始業式、入学式を来週に控え、今日は準備に追われました。
メールの確認、授業準備、教室整備、ロッカーと下駄箱の確認、会議2本2時間半ほど、校外学習準備など、もろもろの書類作成、来客対応、卒業生保護者連絡2件、芸術鑑賞教室関係の来客対応、ベネッセのスタディサポートという教材のオンライン受験に向けた説明会のオンライン視聴、出席簿準備、健康観察カード準備、ゴム印整理、他色々。
やることが多いです。一日あっという間でした。
まだ授業準備など残っているので明日も休日出勤します。
四月のこの時期はやることが多いです。何度もやってわかっているつもりでこの忙しさなので、新採用教員や若手の教員は大変だろうな思います。自分も若い頃は何もわからず大変でした。
でも、四月の準備って、意外と楽しいんですよね。新しい始まりですし、そういう季節だからなのか、楽しんで仕事をしている感覚です。
一日お疲れさまでした。
余談。
今日一番たのしかったのが、出席簿のゴム印押しです。
出席簿って、今時は昔と違って、名簿をパソコンからプリンター印刷してペタっと張るのが主流です。
でも僕は古風なゴム印押しです。
初任のとき、最初にやった作業が出席簿のゴム印押しでした。最初にやった、というより、正確には最初にやった作業のうちでもっとも記憶に残っている、ということでしょうか。
以来、この作業が、新学期を始める儀式のようになっています。
印刷してペタっと貼った出席簿より、なんとなくひとてまかけたことで、愛着がわくというか、味が出るというか、あくまで心理的な効果ですけど、それが大切な狙いです。
教員が一学期、一年間完走するには、十分な食事と睡眠といった体調管理のほかに、心理的なコンディション管理がとても大切なんです。
こういうひとてまをかけることで、出席簿が特別なものになり、日々の作業がちょっとだけ楽しくなります。
働き方改革に逆行している言われそうですが、手を抜くところは、もろもろの調査だったり、色々あります。いらないもの、無駄なものは手を抜いていいんです。無駄な調査や不要な仕事はいっぱいあります。教員ひとりあたりの膨大な業務を、全部、全身全霊でやっていたら、身が持ちません、
でも、生徒が毎日関わる出席簿は手を抜きたくないなあと、個人的には思っています。
新学期、楽しみです。
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