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アーヤと魔女

私の住んでいる州では、
州内で図書館カードが使え、
離れた街からの取り寄せには3€ほど料金がかかり、
返却は最寄りの図書館で行える。
そのため、お出かけの際には図書館に寄ることが多い。

先週も遠出したついでに図書館へ寄り、
日本と検索して見つけたのがアーヤと魔女のDVD。
予備知識無しで見始めたらすごく面白かった。

アーヤのへこたれないところ、
露骨に嫌な顔をするところ、
面白がるところ、
冒険好きなところなどがとても魅力的。
風景もイギリス映画やドラマに出てくるもののようで、違和感がなかった。以前、同監督の山賊の娘ローニャを数エピソード見た時、実際にスウェーデンかフィンランドの森に滞在したのかしら、と森の描写の自然さに驚いたことがあった。

物語はあれっと言うところで終わってしまうけれど、検索してみると原作も同様だそうだ。良い作品は語りすぎないもの、と誰かの言葉を思い出して納得することにした。


物心がついてから里親との生活に馴染むのは難しいと聞く。
こんな想像をしてみた。実際は魔女や魔法は存在せず、アーヤは魔法修行に例えることで新しい家族に馴染む困難を乗り越えていた…なんてね。

ネットで低評価との噂を見かけたけれど、
見て良かったなぁと私は大満足。
過去のジブリ作品の多くに違和感を覚えるくらいなので、私の好みは少数派なのかな🙂

フィンランド語の短い映画紹介

映画予告 フィンランド語字幕
https://youtu.be/U-f82pdxUxM




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