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3月9日 卒業式

おはようございます。

とうとう卒業式の日が来てしまいました。

最後の朝のHRで何を話すか。(とりあえず、呼名練習をする予定です)

入場。

呼名。

退場。最後の教室で何を話すか。

一人一人の生徒にとって思いでの1日となるよう、今日は生徒にとってのショートフィルム「3月9日」の良き演出家兼担任役の役者でいようと思います。

昨日、帰りに学年主任が式次第を印刷していました。手伝わなくてごめんなさい。

そういえば、三年間いつも担任団や生徒の動きを紙に書いて配ってくれていたマメな学年主任が、明日の式後の動きを書いた資料を用意していませんでした。

僕の確認ミスかなと思い(そう思わせるほどマメな主任様なのです)

「明日、式場から退場したあとの動き、どこかに書いてありましたっけ」

僕が聞くと

「あ、そういえば、決めてなかったですね。すみません」

「保護者が教室に来るかもしれませんね」

「生徒と最後に話す時間がほしいです」

とその場にいた女性の担任。

「流れ次第ですかね」

言ってから、ああ、野暮なことを聞いてしまったなと思いました。

三年間ずっとマメだったあのマメな主任が、式後の動きを、決め忘れるはずはないのです。

そこからは担任の裁量に任せるよ、という、これは最後の暗号というかメッセージなのだと思いました。

野暮でした。

卒業式の開始まであと5時間半、早めに学校にいって、式場を確認したり、教室を整えたりして、生徒の最後の登校を待ちたいと思います。

流れる季節の真ん中で、がんばります。

それでは、いってきます。




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