関西人の質問
前にテレビで、関西人は平気で家賃を聞くと言っていてちょっとほーっと思ったことがある。聞くやろ、普通に。
と、とかく、同じような文化を共有している(ことになっている)人たちとずっと一緒にいると見えないことが多い。
思ったことを口にするということか。年の差がありそうなカッポーに、「いくつ差なん?」というのも、特に何も考えずに聞きそう。
でもそういう、「あけすけ」な物の言い方は、地域、世代を問わずタブー視されるようになってきているのかもしれない。
子供の頃には、いわゆる「だるまさんが転んだ」という遊びを、「ぼんさんが屁をこいた」と言っていた。男の子も女の子も、大声で、
「ぼんさんがへをこいた!!」
と叫び、あろうことか続きが
「においだらくさかった」
というのである。
今で言うところの、ビーガンであるはずのぼんさんの屁はなぜくさいのか? 肉くうてるんちゃうん? 的な揶揄がこめられた秀逸な文句だと思うのですが、そんなことよりも、「屁」とか「におぐ」とか「くさい」とか言う言葉が、嫌われて、「だるまさんが転んだ」。だるまさんが転ぶことにどのようなニュース性があるのか分からん。
ちなみに、文字入力はATOKを使っている。IMEより遥かに賢いと思っているが、関西弁モードに自動変換する方法がある。ATOK使ったはる方は是非やってみてほしい。
「高いねん」と入力します。自動で関西弁モードになります。
めちゃ便利。
【今日のイラスト】
yukasakuraさんから。ありがとうございます。
単に「お坊さん」というだけです。
「におぐ」=(匂いを嗅ぐ)という意味の京都弁です。
リアルな感じで結構好きな動詞です。
【今日の一曲】
INXS original sin
小学生くらいのときの曲です。INXS、オーストラリアのバンドです。
U2とかと比較されるほどのビッグバンドでしたが、ボーカリストのマイケルハッチェンスが自殺してしまって、一気に衰退。この曲はなぜかPVが日本撮影になっています。昭和ノスタルジー。なんだ、トラック野郎って。昔あったな。
マイケルハッチェンスは当時、世界で一番セクシーな男性に選ばれていたはず。子供の僕にはなんのこっちゃわかりませんでしたが、いま見ると、たしかにこの人はセクシーなのだ。