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時が経つのは速い。4月を振り返り、5月の準備をしよう。

おはようございます。

早いもので今日から5月ですね。

昨日の朝、7時前に出勤した僕が、7時過ぎに教室に行ってみると、もう登校している男子生徒がいました。

この生徒はいつも早く登校して教室で勉強をしている生徒です。

昨日は4月30日だったので、挨拶をして、話をしていく中で、四月があっという間に終わってしまったという話をしました。

すると彼が、

「歳を取るごとに、時間の経つのが速くなって、一ヶ月や一年があっという間に感じます」

というのです。

「君の年齢で、そんなことを言っていたら、これから先、大変だぞ。歳を追うごとに、どんどん速くなるから、大人になるともっと速い」

という話をしました。

人間は、今までに生きた時間の長さを基準にして、時間の長さを知覚していると言われます。

5歳の子ともにとっては、5年=60ヶ月生きているので、一ヶ月は人生の60分の1に感じられるわけですが、15歳の生徒なら、15年=180ヶ月生きているので、一ヶ月は人生の180分の1の長さに感じられるわけです。

50歳になったら、50年=600ヶ月も生きていますから、一ヶ月というのは人生の600分の1に感じられることになります。

子どもにとって一ヶ月や一年が長いのに、大人になると短く感じるのは、こういうわけです。

こんな話をしていたら、

「5月もすぐに終わってしまいそうですね」

「共通テストもあっという間に来てしまいそう」

などという話をして笑っていました。

この彼は、ちょうど日直に当たっていました。

僕のクラスでは、毎朝日直が、今日の目標をホワイトボードに書いて発表するのですが、彼は、

「4月を振り返ろう」

という目標を書いて発表していました。

4月を振り返り、5月の準備をしようというのです。

時が経つのは速い。4月を振り返り、5月の準備をしよう。

朝の会話を踏まえて、彼がそう言ったように、僕には聞こえました。

今日から5月です。

良い一ヶ月にしたいですね。

今朝も7時には出勤します。

授業準備や学級通信、書類仕事など、色々やることが溜まっています。

準備をして、5月最初の一日を、余裕を持って過ごしたいです。

それでは行ってきます。

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