見出し画像

6月4日(火)高校教員の1日

おはようございます。

高等学校で歴史総合と世界史探究を教えているAKSです。

昨日、6月4日(火)の高校教員としての1日を紹介します。

6時45分出勤。

教材作り。

7時半、ホームルーム教室。
数名の生徒がすでに登校していました。

8時5分。打ち合わせ。

先週から教育実習生が来ているので、各クラスの実習生も交えて打ち合わせを行います。

生徒指導に関する情報交換があり、こちらは教員のみで行いました。

8時15分。朝学。今日は英語。

8時25分。朝のホームルーム。生徒と教育実習生が前に立って進めます。教育実習期間は、僕は後ろで見ている役割です。

8時40分。1時間目。1年生歴史総合。生徒の発表15分、実習生の授業20分、僕のまとめ15分という流れで進めました。

この日は冷戦構造の変化がテーマ。

ベトナム反戦運動やプラハの春、文化大革命により、米ソ中が動揺し、冷戦構造に変化が生じる話です。

生徒は、最初の発表で、ニクソン、ブラント、田中角栄の外交政策の共通点を考えました。

生徒の答えは、「仲の悪い相手とも対話する」

正解ですが、高校1年生らしい答えですね。

ニクソン訪中、ブラントの東方外交、日中共同声明など、ニクソン、ブラント、田中角栄は、冷戦構造にとらわれず、東側陣営と積極的に対話した政治家です。

他に、僕が補足した共通点として、スキャンダルで失脚していること。

ニクソンはウォーターゲート事件で辞任、田中角栄は首相退任後にロッキード事件により失脚しています。この2つは受験にも出題されますね。こちらは受験には出ませんが、ブラントは、ギョーム事件というスパイ事件で失脚しています。

それから、三人とも1974年に大統領、首相を辞めています。これは1973年の石油危機に伴うインフレと経済状況の悪化が一因です。さらに英仏も含めて1974年に新顔の首脳が出そろったことは、翌年75年の先進国首脳会議開催のきっかけとなりました。

最後に、資料学習です。

国際連合が台湾を追放したアルバニア決議原文を取り上げ、資料を読み解いて、何が起こったのか、どのような背景から起こったのか、どのような影響があったのか、考えました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%8B%E3%82%A2%E6%B1%BA%E8%AD%B0

9時40分。2時間目。
10時40分。3時間目。

空き時間でしたが、この日は午後から実習生の研究授業があるため、その準備を行いました。

3時間目に、昼食を食べました。理由は、昼休みにグラウンドで体育祭練習があるためです。

11時40分。4時間目。高校1年生歴史総合。アジアの開発独裁について、生徒の発表と実習生の授業を行いました。

昼休み。グラウンドで体育祭練習を行いました。

体育祭が三日後に迫っているため、多くの生徒が種目練習に励んでいました。

13時20分。5時間目。空き時間ですが、6時間目に実習生の研究授業があるため、その準備です。

大学の先生が参観に来るため、控室として使用する部屋の用意。配布用の指導案の準備。撮影用のビデオカメラの準備、教室の整備などです。

13時55分。実習生の大学の先生が来校し、控室にご案内しました。イスラーム史の先生ということで、いろいろお話を伺いました。

14時20分。実習生の公開授業。内容はイスラーム文化です。

最初スライドが映らないなどのトラブルもありましたが、概ね順調に進みました。他の実習生や先生方など数名の参観者がいました。

15時10分。帰りのホームルーム。先週から実習生に任せていましたが、この日は実習生は大学の先生と控室に戻ってもらい、僕がホームルームと清掃を担当しました。

15時25分。清掃。席替えをしたので、新しい班で清掃をしました。

15時50分。公開授業の研究協議会。実習生の授業について、大学の先生や管理職の先生を交えて意見交換をしました。有意義な会になりました。

16時30分。面接指導。海外派遣に応募しているクラスの生徒の面接が明日あるので、昨日に続いて面接練習を行いました。

17時30分。カウンセラーの先生と情報交換。

17時45分。「総合的な探究の時間」で予定しているフィールドワークの打ち合わせ。

18時10分退勤。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?