河合優美出演映画5選の件
河合優美を意識したのはいつからだろう。
気が付いたら観る映画観る映画に河合優美がいた。
今やすっかり人気者でCMなどテレビでも頻繁に見かける。
それでもやっぱりスクリーンに映る河合優美が好きだ。
そんな河合優美出演作品の中から、私的なベスト5を挙げたい。
1.サマーフィルムにのって(2021年)
正直、本作を観た時驚いた。「え?これ河合優美だったの?」
本当にエンドロールを見るまで気付かなかった。
なんなんだこの河合優美という化け物はと思った。
時代劇マニアな高校生が映画作りに奔走する青春映画の新たなる傑作といっても過言ではないと思う。
ちょっとした仕掛けがあり、かなり面白い展開になっている。
主演は伊藤万里華。その友人役の1人ビート板という役で出演している。
2.由宇子の天秤(2021年)
これも衝撃的だった。
謎めいた女子高生という難しい役どころを見事に演じている。
本作で後の活躍を確実に予見。これはとんでもない俳優が出て来たぞ、と。
作品の内容自体は『正しいこととは何か』を追及する社会派な題材でありながらエンタメ的な部分もあり152分間、気を緩めさせない。
主演の瀧内公美とのバチバチの演技合戦も見所だ。
3.佐々木、イン、マイマイン(2020年)
若干遡るが本作を外すわけにはいかない。個人的に大好きな作品。
どんな学校にも必ず一人はいたお調子者の『佐々木』と、何者かになろうともがき続ける若者を描いた青春譚。観終わった後に誰もが心の中の『佐々木』を思い出してしまうであろう余韻の映画。
本作でも出演時間は短いながらも強烈なインパクトを残す河合優美。
独特な存在感とアンニュイな感じに魅了されること間違いなし。
4.ルックバック(2024年)
あの名作漫画のアニメーション映画化というだけで驚きだったが、主人公・藤野を声優初挑戦の河合優美演じるという、これはどうしたって劇場鑑賞案件。
そしてその期待を裏切るどころかだいぶ上回ってしまった河合優美の凄み。
アニメーションの素晴らしさもさることながら、藤野というキャラクターに間違いなく命と魂を吹き込んだのは河合優美だ。
実際の演技だけでなく声優でもそのポテンシャルの高さを見せつけた、もはや向かうところ敵なし状態。こちらはまだ劇場公開中なので是非!
5.あんのこと(2024年)
最後は今amazon prime videoで見放題になっている本作を。
実在の人物から着想を得た、非常に辛いある女性の話だ。
河合優美がバチバチに「あん」を憑依させている。
もう「あん」でしかないその人がスクリーンで躍動する。
非常に辛くて哀しい話ではあるが、彼女がそこにいたこと、
生きていた証を克明に刻んでいる。必見の1本です。
ということで、長年推していた河合優美がクドカンのドラマという意外な形でブレイクした2024年。恐らく日本の映画賞は総なめだと思います。
彼女の魅力は映画館で最も堪能できると思うので、是非劇場へ!
From AleJJandro Hiderowsky
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