお酒。今回はマッコリをしこたま飲んでみた。甘酒も好きだし、割らなくても良い手軽さも相まって、これから機会があれば飲んでいきたいくらいに好きになった。
お酒もそうだが、夫という唯一の話し相手がいない時間を過ごすには、特別感が欲しいのである。そこで、普段では買わない好きなものを買った。
イカの塩辛。
完全なるお酒のアテ。漬物と違い、なんだか食卓のレギュラーメンバーにはならない塩っ辛いあいつを今回は買ってみた。
うまい。とにかく魚介のくさーい食べ物が好きなので、磯臭さどんとこいの私は大好きなのだが、居酒屋でも独り占めはできないし、したら翌日のむくみが大変なことになる。いつか独り占めして食べたかった塩辛を、今私は盛大に食べて3日目。
全然減らない。スーパーに売っている塩辛、大盤振る舞い過ぎないだろうか。
味は全く飽きていないが、連日食べ過ぎている気がする。なぜなら、寝起きの顔がパンパンだからだ。
そうこうしている間に、明後日には夫が帰ってくる。
飲んだくれていたとバレないように、お酒のアテでしかない塩辛は、夫が帰ってくる前に消費してしまおうと思っていたのに。
私のしょうもない秘密主義が勝つか、塩分が勝つか。
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