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ハミダシクリエイティブ 感想


前書き

凸をプレイして感想書くか~~と思ったけど本編まだ書いてなかったので本編から。
ちょっと前にやった作品なので曖昧な所はごめんなさい。

始まり~共通

妹のお金でソシャゲのガチャを引いているぐーたら主人公が成り行きで生徒会長をやることになったよ!
よくある駄目主人公が奮起するお話。間違ってはいないはず。
妹にめちゃめちゃ甘やかされているのに妹の為なら頑張れるお兄ちゃん。
割と妹への感情が重め(恋愛感情ではない)なのがとても好き。
右肩上がりに主人公が自分から行動するようになるので少しずつ好きになれるタイプの主人公でした。
一度身内判定するとカッコつけたくなるのはとても良い。
シンポジウム~夏合宿で一気に株をあげてくれて、個別に入る時には魅力ある主人公になってるのはとても良かったです。

華乃ルート

評価 : 72/100
肉体関係が早い個別ルートは苦手なんだ~~~!!!
という、はい。
とはいえ、この二人の距離感バグってる感じはめちゃめちゃこの二人らしいな~と思います。
最終的な主張が二次元はいいけど三次元はもっといいよ!という主張になった(と、私は受け取ってしまった)のが個人的にはちょっといまいちでした。
華乃、恋愛関係になった甘々モードも可愛いんですが、友人関係の時の話がめちゃ合うオタク友達の時が凄く好きなんですよね。
こういう子のルートはどうしても恋愛関係になる前の良さが~~~ってなっちゃう。

詩桜ルート

評価 : 67/100
全体の構成の被害にあってしまったなあ……と思ってしまったルート。
終盤の事故から、妃愛が主人公を喪失する恐怖を感じるという件、作品全体のどこかには入れないといけないエピソードであることは私も納得いくんですけど、妃愛ルートが別テーマで展開された結果、詩桜ルートにこのエピソードを入れるとこになったのはちょっともったいなかったかなあって思っちゃいました。
そもそも、他のヒロインが各自の職業をがっつり扱ったのに対し、詩桜ルートではそうではない、というのも不遇要素。
くじびき会長のネタバラシを含め、ハミダシクリエイティブという作品に必要なエピソードが展開される反面、詩桜先輩の掘り下げが少ない。
……というのが詩桜ルートの評価が低い原因でした。
この作品がグランドがあるような作品なら、そこに詩桜ルートのエピソードが入ったんだろうなあ……って。

あすみルート

本編 : 81/100
一番甘々で一番ストレス無く読めるお話。ラブコメ100%
共通からずっとあすみがアピールをしていて、好感度が高いのは解り切った状態でいつこの二人はくっつくんだ~~~って思いながらプレイしてました。
青髪控え目後輩って属性がめちゃ好みなのはあるんですが、最終的にはあすみってキャラの魅力は十二分に伝わって大好きです。シナリオ抜きでどのキャラが好き?と問われれば、あすみと答えます。
最終的に物語最初とは比べ物にならないぐらい自信をつけたあすみですが、それでもVという形で、あすみでありながらあすみではない雪景シキとして前に進んだこのお話は、とても綺麗でとても好きなお話でした。

妃愛ルート

本編 : 82/100
一番シリアスするお話。
主人公と妃愛が共依存になるお話。正しくは妃愛が主人公を共依存に引き込むお話。
物語最初から感じてたこの二人なんかあるな?をほぼ全部回収していった妃愛ルート。
激重感情大好きなので例にもれず妃愛は大好きです。
中盤の裏垢バレ事件から、最後の家族の件まで、他三人のヒロインと比べて比較できない程シリアスしてて、このルートだけ作品違うな?ってなる。
私は実妹ルートはシリアスであれのオタクなのでとても良かったです。
最終的に仲のいい生徒会の皆にすら隠し通す決意をしたのはすごく好きです。

総評

評価 : 85/100
この作品、一番好きな所はヒロイン達が集まってわいわい会話している所なんです。
生徒会室での談笑が一番好きです。
なので、総合評価が一番高くなっちゃいます。恋愛描写もとても良かったんですけど、ヒロインと主人公が一対一の時より皆揃ってわちゃわちゃしてる時のが大好きな作品。
つまり!箱推しです。ハミクリはいいぞ!!!

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